ちょっと前の話です。
失敗ではないですが、ヒヤヒヤした話です。
或る発展公園に行った時の話です。
その発展公園はちょくちょく職質があります。
大体巡回に来る時間は決まっていますし車内にいなければ大丈夫なので、小心者の私は到着すると、直ぐに車外へ出て公園内のベンチとかに居るようにしています。
この日は凄く寒く、純男さんの反応も今一。
暇で暇で、もう帰ろうかなと思ってた時、お一人から連絡が来ました。Aさんです。
Aさんは、約1時間位掛かるとのこと。
巡回の時間までは大体2時間位。
時間的には大丈夫と思い、約束しました。
巡回時間まではまだ時間があるので、車で待機してます。
約1時間位経ったころでしょうか。Aさんから少し遅れるとの連絡がありました。
巡回時間にはまだ余裕が有るので、待機してます。
それから20分位したころ、1台の車が駐車場に入って来てきます。
少し細長い駐車場ですが、私の並びに車が止まります。
そして、窓ガラス越しに携帯を手に取る様子が見えました。
何かを打っている様子。
Aさんかな?と様子を見ていると、もう1台駐車場の入り口に車が入って来るのが見えました。
普通ならそのまま場内に入りますが、この車、導入路で止まります。そして、パトライトが回りました。
うそー、普段より早い!
生憎、私の車が出入り口に一番近くに停めてありました。
ゆっくり近づいて来るパンダさん。私の出入りを塞ぐように一旦止まります。
ほぼ同じタイミングで、Aさんから着いたよとメールが来ました。
あちゃー。また純男さんの前で職質か。
今までの経験だと、大体パンダさん達は、聞こえるように本名口に出したりするですよね。
で、純男さんもなんか白けて帰ってしまうですよね。
あ~あ、面倒出し何も無しか。
そう思っていたら、パンダさんの車が動き出し、私の斜向かいに移動し駐車しました。
助手席からパンダ1号が降りてきて、ライトを手に取り歩き出します。
そして………
Aさんの車に向かって行きました!
先ずはセーフ!
ですが、次に来るのは私かも?
そう思いながら様子を窺うと、運転席のパンダ2号も降りてきて、Aさんへ向かいました。
これは、脱出チャンス!
急いで出ると追い掛けられるかも。
そうなったら更に面倒になるし。
だから、いかにも自然な感じで発進します。
幸い後ろから急いで追い掛けてくる様子は有りませんでしたが、出て直ぐの信号待ちの間は、ドキドキしていました。
ちょっと離れた所でAさんにメール。
逃げ出した事を謝りました。
結局パンダさんが駐車場から出ていってから再度メールを頂き公園に戻りましたが、かなりヒヤヒヤドキドキした体験でした。