私の大学生活は、瞳女王様のマンションからスタートしました。
４ＬＤＫのマンションの二番目に大きい部屋を貰えたのは、ダブルベッドを
置いて、私と香織の夜の愛の巣にと配慮してくれたからです。
両親は、女の子３人でルームシェアすると言う事で、安心して送り出してく
れました。３人のうちの一人が香織だった事も大きかったかな。
でも、本当はルームシェアじゃなくて同棲、奴隷として飼われに行く訳なん
ですよね。多少の申し訳なさはありましたけど、これから始まるアブノーマ
ルな快楽に浸り続ける毎日への期待に全て霞んでしまいました。
瞳女王様は、どこかのマンションにある、女性しか会員（＝お客様）になれ
ないＳＭクラブの女王様として働いています。そこの常連客で、瞳女王様の
調教に嵌ってしまったある会社の女社長から、私達が住んでいるマンション
をプレゼントされたそうです。
お店に出るのは月・火・木・金で、閉店後は一番高い金額で指名してくれた
お客様を調教してあげるのだそうです。指名料の３割が瞳女王様のものにな
るんだとか。
水曜日は完全フリーです。クラブを通さないお客様からの調教依頼を受けた
り、または呼び出して調教を行うそうです。この時お客様から貰うお金は全
額自分のものです。
そんな訳で十分な貯蓄があるので、春先の多くの水曜日は私の調教に充てて
下さいました。
瞳女王様曰く、「朱美は真里に奴隷の礼儀作法をきちんと躾けてない」との
こと。
瞳女王様と朱美先生は、学生時代同じＳＭクラブ（普通に看板を出してるお
店）の女王様としてバイトしていて知り合ったそうです。
上京した日、私の歓迎会を開いて貰いました。まぁ、瞳女王様による私の身
体の味見です。
私達の部屋、香織は緊縛され動けなくされてなお、絶対手を出さないように
命令されました。私は、瞳女王様に抱かれている間中ずっと、香織と見つめ
合うよう命令されました。そして、その夜だけ瞳様って呼んでいいわよ、と
言われました。
瞳様はお客様にレズのみを求められる事があります。お金を貰っていますか
ら、いかせられなかったなんて事は許されません。
そんなレズ経験豊富な大人の女性達を悶え狂わせてきた瞳様のテクニック
は、とても言葉に出来ないです。厭らしく喘いで、もっともっと激しくと喘
ぐばかり。寸止めされて「恋人にいく許可を貰いなさい」と言われ香織に哀
願するのだけれど、許してくれない。何度も同じ事が繰り返され、これまで
で最高のオルガを得られそうになるのにいかせて貰えない。半狂乱の状態で
いく事を求めた私は、１０回目（後で教えて貰いました）にしてようやく極
上の快楽を与えて貰いました。
休む間もなく身体を愛され続けた私は、失神して身体を休める暇もろくに与
えられず、日付が変わるまで最高の快楽を何度も与えられ続けました。
「朱美が真里とのレズの方を楽しんだ訳が分かったわ。真理の身体は凄く感
度が良くて、喘ぎ声が堪らなく欲情を刺激するの。でも私は朱美みたく甘く
ないから。マゾ奴隷として徹底的に調教するわよ。真理は大事な商品なんだ
からね」
“商品”が何を意味するのか分かりませんが、とにかく認められた事が嬉し
かったです。
「ありがとうございます。真理の身体を瞳女王様の思うがままに弄んで下さ
い」
「いい子ね。じゃぁ、私のものになるって誓約書を今から書いて貰いましょ
うか」
瞳女王様に言われた通り誓約書を書き、奴隷となる誓いを立てました。
――――――
誓約書
私、○○真里は、本日２００８年３月ｄｄ日より飽きられて捨てられるその
日まで、△瞳女王様のレズマゾ奴隷となる事を誓います。
真理の身体が瞳女王様の所有物になる事に同意します。
真理の身体を瞳女王様の性欲処理の道具として使用して下さい。
