ドアを開けて出てきた香織先輩。
たった1年会わなかっただけで、ますます美しく、大人っぽくなっていまし
た。
「今日、泊まっていけるんでしょう?」
(きた!)
心の中の喜びを抑えて、冷静に答えました。
「ハイ。香織先輩はパパとママに信頼されてますから。迷惑をかけないよう
にとだけ」
「じゃぁ、とりあえず荷物はリビングに置いて、お風呂に入って待っててく
れる?まだお祝いのご馳走の準備が出来てないの」
「そんな、いいですよ、香織先輩」
「いいから、いいから。そうだ、部活から帰って来て先に私が入っちゃった
から、お湯を入れ換えてね」
香織先輩が浸かっていたお湯を私が捨てる訳がありません。
お湯を身体中に擦り付けるようにしてみたり、そっと飲んでみたり(変態ダ
ナ)、陶酔しきってました。
「…真里、真里ってば」
香織先輩の呼び掛けに現実に戻されました。
「ハイ、なんですか?」
「やっぱり聞いてない!あのね、私の洗濯物があったから、真理の下着も一
緒に洗っちゃったよ、なんか湿ってたから。泊まりOKなんだから換えは持
って来てるよね」
私がHな事を期待してるって分かっちゃったかも。
「えー!持ってきてませんよ!」
「ホント?ごめん~ん。私の貸したげるから、ごめんね」
嬉しい予想外の展開。でも何か香織先輩の計算通りに進められてるみたい。
だって何か思惑がなければパンティーの湿りなんて確かめるはずないから。
今晩私の身体は香織先輩のものになるんだ、そう思うと抑え切れなくて、声
が漏れないように気をつけながらオナニーを始めてしまいました。
お風呂からあがると先輩の下着はなく、可愛くラッピングされた箱がありま
した。
「香織先輩、これな~に~」
「私からのプレゼント。開けてみて」
中にあったのは、黒でシースルーのブラとパンティー。
「香織先輩、こんな高そうなの受け取れないよ」
「いいから、いいから。高校生になるんだから、そういうのも1着くらい持
っててもいいんじゃない。着て私に見せてよ」
香織先輩の好みなら着けなくちゃ。でも…、
パンティーは測ったようにぴったりなのですが、ブラが緩かったのが悲しい
です。
それを見た香織先輩は、
「う~ん、オナニーしながらちゃんと胸も揉んでた?これくらいに成長して
ると思ったんだけどなぁ。そうだ、私が揉んで大きくしてあげよう、そり
ゃ!」
昔からこんなHな話はしてたからいいんですけど、ついさっきまでオナニー
をしていた私の身体は敏感です。「あん!」ってちょっと喘いじゃいまし
た。
「そこまで悪乗りしなくて良いのw」
笑いながら怒られちゃいました。本当に気持ちよかったんですけどね。
ちっちゃい頃からママに教わっていたという香織先輩の料理は、とても美味
しかったです。
それから会えなかった間の事を話して、ちょっと背伸びしてワインを飲んじ
ゃって、気がついたら夜中の1時を回ってました。
「もう寝よっか」
香織先輩の言葉に、私は一気に酔いが醒めました。