私が大学に入ったのは、叔母の影響もあり、共学から女子大に進路変更しました。
女子高だったので、共学に憧れもあったけど、叔母の家からも近く、学生寮と風紀が穏やかなこと、教育学部がそこにもあったので、叔母の勧めに応じた感じでした。
学生寮は、ほぼ満室状態だったので、叔母の家から通うことにしました。
両親も叔母、弥生さんの家から通うのに大賛成でした。
弥生さんは、結婚せず仕事に生きるキャリアウーマンで、カッコ良く見えていました。
そんな憧れもあり、弥生さんと一緒に暮らすことに抵抗はありませんでした。
お母さんの妹ですが、9歳離れているので、その分、話も合うところも好きでした。
始業式が終わると、クラブ勧誘や新しい教科への取り組みなどで、あっという間にゴールデンウィーク間近な頃
噂話が、まことしやかに流れてきました。
それは、うちのクラスのあの子が、遅い時間に先輩とキスをしていたと言うことでした。
私は、女子高も女子大も変わらず、他人の噂が好きと言うことは女性ならば仕方のないことかと思っていました。
弥生さんは、この女子大のOGで、学生寮にも入っていたことがあるらしく、時々、大学や寮に遊びに行っているそうです。
それで、ゴールデンウィークに入ったら、人が少ないので、学生寮を見学しないかと聞かれました。
私は、空きがあったら寮に入ることも考えていたので、特に用事もなかったので、寮の見学に行くことにしました。
見学日はゴールデンウィークに入って2日目のお昼を食べてから行くことにでしました。
弥生さんは、寮母さんに話をして、私を寮に上げてくれました。
一人部屋は大体、4年の人がしめていて、大学院進学や就職活動の拠点にしているようです。
それ以外の部屋は全て二人部屋でした。
最近は、新入生でも一人部屋の要求が多いので、生徒が減少した年に増やしているそうです。
トイレは、住人が女性のため、女子トイレが大多数でした。
お風呂は、大浴場が一つあり、個室の浴室はなく、後はシャワールームを使ってもらうようになりますと、寮母さんの説明を弥生さんと聞いていました。
浴室の前に来ると、どんなお風呂か覗いてみたくなったので、見てきて良いですかと断りを入れてから、中に入りました。
シャワールームは、カーテンで仕切るタイプになっていて、タイルは清潔感のある彩りが可愛い浴室でした。
続いて大浴場はと、期待して中をみてみると、滑らかに開いた引き戸の向こうは湯気でもうもうとしていました。
お湯は掛け流しなのかなと思いつつ、目を凝らして見ると、うっすら人影のようなものが見えたかと思ったら「ちゅっ」と言うような音や、ピチャピチャと何かを舐めるような音が聞こえてきました。
うっすらと見える人影のようなものは、ゆっくりと蠢いていて、ゆっくり2つに分かれたかと思ったら、ザザ~とお湯が溢れる音と「結花、愛しているよ」と言う女性の囁きが聞こえると
ほぼ同時に、くぐもりながらもそれははっきりとした女性の喘ぎ声が聞こえ、囁くような声で「絵里先輩だけのものにして欲しい」と
先ほどの愛しているに答えた形になっていました。
先輩だけのものになりたい子は、うちのクラスのあの子ではなかったものの、女性同士で愛し合っている現場に出会してしまいました。
声が漏れないように自分の口を押さえて、そっと大浴場から退室しました。
浴室の外には、弥生さんも寮母さんもいなかったので、寮母さんの部屋に急いで戻ると
お茶を飲みながら、談笑していました。
慌てて、やってきた私を見て、弥生さんは「ほっぺが真っ赤だけどなにかあったの?」と聞いてきましたが
レズの現場を見たなんて言えないので、走って来たからかな?と誤魔化しました。
弥生さんの家に帰っても、あの気持ちの良さそうな声が耳から離れないので、濡れて来ているのが分かったので、私の部屋に逃げ込むことにしました。
一人で部屋にいると、逆効果で、あの喘ぎ声が私に迫ってきました。
お風呂の溢れる音、気持ち良い甘い声、結花さんは、絵里先輩にキスされて、身体中を口と舌で愛撫され、先輩は湯船に入ってから、結花さんの女性器に口を着けて舐めたに違いない。
それから二人は、お互いの性器を舐め合い延々と同性愛の営みを楽しんで……
いつの間にか、私の手はスカートの中のショーツに割り込み、濡れた性器を楽しむように蠢かしていました。
コンコン!
ドアをノックする音に、焦って声が漏れてたかも知れないので、口を押さえてから、一呼吸おき、どうぞと返事がやっとすることが出来たら
弥生さんが入って来ました。
弥生さんは、コーヒー2杯とクッキーを持って来てくれました。
開口一番に「光香ちゃんは悪い子だったのかなあ?」といつもとは違う甘い声で聞いて来ました。
「そんな……」と口籠っていると「寮であったこと話して欲しいの。何か見たの?」
「えっ?」そんなこと言えないと答えずにいると「早苗(寮母)からさっき電話があったのよ」
まさか?寮母さんにレズっているところ見つかってしまったのと思うも「さあ」としらを切っていると
「さっき寮でねえ。レズビアンが2人見つかってね。大浴場で、新入に覆い被さって性器を舐めながら
自分の性器も新入生に舐めさせていたらしいわよ。個室の浴室が無いのはレズ対策で無くしたのにね。あの寮はレズが分かったら退室しなきゃならないのにまたなの?良い子達なのに残念ねえ」
私が答えられないでいると「見たんでしょ?聞いたんでしょ。甘い声を」
私は観念して、うなずきました。
「良い子ねえ。本当のことを教えてくれて、耳から離れなかったでしょ?女同士のキスは甘い香りがするのよ」
「耳から離れなかったです……」私は素直に見たことを話すことにしました。
「あそこが熱く濡れて来たんでしょ?触っていたんでしょう?嫌らしいわねえ。でも、女性が味わう女性器って蕩ける程の口溶けらしいから、やめられないのよねえ」
「濡れて、思い出すと気が付いたら触っていました」もう弥生さんの言うまま答えていました。
「良い子よ。胸も触ったかしら?女性が触れる女性の胸って、同じ女なのに信じら無いくらい柔らかく感じるのよ。だから、やめたく無いの……」
「えっ?」
いつの間にか弥生さんは、私との間を縮めて、弥生さんの口で私の口は塞がれていました。
口を離したら「ベッドに腰掛けて」と誘われるまま腰かけると弥生さんも隣に密着されて弥生さんの口がまた私に…
今度は長いキスでした、弥生さんの舌が入って来て、キスされながら、胸も触られ、でも、でも、拒め無いまま
裸にされて、クリトリスをねっとり舐め回されていました。
弥生さんもいつの間にか一糸纏わない姿で、言われるままに弥生さんの性器を舐めていました。
その日から、私は弥生さんの恋人になり、この関係はやめたく無い気持ちです。
お母さん、ゴメンなさい。
私、男の人とは結婚出来そうもありません。
弥生さんが、あまりにも良いから、忘れられません。