大学生の頃の話です。私は彼も居ましたが、レディコミで読んだレズSMの
シーンにショックを受け、
それ以来彼とのセックスよりそれを妄想して一人でする方がずっと良くなっ
てしまいました。
そこまでなら良かったのですが、きっと同じ気持ちの他の女性も居るに違い
ないと思い始め、
大学の図書館のトイレにインターネットで落としたレズものの小説や、レ
ディコミを置いて
トイレの入り口が見える机で勉強しているフリをして待つようになりまし
た。
そして、何人かトイレできっとオナニーをしてくれたと思うような人も居ま
した。
(入って何分も出てこないときがあるんです。)
でも、様子をうかがいに隣の個室に入って用を足した後、ずっと耳を澄まし
ていたいと思っても出来ず、
鏡の前で化粧を直しているフリをしてもずっと居るわけにはいかず・・。
だから最初は、その人が出た後(プリントアウトした小説は無くなっていま
した)、
その人の匂いを嗅ぎながら何度も果てたりするのが私に出来る唯一のことで
した。
でもそのうち、私は小さなテープレコーダーを買って隣の個室のボックスに
分からないように
潜ませることを始めました。
決していい音ではありませんが、一度だけ達する瞬間の甘い吐息を録音でき
ました。
家で、ウォークマンで何度も大きなボリュームにして聞きながらオナニーし
ました。
でも、結局私はトイレから出てきた女性に声を掛けることなど出来ませんで
した。
その後、テープレコーダーが見つかり、変質者(男性だと誰もが思っていま
した)が
居るからトイレで不審なモノを見かけたら連絡するようにと校内に注意がさ
れたので、
それっきり怖くなってやめにしました。
今でも、あの声を録音させてくれた、全然エッチじゃ無くて真面目そうな、
名前も知らない下級生に声を掛けて、「本当はもっと見たいんでしょ!
白状しなさい!」とか言いながら、いろんなエッチなことをしていたら・・
と思い出します。
でも、やっぱり、私がしていたことがばれたり、人に言いふらされたりした
ら・・
そう思うと何も出来ないだろうな・・と思ってしまいます。
結局、その後、インターネットでレズの写真を見たり、そう言う小説を見つ
けては
一人でする事の繰り返し・・。
そして、結局彼と結婚して一見なんの問題もない普通の女性になりきってい
ます。
それで良かったと思う反面、生理前なのにセックスせずに家にいるときな
ど、
あの当時のドキドキを思い出してしまいます・・。