私が通ってた女子校は、元々箱入り育ちの子が多かったからなのか、かなり厳格でした。
今だったら問題になりそうなくらい、学校内から徹底的に男性の気配を消してました。
単に教師が女性ばかりってだけじゃなくて、出入りの業者さんも、男性は絶対に学生と接触しないように徹底されてました。
通学組はまだマシなのだけど、悲惨なのは私たち寮生でした。
学校だけでなく、寮の中でもテレビ、雑誌、漫画すら禁止で、大袈裟ではなくて、本当に男の人が幻の存在であるかのように錯覚してしまうくらいに、生活に男性の存在がありませんでした。
そこまで異性の存在や性的なものが抑圧されると、変になる子もいて、私の友人は、美人なのだけど、英語の教科書の挿絵の男の子に恋してしまって、トイレに教科書を持ち込んで一人でしていました…。
入学前に半端に男性を知ってしまった子ほど、かなり苦しんでました。
そんな抑圧された環境だからこそ、抑圧された欲望を寮の同室の同性同士で満たす子もいて、箱入り娘の処女を同性の手で失わせるわけにもいかないので、やむなく3人1組で同室に住むルールになりました。
しかし、3人になったところで若い女の欲求が消えるはずもなく…
ある晩、私は同室の先輩同士の喘ぐ声で目が覚めました。
元々女に興味があったせいもあって、我慢できずに声を聞かながら、つい自分の性器を触るようになりました。
案の定、先輩2人にはバレバレで、すぐに誘われるように…。
2人とも相思相愛というよりは、仕方なく欲求を満たすうちに同性の身体にハマっていったようでした。
私は元々女の子好きだったから不思議ではないのだけど、特に女が好きだったりバイではなくても、徐々にハマっていく子も多かったみたいです。
本当にそれぐらい欲望が抑圧されてたから…。
最初はぎこちない3人だったけど、すぐに慣れて、どこを触ったり舐めたら気持ちいいのかがだいたいわかってきました。
今までの人生で数人の女性とエッチしたけど、1番エッチが楽しかったのは、あの3人での日々だったと思います。
ある時、夏休みで先輩2人が帰っていた時、同じく寮に残ってた別の先輩に誘われてエッチしたことがバレて、一時期ぎこちなくなったりもしたけど、仲直りしてからのエッチは特に充実してました。
道具とかつかえないから、お互いの指先や舌だけを頼りにエッチをして、3人の体が常に繋がっているような、不思議な感覚が好きでした。
三角形みたいになって、3人がそれぞれに性器を舐め合っているのが一番落ち着く時間でした。