その日、夜中に目が覚めると隣の部屋で母が泣いているような声がした。
でも・・その声は泣いている声じゃなかったのです。
もしかして・・お母さん。オナニー・・・?
見たい・・見たい・・お母さんのしているところ・・もう我慢ができません
でした。そっと戸を開けて母の部屋の前に立ちました。母の部屋からはドア
の隙間から明かりが漏れています。わたしの手はしっかりとドアのノブを握
りしめています。ゆっくゆっくりノブを回します。カチッ小さな音にひやっ
としました。そのままそっと聞き耳を立てながらノブを握りしめていまし
た。母の声が止まったような気がしたとき、どんな言い訳をしようか瞬間頭
の中で考えてしまいました。・・・・でもまたすぐ母のあえぐ声が聞こえて
きました。
もうどうなってもいい。わたしはいけないことだとは思いましたがドアをほ
んの少し開けました。