赤コーナー・準子 27歳 身長164cm、細い。ストレートヘアをポニーテールにしてる、茶髪。クール系で男子に気に入られやすい。
青コーナー・浩代 41歳 身長162cm、ぽっちゃり。ロングボブを後ろで縛ってる、白髪交じり。姉御肌で後輩に慕われるキャラ。
この2人は女刑事である。要するに強い。そんでもって顔面偏差値もまあまあ高い。夜、誰もいない武道場でボクシングの試合をしている。
今日の試合は、準子の方が浩代を押していた。第四ラウンド、そのことに焦りを感じてしまった浩代は、大振りのストレートを放った。だが準子は、パーリングでこれを弾き飛ばすと、相手の懐へ素早く飛び込み、カウンターの鋭いアッパーカットを、浩代の顎へ力一杯打ち込んだ。すると浩代は、そのまま大の字になってダウンしたまま立ち上がれず、今日の試合は、準子のKO勝ちとなったのだった。
試合が終わり、2人は雑談をしていた。
「ねぇ、浩代さんってさ、休日どんなことしてるの?」
「私?エクササイズしてる。私結構体硬いけどね〜(笑) そういう準子ちゃんは?」
「あたし?彼氏作る為必死よw浩代さん彼氏いるんですか?」
「ギクッ…でも私、男子高校生に好かれてるのよ〜?」
「え〜ホントですか?にわかには信じられない・・・」
「本当よ。近所に住んでる子でね、お父さんもお母さんも仕事しててさ、時々私の家来るよ。
その子運動苦手でさ〜、握力私より低いよ(笑)でも好きな子がいるみたいでさ、恋の相談に乗ってあげたこともあるんだ」
「で、なんて回答したんですか?」
「男なら告白しろ!って言ってやったの、そしたら『振られましたよ』だってw」
「そりゃケアしてあげないとねw」
このシーン、男子が見たら鼻血を出して百合妄想をしてしまうこと間違い無し。