なんでわたしが?何を根拠に?訳の分からない自問自答で頭は真っ白。
[ほら、早くやれよ](ぅぅ…っ、ここで止めたらゆい先輩が…) わたしはキャプテンの前に平伏して土下座した。 [もっとだよ!もっと頭を床に付けろや] ゆい先輩が近寄って「みりな、ガマンだよ。今は逆らわないで」 小声で囁いた。
頭を床に付けた。「みりな、謝れや」 [キャプテン、ごめんなさい。わたしが悪かったです。許して下さい] 「ほんとに悪いと思ってる?」キャプテンがしゃがんで優しく話しかけた。[はい、反省します] …その時、三年生のひとりの手が背中を撫でた。[ぅ ぅう‐‐。] パチ―ンと音を立てブラジャーが外された。三年生が[みりな、これで立ったら胸丸見えだよ] (なんで…これが掟なの?こんな酷いこと…) ブラジャーのストラップが肩から滑るように落とされ床にブラジャーが落ちた。
[ぃゃ、いやです] 慌てて右手で胸を隠すわたし…[まだ土下座は終わってないんだよ、みりな!]罵声にも似た蔑みの言葉。手を床に戻した。[みりな胸あるね!] [お尻上げなよ!] 言われるままにお尻を上げた。手のひらで叩くように[もっと上げるんだよ!突き出せって言ってんだけど…] 恥ずかしさに耐えて突き出した…腰に手が…