今思いだすと、小学校高学年ぐらいには女性を守りたいという感情があったように思う。中学、高校時代は共学にもかかわらず女性にモテたが、世間の波に乗り男性と付き合った。高二の後半気になる女の子発見、付き合い始めた。な目立たない女の子だったし、何の感情もなかった。休み時間に私達グループが彼女達のグループに話を振った事がきっかけだった。あまりガラの良くない私達の突然の問いかけに、迷惑ながらも答えていた彼女達の中で恥ずかしそうに目を伏せ、緊張しているような感じが気になった。その時から自然に彼女を目で追うようになり、彼女の不器用さに気づき積極的にかまうようになった。半ば無理やり、彼女の家に行く約束を取りつけ二人きりで遊んだ。気になると告げ、自分の事をどう思うか聞いた。ずっと話をしてみたかったと言われただけなのに、うれしくてキスをした。何故だかわからないが受け入れてくれるような気がした。嫌だった?と受け入れて欲しい気持ちを抑えながら聞いた。目を伏せて首を振る彼女を愛しいと思ったのは言うまでもなく、今度は深くキスをした。その後、彼女との関係は体の関係も含め高三の冬で幕を閉じた。二人暮らしをめざしお互いバイトでお金を貯めていた時に、彼女がバイト先で会った人に心が向いてしまったからだ。この次はその闇から救ってくれた9歳年上のお姉さまとの事を綴ります。