【第二の人生を送れて嬉しい】
あなたは最初、戸惑うだろう。
命じられる恥ずかしい姿勢に身体が従うたび、「これは私ではない」と思うかもしれない。
だが後で気づくだろう
――その「私ではない」が、実は長年隠してきた本当の自分だったと。
豊橋の昼、私の部屋であなたは言葉一つで顔を赤らめ、指先が震え、声が細くなる。
命令に従うたび、過去にまとわりついていた鎧が静かに剥がれていくのが分かるはずだ。
恥ずかしさは最初の抵抗でしかなく、むしろその瞬間に安堵が滲む。
あなたは自分の奥底で何を求めていたかを、じわりと理解していく。
「誰かに支配されること」で、重かった何かが落ちる感覚
──それが第二の人生の始まりだと、あなたは頷くはずだ。
過去を断ち切るのは自分の強さではなく、声に従う弱さの承認だと気づくだろう。
羞恥と解放が入り混じる温度を感じながら、あなたは静かに笑う。
もう戻れないと言い切れるほど、内側から新しい自分が立ち上がる。
豊橋の昼下がり、私が命じ、あなたが応えるたびに、二人だけの世界で過去と断絶した日々がゆっくりと始まっていくのを、あなたは確かに感じるだろう。