女装を始めた頃は、ずっと夜の散歩どころか、映画館に入り女子トイレでお着替えし、暗い館内の後ろにしか立つことができなかったのに…五十路すぎ辺りから、昼間の明るい中を平気で歩けるようになっていました
といっても、駐車場から映画館までといった割と短いきょりですが…
この夏の旅行で松山市にあるP映画館をナビで調べながら車を進め、「目的地近くです?」というナビゲーションの女の人の声に急いでコインパークに車を駐車して、いざ映画館へ歩道にでたは、右に行ったらいいのか左なのか?そうです、そこは目的地ではなく、目的地近くだったんです。しかたがなく携帯ナビで検索したら、目的地は近そうなのですが…下見を怠ったことに舌打ちしながらも、自分はこの街に住んでいる女よりといった感じでとりあえず歩き出したのが大失敗でした ご存知の方はおわかりだと思うのですが、松山市のP映画館はア-ケドのある商店街のはずれにあるんです。
その商店街を、黒いブラジャ-を透けさせながら、ノ-パンにしか見えないTバックパンティ-を履いた夜のお勤めにいくマダム風なスカートを履いて大勢の買い物客の中を歩くのは、勇気がいりましたわ
知らない所では変身前によく調べてから…と、思うこんな失敗も、これで二回目なんです