クリスマスは家族でクリスマスケーキを食べ、紅白などの歌番組をみて、
お年玉をもらうそんな冬休み。美術部員だった私は、この休みの期間中に自
宅で絵を描こうと冬休み初日に学校に油絵の道具を取りにゆきました。
職員室に美術室のカギをもらい、自分の道具を取ろうとしたところ美術準
備室に明かりがついており先生が来られているのに気がつきました。先生は
30代前半の神経質な小言の多い先生でありました。会って何か言われるの
も嫌なので帰ろうとしたのですが、何故か美術準備室を覗いてしまいまし
た。いろいろな生徒の作品や美術道具に囲まれたなかで、友達の美術部員が
ヌードになり、先生が写生をしておりました。驚きよりも寒くないのかなと
別なことを考えながら、隠れてみておりました。写生が終わったのでしょう
か、先生は友達に毛布をかけ、キスをしました。友達の卑猥な言葉を聞き、
私はやっと見てはいけないものを見てしまったことに気がつき、物音をたて
ず逃げるように帰りました。女性同士で愛し合う形があるのは知っておりま
した。でも眼の前で見た現実が信じられなく、不潔に思えました。
これは、ずっとずっと昔の話です。私が自分の娘と同じ歳の出来事です。
今日、私が早く帰ってくるとは思ってもいなかったか、娘と女子大の家庭
教師がお風呂で、愛し合っておりました。覗くことはできませんでしたが、
何をしているのかはすぐにわかりました。驚きはしましたが、そのまま、二
人に気付かれないように家を出ました。
やめさせるとことができなかったのです。なぜなら、娘の「○○のおまん
こを可愛がってください」という言葉を聞いてしまったのです。 娘が家庭
教師にお願いしたその言葉は、私の親友が美術の先生に言った言葉だったん
です。
なぜ、このようなことになってしまったのか?街をあてもなく歩きながら
考えました。すべては私に原因があるのはわかっておりました。でも、それ
を認めたくなく、言い訳を探しておりました。
気がつくとお友達のお家についておりました。
「あら、どうしたの?何か忘れ物?」
私はその人の目をみて答えました。
「おまんこしたい。」
「まぁ、いやらしい子。また、わたしのおまんこが恋しくなったの?」
「△△のおまんこを可愛がってください。」
まさか、お友達が美術の先生に言った言葉を、私がその友達におねだりす
るとは思ってもいませんでした。そして、娘が私がおねだりする言葉をいっ
ているなんて夢にも思いませんでした。母親失格です。いえ、母親である前
に私はずっと女性を愛した女だけだったのです。きっと娘に話さなくてはな
らない日が来ると思います。きっとわかってくれると信じて、私は熱いキス
を求めました。