MAD:
NMAD:
TRIP:
わたしがまだ女子校に通っていた頃の話しです。女子高ですから当然の様にレズ系の子も多く憧れの先輩、先生って感じでファンクラブ的なものまでありました。中でも数学のR子先生は背も高く、肌も綺麗で一番人気でした。わたしもR子先生のファンクラブに入っていて先生の授業の時は必ず出席しポーッとして見ていました。普段は授業をサボる事も多いのに。授業中の先生はスーツに眼鏡をかけていつにも増して凛々しくカッコよかったです。
そんなある日、私達のファンクラブである噂が持ち上がりました。あのR子先生がレズだとゆうのです。ホントにそうなら私たちにもチャンスがあるね。なんて話しを何気なくしているとリーダー格の仁美が「確かめてみよう」と言い出しました。だれかに先生に告白させてリアクションを見ようとゆう単純なものでしたが面白そうと試して見ることになりました。
その日の放課後、クラブの中で一番気の弱い明子を教室に残し、先生を呼び出しました。たしか微分積分の問題が…なんて理由だったと思います。しばらくして先生が現れました。眼鏡にスーツ、やや高めのヒールと帰り間際に呼び出されたと言った風貌でした。
「あんまり時間ないから少しだけだよ」と明子の横に座る先生。それをベランダから見る私達の5人。しばらく数学の教科書をのぞいて話す二人。そして明子が切り出しました。「わたし、先生の事好きなんです。」唖然とする先生。「もう…ジョウダンばっかり」
「わたし、本気なんです」普段はおとなしい明子の迫真の演技に私たちは驚き、笑いをこらえていました。「わたし…ホントに好きなんです」「ちょっと怒るよぉ」なんだか様子が変です。明子の目がマジになり、先生に迫っています。そして…ガターン!
明子は椅子ごと先生を押し倒してしまいました。「そこまでしなくても…」状況を見ていた私達のはあまりの出来事に驚きを隠せませんでした。「ちょっと…やめなさい!何してるの!!」明子はもう正気ではなく、夢中で先生の胸に顔を埋めています。「行こう!やっちゃおう!もうこうなったらどうにでもなれよ。」仁美が言いました。と、5人がそのまま教室になだれ込んで行きました。
つづく