自分が中学生の頃、ゲーセンに入り浸っていた時に知り合った30手前くらいの男との話
ゲーセンに通っていると年上とばかり仲良くなって、その人はそのうちの一人だった
いわゆるアキバ系なメンツばかりの中、その人はちょっと垢抜けていて中性的な印象の人だった
実は同性愛者で若い男の子が好き、というカミングアウトをすっかり仲良くなった後でされて、懇願されてなし崩しにトイレでしゃぶられたのを皮切りに中1から中学卒業までの間この人との関係は続いた
やることはいつも決まっていた
その人はだいたい夜の7時くらいになるとゲーセンにやってきて、自分がゲームをしていると誰にも見られないようにポケットに二千円くらいを入れてくるのが合図だった
トイレの個室で待つその人のところに行くと、簡単な挨拶だけ交わしてすぐにズボンを下ろしてくる
「最後いつ射精した?」
とかって聞いてくるので「前回から出してない」と答えると本当に嬉しそうにしていた
パンツの上からアソコを揉み、頬擦りをして、勃ってきたらパンツを下ろしてむしゃぶりついてくる
ほぼルーティン化した一連の流れを自分はただ突っ立ったまま眺める
よっぽど若い男子のアソコが好きだったようで、その人は飽きもせず欲望剥き出しで毎回俺のアソコに夢中になっていた
「はぁ幸せ…」
と呟いて玉に頬擦りをしたり、ほんと好き、えろすぎ、とか言いながら勃起したアソコを色んな角度から眺めてはチュッチュとヘソや太ももにキスをしてくる
印象に残っているのが
「先にオシッコする?」
と聞かれ、その人に見られながら便器に用を足すことになり、すると尿が止まり切らないうちに横から咥えてきて、ゴク…ゴク…と喉を鳴らして尿を飲み込んだ時は面食らった
最初のうちはその人のそういう変態性にドン引きと言うか困惑していたが、数を重ねるうちにそれを楽しむようになっている自分がいた
お金が貰えたのもあったが、何より精通して射精の快楽を覚えてすぐの自分にとってはオナニーに近いハマり方をしていた
相手も男であるのは分かっていても、ちょっと中性的で長めの髪から良い匂いがして身体を撫で回してくる手が妙にスベスベしていて、今思うと覚えたての快楽とこのシチュエーションのせいで何かがバグっていたような気がする
ねっとりと味わうようなフェラをしてきて、自分がイキそうになるとチュポンと口を離して
「おっとっと」
と笑いながら「もうちょっと我慢してね」と太ももを撫でながら言うその人に何か母性のようなものも感じていた
最後はいつも口の中に出して、それを当たり前のように飲んで、手でギュッと精子を絞り出しながら入念なお掃除フェラをして、ウェットティッシュで綺麗にしてからズボンを履かせてくれるところまでがお決まりだった
この人の存在もあって中学の3年間はほぼ自分でオナニーはしなかった
何故かこのゲーセンのトイレでの日々の記憶をふと忘れてしまっていて、自分は何も変な経験はしてきてないつもりでいたけれど、思い返すとアレ狂ってたなぁと追憶する機会があったので書き記しておきます