6年も前のことです。映画の招待券があるからつき合ってといわれて、夕方
の上演に合わせて入ると人の少ない前の方の座席に座り膝の上にはショール
を掛け、肩と肩をつき合わせて見ていました。ショールの中で手を握られま
した。それまではお姉さんのように甘えるようにして映画を見ていたのです
がその手が私の腿をそっとなでてきたのです。ハッとして腿をしめたので
す。なぜか私は拒むことができなくてそのまま黙っていました。
指先で私のスカートをめくりはじめました。私は体を固くしたまま黙ってう
つむいたままでした。その人は、34歳で職場の上司で独身のきれいな女性で
した。手のひらが腿の内側を触られているとき、もう私はドキドキしながら
も自然に脚が開いてしまうのでした。30歳になった私はいつもその時のこ
とが頭の中から離れません。元々私は同性が好きだったのかもしれません。
開かれた脚の奥まで指が来たとき私はもうショーツが濡れていたと思いま
す。
今も思い出して・・・います。