レズビアン体験告白

彼女とは高校時代、２年で同じクラスになりました。私の学校は、２年次に
理系or文系を選択するような形で、２年３年はクラス替えをしないようにな
っていましたから、彼女とは２年間、同じクラスだった。ということになり
ます。
最初は全然話などせず、彼女のことも気にも止めずに仲の良かった友人達と
一緒に居る時間が多くありました。今、思い出しても、彼女と話すきっかけ
がなんであったか。分かりません。ただ、同じクラスで、話始めました。話
してみると、彼女と私は、似通った趣味があり、とても知り合ったばかり、
とは思えない程、急激に意気投合したのです。
それから学校以外でも会うようになりました。
親友のようでした。彼女は、他の女子高生とはまったく違った雰囲気がし
て、今思うと私には「憧れの存在」だったかのように思います。
キスしたのは、唐突。食べきれないといった彼女が舐めていた飴を、口移し
で貰った時。学校の玄関で・・・。２年の秋頃でした。
「口移しでいい」と言ったのは私なのに、教室から玄関まで、引きずってし
まいました。玄関まで着て、彼女は少し待ちきれなかったのか、強く唇を押
し当ててきました。物心ついてキスしたのは…もしかしたらこれが初めてだ
ったのかも…。
それから、私は彼女に恋をしました。彼女も、私のことを意識している。と
言ってくれました。それからはもう、どちらからともなく唇を求めていまし
た。彼女の家に泊まりにいったり…私の家に泊まりにきたり。
この頃の私は、今本当に可愛かったなって感じます。ドキドキが赤面へと変
わって、手紙の交換を読み返すと、とても初々しいのが伝わってきました。
彼女とは、秋から３年の春にかけて。夏休みを過ぎると、私はもう毎日泣い
て過ごす日々が続きました。彼女は、私の相手をしなくなりました。でも、
彼女は「嫌われてるから」と、クラスの友人に話してました。嫌われてるの
は寧ろ私の方じゃないか。と私は思っていましたけれど。
心の通じ合いが、ズレていって。私は、学校に通っている間は会えるから。
会っている中で、気持ちを整理しました。
きっと、急に会えなくなったら、自分が精神的に駄目になっていたように思
います。
キスも、会話も無くなったころ…。いや、私が好きで好きでどうしたらいい
のか分からなくなって、毎日毎日他愛の無いメールを送り続けていたころ。
そのころから、私を好きだった。といってくれた子が居ました。
もちろん女の子で…。バイだ、って言ってたからいろいろ相談とかしてた子
でした。応援や、励ましをくれた私の大事な親友。
でも今はその子が私の恋人となっています。だから、前と同じように失って
しまうのが怖い。という思いが強いです。でも、そんな私に、彼女は、不安
が強くなるほど、相手を考える、お互い”好き”の思いが強くなる、と言っ
てくれました。
だから、私は、彼女を大切にしたいと思います。
高校時代の半年間の親友へ。
もしこれを読んでいたら、私の今の恋人が誰か、分かっているかと思いま
す。
今、私はあなたに連絡を取ることが出来ません。けれど、どこかでもしあっ
たら、そのときは、お互いのＣ.Ｎで、初めて会う知り合いとして、また話せ
たらいいな、と思います。