もう7年前のことです。
私が小6になりたての頃~の話です。
私立の女子校に通っていたので、学校へは電車で通学していました。
学校へ行く最寄りの駅で度々顔を合わせる高校生(3年)のお姉さんがいました。
そのお姉さんは私と顔を合わせると必ずニコニコ微笑んでくれて、アイドルでも通用するほどの可愛さで細身でスタイルも良い人でした。
でも私はお姉さんと話したこともないし、最初のうちはニコッてされても目をそらしていました。
ある日、朝いつものようにホームで顔を合わせると私の方へ近寄ってきて
「おはよ!もし良かったら後で電話して」 と言い、携帯番号が書いてある紙切れを渡されました。
小6の私にとって、女の人とはいえ話したこともない人に電話するのも、なんか怖いし、なぜ?って思いもあり結局電話しませんでした。
なので、お姉さん怒ってるかな?なんか朝顔合わせたくないな~なんて思っていました。
しばらくして朝顔を合わせたとき、いつものように微笑んでいて少しホッとした。
それから10日位して、帰りの最寄り駅の通路を歩いていると、後ろから肩をポンポンと叩かれ振りかえると、お姉さんが微笑んでいました。
「よく会うね~これから○○に行ってみない?何か用事ある?」
と誘われ、塾がない日だったし電話もせず申し訳ない気持ちもあったので
「あ、はい…」でも、なぜ私なのか?と疑問に思いまがらもOKしました。
○○とは最寄りの駅近にある、ちょっとしたショッピングモールのような施設です。
モール内の休憩できる場所にあるベンチに座り、ジュース飲みながらお姉さんが
「この前は無理言ってごめんね…」
「私、最近こっちに越してきたばかりで、近くに友達とかいないし、つい寂しくなっちゃって… 兄貴はいるけど、Mちゃん(私のこと)みたいな可愛い妹が欲しかったんだよね」
お姉さんの家は母子家庭で日曜日以外の昼間母親は働きに出ていて、兄さんは就職して独り暮らしをしているらしく、
「こんどの週末、家に誰もいないし良かったら、うち来ない?」
なんか友達もいなくて可哀想だし私のこと妹みたいで可愛いって言ってくれてるし、まあいっか、ってことで
「あ、はい」
と返事をし約束しました。
それからプリクラで写真撮ったりして、その日はお別れしました。
ごめんなさい続きはまた近いうちに書きます。