三人は今まではただの友達だった。が、ある日から二等辺三角形の様な複雑な三角関係へと
なってしまう…。
ここはとある女子校だ。幼、小、中、高と揃うマンモス校である。三人は普通の中学1年生
。いつもは七人くらいのグループで楽しく過ごしてた。今日はたまたま二人で放課後に残る
事になった。
「坂下さん、じゃあ私そろそろ帰るわ」
坂下「えっ!ゆっきーもう帰るん?」
雪美「うん…なんで?」
坂下「…あ、いいよ帰って」
雪美「?じゃあ帰るわ」
雪美が戸を開けようとした。
坂下「やっぱ、待って!」
雪美「どうしたん?なんか変…」
坂下「え・あ・あのさぁ…」
雪美「はっきり言ってよ!」
坂下「好き…ゆっきーの事好きだ、あっ、でも振るなら今日の事忘れて…な」
雪美はびっくりした。しばらくは言葉がでなかった。そして雪美は
雪美「じゃあさ、…付き合ってみる?」
坂下「え…?」
二人の声は誰もいない教室の中で反響した。
坂下はびっくりして声が出なかった。
坂下「ゆっきー…それ本当?」
坂下は不安気に聞いた。
雪美「うん!いいよ~、なんか楽しそう♪試しに明日遊園地でも行く?」
雪美は付き合うという事がよくわかっていなかった。けど、坂下にとってはそれでも
うれしかったので
坂下「うん!じゃあ明日電話するね」
雪美「オッケー!じゃねぇ」
雪美はにっこり笑った。
坂下「うん、バイバイ…」
雪美は教室を出た。その後ろで一人の女があやしい目で見つめる。
続く
今回はこのへんで
感想待ってます。