はじめまして。
タイトルの通り、私の恋人は、私のかつての同級生の娘です。
30年以上前、私は地元の商業高校を卒業しました。
その学校で親しくなったのが、同級生のBでした。
大人しく無口な私と違い、Bはいつもクラスメイト達の中心にいるような、賑やかな性格でした。
正反対の性格の私たちでしたが、卒業後もよく連絡を取り合っていました。
商業高校だったため、ほとんどの同級生は県外の都市部や地元で就職したのですが、私はそのまま東京の女子大に進学しました。
一方、Bはと言うと、地元の旅館に就職し、そこで知り合った同僚の男性と、20歳で結婚・出産をしました。早いように思われるかもしれませんが、田舎ではよくあることでした。
そして、その時に生まれたBの長女が、今の私の恋人であるユカです。
私が大学を出て働き始めて4年ほど経ってから、夫の転職に伴い、B一家が東京に引っ越してきました。
すでに3人目を出産したばかりのBに頼まれて、何度かユカを預かっているうちに、だんだんとユカは私に懐いてきました。私自身寂しい一人暮らしだったので、ユカを預かるのが楽しみになっていました。
ユカの弟や妹が大きくなってからも、よくユカは一人で私の部屋に泊まりがけで遊びに来ることが多く、私も姪っ子のように可愛がっていました。
あれは、ユカが思春期に差し掛かった頃でした。
ある日、部屋で私と二人でテレビを見ていたユカが、「サキちゃんって、女の子が好きなの?」と聞いてきました。驚いて「どうして?」と聞き返すと、ユカは「別に。なんとなく、テレビの女優さんとか見る目とかがね」と含み笑いを浮かべていました。
実を言うと、私自身にその自覚が芽生え始めていた時期でした。
ネガティブな性格が災いしてか、30代になっても男性と性的な経験どころか交際したこともなく、きっと自分には恋愛は縁がないものなのだろうと思う一方、そもそも男性ではなく女性の方が好きなのではないかという疑問を抱くようになっていました。
なので、ユカの一言は強く心に残ってしまいました。
それからひと月ほど経った週末でした。
いつもと同じようにわたしの部屋に泊まりに来て、居間のソファで寝ていたはずのユカが、寝室の私のベッドに入り込んで来ました。
寝ぼけているのかな?と思っていたら、ユカは聞いたこともないような艶かしい声で「サキちゃん、エッチしたい…」と囁いてきました。
驚いて、「どうして、そんな言葉知ってるの?」と問うと、「だってしたことあるもん」との答えが。
聞けば、相手はユカが通う習い事教室の女性の先生で、ユカの方から告白をしたとのことでした。
「OKしといて、エッチしてから振るなんて酷いよね?」冷めた声でそんなことを言うユカは、昼間のあどけない女の子とは別人のように見えました。
その後の記憶はとても曖昧です。
私は抵抗することもせずに、ユカの慣れた指使い、舌使いをただ受け入れることしかできませんでした。
人生で初めてのセックスの相手が、同性、しかも20歳近くも年下の幼馴染の娘だとは予想もしませんでした。しかも、幼い頃からよく知っている子です。
「サキちゃんもやっぱり女の子がいいんだね」そう言ってユカは笑っていました。
その後もユカは私の部屋に遊びに来るたびに、私の体を求めてきましたが、自分でも生真面目だと思ってたはずの私は一切抵抗せず、ユカに身を任せてしまいました。
ユカの与えてくれる快楽に身を任せ、自分はやはり女性でないとダメなんだと実感する一方、いずれユカも成長したら私のことなど忘れて、もっと若い素敵な恋人を作るのだろうと思っていました。
しかし、そうはなりませんでした。
その後、やはりBの夫の仕事の都合でB一家は地元に戻ることになりましたが、その時もユカは、お小遣いを貯めては、買い物や観光を口実に飛行機で私の元にやって来ては、滞在中ずっと私を抱いていました。
ユカが大学進学で上京してからは、私の部屋でほぼ同棲状態で暮らしていました。
その後、月日は流れ、ユカもアラサーの立派な社会人ですが、二人の関係は一切途切れることもなく継続中です。
ユカは細身の美人で結婚適齢期ということもあり、職場では「本当に彼氏いないの?」とよく言われるそうですが、まさか同僚の人たちも、20歳近くも年上のおばさんと交際しているとは夢にも思わないのでしょうね。もちろん、田舎のユカの家族たちも…。
一時期はセックスレスに陥りかけたこともありましたが、アラサーを迎えてユカの欲求は再び高まったのか、ここ数年でセックスの回数は急増しています。
私の体調でどうしてもできないときは、こっそり一人でしているほどです。
ユカのPCの中に、ハードなレズビアン調教モノのアダルト動画があったので、私にもそういう風にしたいのかなと好奇心と抵抗感の両方を感じているところです。
長い文章にお付き合いいただきありがとうございました。感想をいただけたら幸いです。