出会いって本当にどこにあるか判らない。
私は本当にそう思います。
それまでの私はどこにでもいる普通の専業主婦でした。
暇を持て余し、退屈で何をしたらいいのかわからない毎日を生きていました。
でも、バスで落し物した事をキッカケに私の人生はまったく変わってしまいました。
それまで考えもしなかった出会いを私はしてしまったのです。
私は長い間、同性愛を理解できませんでした。女子高に通っていた頃も、そういう子
がいると自然と距離をおいて避けていた気がします。今思えば快楽に溺れやすく情に
流されやすい私は性的な誘惑に本能的な危険を感じていたのだと思います。
自らバスの車庫に落し物を探しに行って、そのまま女性の手に落ちてしまうなんて、
何度、思い出しても自分が理解できません。別に彼女が悪いわけではないのですが、
同性に興味を持ち始めた彼女と最初に出逢ってしまった事が私の運の尽きでした。
堕ちたい私とはお互いに惹かれ合う運命だったのかもしれません。
でも．．．
私は今、純愛と調教の狭間で揺れています。
分かっている事は私にＭの素質があり。自分では抗えない淫靡な気質を持っていたと
言う事。そして女性を受け入れてしまう資質も．．．。
今は自分がわからない。
どうして自分がこんなにも快楽に抗えないのか。どうしてこんなにも彼女に感じ
てしまうのか。彼女に弄ばれる事に喜びを感じる。
今までにこんなに悩み苦しんだ事はありません。なのに今も流され続けています。
彼女もまた同じ様です。普通に友達になれたら最高の友達になれたはずなのに．．．。
私がいけなかったのでしょうか？どうして彼女は私なの。今でもわからない。
わかってる事は彼女がいないと私は今よりもっと駄目になってしまう事だけです。
彼女とは分かれられません。私の心は彼女にドップリと依存してます。
救いは二人に子供がいない事だけ。
彼女と出逢ったのは2年半ほど前の初夏でした。
その頃の私は主人の単身赴任が長く、かれこれ3年近くSEXをしていませんでした。
主人を裏切らない様に一人寂しさに耐え続けていました。その頃の私は自分が
この様な形で主人を裏切る事になろうとは夢にも思っていませんでした。
ただ、兆候はあったと思います。長年の寂しさのストレスからでしょうか。
私はその頃、異様に露出度の高い服ばかりを買いあさっていました。気が付けば
着る服が露出度の高い服しかない状態にまでなっていました。
お出掛けも必然的に露出度の高い服を着る羽目になっていたのです。
だけど、当時29歳だった私が着るにはどれも本当にキワドイ過ぎて、
出掛ける前には何時も何時間も悩んでから意を決してお出掛けしていました。
そして、家路に着く頃にはショーツがビショビショに濡れてしまうほど恥かしい
思いをして帰宅する毎日でした。帰宅後はお決まりの激しいオナニーに耽る日々。
自業自得と言われても仕方ない話ですが、近所の子供たちの間でも私の事が噂に
なっていたのです。私は確かに刺激に飢えていたのだと思います。
その日、私はフリルの付いたお気に入りの薄桃色のワンピース（一番丈の短い）
にシルクのスキャンティ（と言うかひもパン）、胸にはニプレスブラでした。
足はレース付きのガーターストッキング（アミアミ）という姿で出かけました。
生足はさすがに恥かしい年なのでと思ったのですが、
今思えばまるで娼婦みたいです。間が差したのだと思います。
でも、本当は人目を惹きたかったからかもしれない、露出度の高い服はとっても
人目を惹きます。男性のいやらしい視線、時には同性からの蛇のように絡みつく
視線も、もとより同姓からの恐い視線や呆れた眼差しですら私には刺激的であり、
誰でもいいから構って欲しかったのだと思います。
それでも私はそれまで一線を越える事はありませんでした。
露出度の高い服で出掛ける日は決まって事件がありました。
その刺激が堪らなかったんです。後で気が付いたのですが、ワンピースの生地が
薄くって淡い色だったので光の加減で透けてブラをしてない事もショーツの
シルエットも人からわかる程でした。その日の格好は裸同然でした。
後に彼女が教えてくれるまで気付いていませんでした。
その日も駅の階段や車内の座席では男女を問わず刺さるような視線を感じていました。
暑い日で小さめのバックしか持って出なかった為に隠す物もなくて、立っても座って
も下着が丸見えでホントに恥かしい思いをしていました。もしかしたらスカートの中
を撮られていたかもしれませんが、私はいつもより濡れていたと思います。
そんな状態だったので私は指輪を落とした事に気づけなかったのだと思いますが、
不謹慎な話ですが、その時に落とした指輪は結婚指輪だったのです。
指輪がない事に気付いた私は急ぎ、バス会社に問い合わせました。
すると、バスは車庫に入ったとの事で見つかったら連絡をくれると言われました。
でも「探しておきます」と言う言葉がどうしても信用できず、無理をいって探させて
もらうことになったのです。（当時の彼女がＯＫしてくれたみたい）
無理を言って高価な指輪を買ってもらた経緯もあって、どうしても失くすわけには
行きませんでした。
車庫は交通の便が悪い所にあるとの事でした。車と免許があっても運転のできない
私はいた仕方なくタクシーを使いました。
絶対見つかると信じていたのでタクシーの運転手さんには少しだけ待ってて貰えば
いいと安直に考えていました。
私はかなり焦っていました。何が何でも見つけなければと急いでいたので、
気が付くと出かけた時の恥かしい格好のまま車庫に向かっていました。
(タクシーが無理やり止まってくれた時に時にハッと気づいたのです。手遅れでしたけど)
車庫には運行を終えたバスが沢山並んでいました。着いた頃には深夜でもう人影もなく
薄暗い街頭だけでした。
歩いて来るのは絶対無理。そんな感じの場所に車庫がありました。
一人では行くには危険な所。公道からはまったく見えない所。
タクシーの運転手さんにしばらく待って貰う様に伝え、車庫の入り口からしばらく歩い
て行くとあたりがシーンとしていて、妙な感じがしました。
恐いのにどきどきする感じで、風が強い日だったので風が肌を舐めるように吹きつけてきて
まるで裸で山の中を歩いてる様な錯覚に陥りました。
寂しすぎてかえって誰かに見てほしい衝動がこみ上げてくる感じ、自分が自分じゃない様な
感じがして、どうして私ここにいるんだろ？何でこんな格好で来ちゃったんだろ？って。
タクシーの運転手さんが悪い男なら襲われてもおかしくないシュチエーションでしたが、
幸いタクシーの運転手さんは職務に忠実な方だったので、視漢だけでそり以上の事はあり
ませんでした。
心細くなってきて帰りたくなってきた頃、あらかじめ連絡を入れてもらっていた運転手さん
がようやく見えてきのです。暗がりに中で寂しそうに一人ポツンと待っていてくれたのです。
救われた思いで駆け寄る運転手さんが女性である事に気付きました。
私は安心した為でしょうか。
いつの間にかどきどき感じも収まり、普段の自分に戻っていましたので、目的を思い出し
たのです。少なくともこの時までは彼女に性的な衝動は持っていませんでした。
彼女がエロチックな感じで語りかけてくるまでは何も感じてなかったんです。
私は安心しきっていてすきだらけでした。
ふ～う、
ちょっとか書き込むつもりだったけど、性格かなぁ～。
なんか、思い出しながら書いてたら長くなりすぎて、
全然、本題に辿り着けませんね。
ごめんなさい。
今日は限界です。
この続きまた続きはまた今度書きます。
おやすみなさい。
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