レズビアン体験告白

　はじめまして。
　千里、といいます。
　一週間ほど前、女性と関係を持ってしまいました。
　早くに主人を亡くして寂しかったからかも知れませんが、彼女とそうなるとは思
っていませんでした。
　あの日、近くの店にピザを注文しました。
　そのピザを配達してきてくれたの彼女でした。
　普通なら受け取ってそれまででしたが、他愛のないことからしばらく玄関で話し
込んでしまいました。
　その日の夜に訪ねてきた彼女にびっくりしました。話していて気が合ったのは確
かでしたが、また会えるとは思っていませんでした。
　お酒も飲んでしまい、自然話がＨな話になりました。私はそこでつい、主人と出
会う前のことも話してしまいました。
　それまでは女性が好きで、付き合っていた人もいました。
　彼女は興味深く話を聞いていてくれました。
　とてもいい子です。女性が好きだったことを言ってもはじめは驚いていました
が、不安がったりしないで、同じ立場で自分のことも話してくれました。
　我慢できなかったのは私の方でした。可愛い横顔につられてキスしてしまいまし
た。
　お酒が入っていたから、ふざけっこだと思っていたようですが、寄りかかるよう
にしてまたキスすると本当に驚いていました。
　ごめんなさいと謝りながら、でも私は止められませんでした。彼女は震えながら
も任せてくれました。
　次の日、彼女を横に私は後悔していました。寂しかったからじゃ言い訳になりま
せん。
彼女の気持ちを考えていませんでした。
　ですが、起きた彼女の笑顔に、私は救われました。でも後悔もまだ消えてませ
ん。
　襲ってしまったことは確かなのですから。
　彼女はとてもいい子です。でも私の寂しさに巻き込みたくありません。
　また遊びに来ると言ってくれました。
　でもその時どうしたらいいかまだ迷っています。