真理は自ら望んで身体を瞳女王様の玩具にして頂きました。様々な苦痛・辱
め・快楽のプレイによりどのような事態になろうとも、全ては真理の自己責
任です。
ありとあらゆるイヤらしく恥ずかしい方法で、アブノーマルな快楽に悦ぶ淫
乱なマゾ奴隷・レズビアンへと調教される事を望みます。
――――――
３人での同棲が始まって、もう５ヶ月目に入ります。
ウィークデイは私と香織の愛を確かめる日。昼間はデート（もちろん、授業
がない時ね）で心を通わせ、夜は疲れて眠ってしまうまで身体を愛し合い、
性愛を深めるの。
水曜日、瞳女王様に指名されたら、マゾ奴隷へと調教される悦びに浸り、香
織が指名されたら、２人のＳＭプレイを想像して激しくオナニーしてしまい
ます。
朱美先生は２ヶ月に１度のペース（つまり、これまで２回）で訪れ、瞳女王
様と一緒に私達を調教し、レズビアンの快楽を与えてくれました。
８月中旬に１０日間ほど朱美先生の別荘に出かけます。そこで行われるＳ
Ｍ・レズ乱交パーティーに参加するためです。
瞳女王様や朱美先生のお友達、ＳＭクラブのお客様達が、ご自分の奴隷・女
王様・レズのパートナーと集う、かなり大規模なパーティーだそうです。人
数が多いですから、野外でプレイする人もいるとか（性癖でそうする人もい
ます）。
香織は高校生の時から朱美先生に連れられて参加していたのですが、私は初
めてです（私は本命じゃなかったてこと？）。今から楽しみです。
このパーティーで見初められると、奴隷として、ネコとして買われていきま
す。所有者との話し合いでその期間は決まりますが、時には新しい女王様・
お姉様へと所有者が代わる場合もあるんだとか。そんな訳でマゾ奴隷の私
は、瞳女王様が言う所の「大事な商品」なんですね。
香織は今年で３度目の参加で、マゾ奴隷としてきちんと調教されていますの
で、この売買の対象となっています。まだ学生ですので新しい女王様に売ら
れていくと言う事はないらしいのですが、ちょっと心配です。
私はというと、奴隷としてはまだまだ半人前だからまだ売れない、別荘の中
でたくさん楽しんできなさい、と言われています。この間レンタルされたの
は、全くの例外だそうです。
残念だけど仕方ありません。その代わり、香織とのレズで結構タチとしての
自信もつきましたから、ネコちゃんに夜這いをかけてレズをたくさん楽しん
で来ようかと思ってます。もちろん多くの女王様から期間中ずっと、代わる
代わる調教して頂ければ一番嬉しいんですけどね。
現在進行形の関係ですから、これから瞳女王様にどう調教して頂けるのだろ
う、香織とどれだけいやらしい関係になれるのか、とても楽しみです。
ですが、以上で私の告白は終わりです。長くなっちゃいましたね。
夏休みが明けると、香織はＭ女として瞳女王様の働くＳＭクラブで週２回の
バイトを始めます。香織が望んだのではありません。Ｍ女としての香織に商
品価値が出来たからと、瞳女王様が判断したからです。
その前に香織の話を聞いておかなくちゃ。私をどう見てたのか、瞳女王様と
２人で暮らしていた間の話とかね。香織の告白を代筆する約束だから。
アブノーマルである事の悦びに捕らえられてしまった私は、レズビアン・マ
ゾ奴隷調教からもう２度と離れられません（その快楽の素晴らしさをうまく
伝えられたかは疑問ですが）。
経験は言葉を豊富にしてくれるでしょうか。私はこれからも瞳女王様と香織
にもっともっといやらしい事を教えて貰います。
さらにディープなアブノーマルの世界に潜む快楽を、自ら望んで求める淫乱
へと調教された私を報告できたらいいな、って思ってます。
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