休日には完全女装をしていましたが、普段はカフェバーのホールスタッフとして働いていました。
たまに気が向けば股関をタックしてパンティを穿いたりしていました。
お酒を出すお店なので、基本的にお客さんは酔っぱらい(笑)なのですが、時折酔った女性に迫られたりします。
ホストじゃないので、お持ち帰りなんかはしないんですが、隣に座ってお話するぐらいの事は店がOKしてくれていました。
そんな感じなので、時々キスされる事もありました。
ある日もそんな感じで顔馴染みの女性とお話していたのですが、彼女がベタベタ触ってくるタイプの人でした。
で、実はその日はタックしてパンティを穿いていたのですが、慣れとは怖いもので、そうしているという自覚がありませんでした。
だから彼女がベタベタ触ってきても放置していたのですが、彼女の手がいきなり股関に伸びました。
彼女の手はペニスを探しますが完全にタックしているので、当然見当たりません。
その瞬間私はタックしていた事を思い出しました。
彼女は無言で私を見つめています。私は冷や汗を出しながら目を踊らせてしまいました。
そうしている時間は実際には数秒だったんでしょうが、私には数分にも感じられました。
彼女は手を引っ込めると、無言で立ち上がりこちらも見ずに席を離れました。
私も何と言っていいのか分からず、無言で彼女の背中を見るしかありませんでした。
かなり気まずい空気の中、私は再びホールスタッフの仕事に戻りましたが、彼女は支払いを済ませ帰っていきました。
その後、彼女が店長に何か言ったんじゃないか?他のスタッフにチクったんじゃないか?と、気が気ではありません。
閉店時間になり、店長に呼び出され、事務所で「そんな趣味を持ってたんだw」と、エッチな事をされて…みたいな妄想もしてしまいましたが、拍子抜けするぐらい何も起こりませんでした。(笑)
ま、彼女が何も言わなかったんでしょうが、それっきり彼女を見る事はありませんでしたので、私の性癖でお客さんを一人逃がしたと思うと罪悪感も感じてしまいました。(泣)
おそらく彼女は、どこかの店で「〇〇(当店)のスタッフにこんな変態がいるのよ~w」なんて話しているんだと思います。
そんな話を聞きつけたタチの人が私を訪ねて来ないかな~、なんて妄想していましたが、結局そこを辞めるまで誰も来ませんでした。(爆)