30代の既婚者です。
夫の出張が多くて、結婚してからこれまで
派遣で働いたり、習い事をしたりと
寂しさを紛らわそうとしていましたが
やはり、一番の悩みは欲求不満でした。
そして、つい魔がさしてしまい
レディコミの読者向けに載っていた
AVの出演者募集に問い合わせをしてしまいました。
もちろん最初は、非通知で電話して
少しでも怖かったり、怪しい感じがしたら
直ぐに切るつもりでしたが
柔らかい口調に安心感を覚え
巧みな話術に妄想と期待を植えつけられてしまい
躊躇しつつも、話しがトントンと進み
メールでのやり取りの中で
《いくつかの企画を用意しています。一番興味のある設定を選んで下さいね》
という案内が来て
私は、その中から
《エステを受けている若妻が、いつの間にかレズエステティシャンの淫らな悪戯に…》
みたいな内容を選びました。
それまでは勿論、女性同士の経験などありませんでしたし
最初は、主人以外の、しかもプロの男優さんの凄さを知りたいのが目的だったのです。
でも、いざそんな(非)現実を目の前に提示されると
(やっぱり、同性の方のほうが優しく扱ってくれるかも‥)
という安心感を求めてしまいました。
でも、その選択は偶然だったのでしょうか?
それとも意識の底に、そういう願望があったのでしょうか?
前の晩から、あまり眠れないまま
当日、指定の場所に向かい撮影の現場に到着して
恥ずかしさと緊張など、様々なプレッシャーの中
色々な方に紹介・挨拶をさせて頂いたのですが
相手(レズ)役の方は、かなり若い女優さんでビックリしたのですが
あらかじめ私が素人と分かっている彼女は
『はじめまして、プライベートでも女性との経験はあるのですか?』
「ぃぃぇ‥」
『緊張してますよね?でも全然大丈夫ですよ…ただ寝ている状態で、体を任せてくれれば良いですから…』
「ハイ‥」
何を喋ろうにも緊張して
『でも、それが一番難しかったりするんですけどね(笑)』
「ぇっ!?」
『カワイイんですね…撮影が楽しみ!』
どっちが年上だか分かりません‥
そして、撮影が始まって
それまでに受けていた(本当の)エステやマッサージ
それに、主人の愛撫も含めて
全然比べ物にならない素敵な心地よさに包み込まれてしまい
『目元にパックを充てますね』と言われ
目隠し状態にされました。