今から15年位前の学生時代の出来事。
朝のユースホステルは、まだ薄暗く、大部屋のドミトリーは畳から少し埃っぽい古い匂いが漂っていた。
大部屋の隅に残っていた数組の布団も、ほとんどが空になっていた。
僕はジャージの裾を直しながら荷物をまとめようとしていた時、
部屋の奥で一人の青年がゆっくりと上体を起こす気配を感じた。
同い年くらいの学生っぽい。整った顔立ちに、寝起きの髪が少し乱れ、
目の下に薄い影があるのが、逆に色っぽかった。彼はこちらを見て、柔らかいのにどこか淫らな笑みを浮かべた。
「一人?」
突然の低い声に、僕はびっくりして動きを止めた。彼は布団から身を乗り出すようにして、軽く手招きをした。
「よかったら……今から一緒に、これしませんか?」
そう言いながら、彼は右手で自分の股間をゆっくりと上下に扱くような素振りをした。
意味を理解した瞬間、頭の中が真っ白になった。心臓が激しく跳ね上がり、喉が一瞬で乾く。
「……え?」
戸惑う僕に、彼は自分の布団のスペースを軽く手で叩いた。
「ここ、来て」と目で誘う。足が勝手に動き、畳の冷たさが素足の裏に染みた。
布団に腰を下ろした途端、彼がすぐに体を寄せてきた。
ジャージのゴムをゆっくり引き下げられ、ボクサーパンツの上から熱い手のひらが当たる。
最初は優しく、布地越しに硬くなり始めた輪郭をなぞるように撫で回される。
「んっ……」
小さく声が漏れた瞬間、彼が耳元に唇を寄せて「しー……静かに」と熱い吐息を吹きかけた。
壁は薄く、他の部屋にまだ人がいる。僕は唇を強く噛み、喘ぎを必死に飲み込んだ。
やがて彼の指がパンツの縁にかけられ、するりと下ろされた。
朝の柔らかい光が差し込み、僕のペニスが露わになる。
陰毛とすね毛をきれいに処理しているせいで、肌はつるりと白く、
すでに半勃起した先端からは透明な我慢汁がとろりと溢れ、包皮が自然に剥けたピンク色の亀頭が濡れて光っていた。
彼の目が少し大きくなり、息を飲むのが聞こえた。
「えっ……めっちゃ綺麗……」
その言葉に頰が熱くなり、恥ずかしさと興奮でペニスがびくんと跳ね、さらにもう一筋の我慢汁が先端から垂れ落ちた。
彼の温かくしっとりした手が直接触れてきた。指の腹で亀頭を優しく包み込むように撫でられ、
親指で尿道口を軽く擦られると、腰が勝手に跳ねてしまった。
「は……っ、あ……」
彼は僕の手を彼のジャージに誘導した。「触ってみる?」と彼が息を弾ませて囁き、
僕の手を自分の股間に導く。彼のペニスはすでに熱く硬く勃起していて、
血管が浮き出た太い幹が脈打っていた。僕が握ると、彼の喉から低い吐息が漏れた。
「ん……っ、いい……」
向かい合わせに布団に寝転がり、お互いの熱い肉棒を握り合う。
息がどんどん荒くなり、自然と顔が近づいた。「キス……してもいい?」
返事をする間もなく、彼の顔が迫ってきた。
「男同士でこういうのやったことないし・・・」
彼に火がついたのか最初は軽く触れるだけのキスをされた。
朝起きて歯磨き後のミントっぽい爽やかさの匂いが二人を包んでいた。
すぐに舌が絡み合う濃厚なディープキスに変わる。
当時、何が起きているのか理解できずただぼーっとしていた。
濡れた音が小さく響き、僕の口の中で喘ぎ声を殺しながら舌を激しく絡め合った。
我慢汁が二人とも大量に溢れ出し、手のひらがべっとりと滑る。
透明で粘つく液が指の間から糸を引いて伸び、彼の指も僕の亀頭をぬるぬると刺激する。
「こうすると……気持ちいいだろ?」と彼が荒い息を吐きながら言い、
二人の亀頭をぴったりと兜合わせにした。熱く濡れた先端同士が密着し、
お互いの我慢汁が混ざり合い、ぬちゃぬちゃと淫らな音を立てながら同時に扱かれる。
「はぁ……はぁ……あっ、ヤバい……」
熱くて、ぬるぬるして、たまらない快感に腰が勝手に動いてしまう。
僕が喘ぐと、彼も唇を震わせながら「俺も……もうすぐ……」と低い声で応じた。
「一緒に……いこう」
彼の手の動きが一気に速くなり、僕も必死に彼の肉棒を握りしめた。
向かい合わせのまま腰を震わせ、限界が一気に近づく。
「あっ……! い、いく……!」
びくん、びくん、と同時に二人のペニスが激しく脈打った。
僕の精液がまず勢いよく飛び出した。若い濃厚な白濁が、どろどろと熱く飛び散り、
布団の上に何条も太い線を描く。量が多く、飛び散った精液はすぐに白く濁った粘液の塊になり、
ねっとりと布団にも絡みついた。
彼の精液もほぼ同時に爆発した。僕の手にびゅるっ、びゅるっ、と勢いよく噴き出し、
熱くてドロドロした若い子の精液特有の濃厚な白濁が、指の間から溢れ、
僕の太ももやお腹にまで飛び散った。色は少し黄みがかったクリーミーな白で、
精液臭が一気に部屋に広がるほどの濃い匂いだった。射精の勢いが強く、僕の胸の近くまで届くほどだった。
「はぁ……はぁ……っ」
息を荒げながら見つめ合い、どちらからともなく小さく、淫らな笑みを浮かべた。
まだお互いのペニスから、どろりと残りの精液が垂れ落ちている。
「……一緒にシャワー、浴びようか」
彼の提案に頷き、二人は大部屋を抜け、誰もいない早朝の共同シャワールームへ向かった。
熱いお湯を浴びながら、お互いの体を丁寧に洗い合う。泡だらけの手で胸や背中を撫で、ペニスや玉袋、太ももも優しく洗う。洗いながら自然と唇が重なり、また深いキスを交わした。まだ敏感なペニスが、お湯と泡の中で半勃起のまま擦れ合い、時折小さく吐息が漏れる。
「たくさんでたね。めちゃくちゃ気持ちよかった……」
シャワーの音に紛れるように彼が囁いた。
「僕も……すごく、気持ちよかったです」
体を拭きながら話していると、彼の家と僕の家が意外と近くにあることがわかった。
連絡先をLINEで交換し、「また会おうね」と軽く抱き合い、名残惜しそうに別れた。
あの朝のユースホステルは、ただの宿泊先ではなく、突然訪れた甘く淫らで濃厚な秘密の場所になった。
──その後のストーリーは、また後日。