失恋したばかりの私、相手はノンケの女性でした。
失恋して落ち込んでる私は友達と出会いを求めるべく、ビアンバーへ行きました。
そういうお店へ行くのは初めてだったので緊張して、誰ともしゃべれず私はバーのボックス席で座っ
てました。すると、お店のバーテンさんが気を遣ってくれたのか隣に座って話しかけてくれました。
バーテンさんの名前はSさん。私より年上の方でバリタチで中性っぽい雰囲気の方でした。
そのバーテンさんは失恋したあの人にどこか似ててかっこいいなと思ってました。
するとバーテンさんが「何かあったの?元気ないけど」と言ってきてくれたのです。
私はその時は理由は話しませんでした。
バーテンさんとしばらく話してるとお互い気が合いまして、こっそりとアド交換をしました。
そこから私の生活が変わっていきました。
失恋して一週間ぐらいしてからでしょうか?私は失恋したあの人に会いました。その人は会社の上司
で正直気まずかったです。話をしているうちに私は涙目になってて、私はとにかく忘れたくて思わず
バーテンのSさんにメールを入れました。
すぐにSさんはかけつけてくれて今にも泣きそうな私を見ては焦って頭を撫でてくれました。
でも、私はなぜか撫でられると余計に涙が出てきて思いっきりSさんに抱きつきました。
私はその時初めて、泣いてる理由を話をしました。
Sさんは最後まで話を聞いてくれて、ずっと頭を撫でてくれてました。
その日を境に私とSさんは頻繁に会うようになりました。
少しずつ私はSさんに気持ちが向いてることがわかりました。ですが、Sさんと私は客と店員の関係
ですから恋愛対象としては見てくれないだろうと思いこの気持ちは諦めてました。実際にSさんも客
は恋愛対象としては見れないと言われました。
この人を好きになってもきっと結ばれないと思い、私は新しく恋人を作り忘れようとしました。
ですが、恋人がいても日に日にSさんへの気持ちが大きくなっていきました。
新しくできた恋人は結局最初から私とは二股の関係だったし、結局は別れてしまいました。でも、別
れた当日、私はSさんに『私、振られましたわ~(笑)』って言ったら急いで駆け付けてきてくれては
私を抱き寄せてくれました。
せっかく…諦めようと思ったのに忘れれない。
余計に好きになっちゃうよ…
私は慌てて彼女を突き放しては「ありがとうございます。もう大丈夫ですから。それにこんな事しち
ゃダメですよ」と言って彼女を帰しました。
ごめんなさい…でも、こうでもしなきゃダメだと思った。
それから私はSさんと距離を置くようになりました。