あたしは高校の頃、グレてしまってスケバングループなどに入って遊び回っていました。
ゲーセンで男を漁ったり、不良仲間と乱交など日常茶飯事的に楽しんでいました。
そして、あの日カラオケで仲間と遊んでいたら、補導員が大挙してあたし達のいるカラオケに向
かっているとの情報を得たので、ちりじりになって逃げ出しました。
10人のメンバーが気がつくと曜子先輩と二人だけになっていたのに気付きました。
曜子先輩はどちらかと言うと怖い先輩の部類に入る人でした。
でも、曜子先輩は漢字こそ違うけど、あたしと同じ名前なので可愛がってくれていました。
「あ~あ。バラバラかよ~!超ムカつく何であたいらが居るの判ったんだ?」
相当頭に来てたみたいです。
「葉子、仕方ないから家で飲み直そうぜ」
先輩の誘いだから断れる筈も無く、またあたしも土曜だったので家に帰るつもりはなかったので先
輩の誘いに乗って先輩の家まで付いて行きました。
始めて行った先輩の家は意外と大きな家でしたが、先輩には冷たい家族が居るだけでした。
あたしも冷たい視線を投げ掛けられながら、先輩の部屋に向かいました。
先輩は3年で、あたしは2年。お酒を飲める年齢じゃありませんでしたが、先輩の家でウイスキー
を貰って飲みました。
ウイスキーを2~3杯飲んだとこで先輩から命令が飛んで来ました。
「葉子、裸になれ」
今までの命令とはがらりと違うので、戸惑っていると、先輩が近づいて来て、こう言ったのです。
「脱げないのなら、あたいが脱がしてやる」
あたしは咄嗟に服を裂かれると思い、「すみません!すぐ脱ぎます」と言ってました。
「いいから。あたいが脱がしてやるよ。疲れただろ今日は逃げ回ってさ」と妙に優しいので任せて
しまいました。
一糸まとわぬ姿にさせられると、先輩もさっさと服を脱ぎ捨てあたしと同じ格好になってしまいま
した。
「いいよね~。女の裸は綺麗で。臭い男共とは格が違うよ」
あたしは何がなんだか判らずに裸のまま突っ立ていると「葉子ベッドに腰掛けろよ」
先輩に言われるままベッドに腰掛けると先輩があたしの正面に来て、あたしの目の前に先輩の陰毛
が間近に見えたので先輩に悪いと思って先輩の顔を見るように視線をあげました。
先輩の目は虚ろにうっとりとあたしを見ている事に気付いてしまったので横を見て視線を反らしま
した。
「風呂場でもないとこで女同士が裸になっているんだよ。判るだろ。女が女の前で裸になる。こ
れって女同士で楽しむってことだよ……」
先輩の顔が降りて来てキスをされました。
あたしはこのとき先輩が同性愛者だと気付いたのです。