「感じているの、こんなに縛られて感じるなんて、
変態ね・・・。ここも濡れてきているんじゃないの」
彼女の息が耳を刺激し、私の性感はいやおうなしに
高まっていきます。
それに、言葉で責められる快感も、私を一層高ぶらせ
ました。
彼女は、服の上から股間をまさぐり、的確にクリトリスを
刺激してきました。
「あら?コリコリしたこれは何なの?奥の方は濡れて
いるんじゃないの」
クリトリスをグリグリと刺激されると、私は下半身から
力が抜けていき、膝がガクガクしてきて、立っている
のがやっとといった状態でした。
縛られるだけで、ここまで感じ方が変わるなんて、
自分でもビックリしてしまいました。
そして、言葉での刺激も絶妙で、頭の中がジンジンと
痺れてくるような快感に包まれて私は、遂に立って
いられなくなってしまったのです。
崩れ落ちるように床にへたり込みそうになった私を、
彼女は何とか支えると、クリトリスを集中的に刺激
してきました。
私は快感に蛇のように身体をくねらせて悶えていました
直に触れられるのならともかく、服を着たままで、
こんなに感じてしまうなんて、思いも寄りませんでした
次の瞬間、私の身体は雷に打たれたように全身を痙攣
させてアクメに達してしまったのです。
魂が抜けたように脱力している私を、彼女は優しく
抱き締めてくれました。
脳味噌がとろけるような快感は、これまでに体験
したことのないものでした。
更に、全身がジワ~ンと温かくなるような、頭の芯が
痺れるような快感を味わったのです。
「如何でした?気持ち良かった?」
ふと見ると、彼女は着衣一つ乱すことなく満足げに
微笑んでいました。
私も服を乱すことなく、こんなに深い快感を味わえた
ことに満足していました。
「じゃあ、ここから本格的な調教に入りますね」
「あ、そのままでいいわ、縛ったままでも貴女が、
身に着けている物は、全て取り除けるから」
え~一対どう言うこと。
驚きのあまり言葉に詰まり、沈黙するしてしまったの
です。
すると彼女は、微笑みながら。「この階にはまだ何処の
会社も入居していないからどんなに大声を出しても
大丈夫よ」
さっきまでの淑女的な態度とは打って変わり、不気味に
笑う彼女に私は背筋が寒くなりました。
甘すぎたのです。安易にSMやレズを体験したいなんて
思った私が、バカだったのです。
淑女などいっても、中身は好き物の変態女なのだ。
でも、もう手遅れこの女の餌食になるしかないのです。