年末から年明けに掛けて僕は仕事が滅茶苦茶忙しく、帰宅はずっと終電近くなっていました。「働き方改革」とは何なのか、と言う鬱屈した思いを抱えて、その日も終電近い電車で帰宅の途についています。
変態ホモ親父達からの「お誘いメール」に返事を返す気力も無いものの、「疲れ魔羅」とは良く言ったもので、心身共に疲労困憊していると、何故かペニスは勃起してしまい性欲が高ぶってしまいます。
「疲れ魔羅」の原因は生命の危機が近付くと、本能的に身体が子孫を残そうとするから、等と聞いた事がありますが、僕の場合高ぶるのは「臭っい親父チンポで尻穴を貫かれたくなる変態性欲」ですから、自然の摂理とは無関係な歪んだ欲情に脳内は支配されます。
悶々とした気持ちが抑えきれず、終電近くの、さほど混んでいない電車内の、連結部の扉に寄りかかり、片手で吊革を掴んで、周りに見られないようにしながらスマホでBL漫画を読み始めました。僕が読むのはいつも「若く可愛い男の子が中年親父に犯される」ストーリーでした。
その漫画ははホモっ気がある学生が、電車内でゲイ動画を観ているのを中年男性に目撃され、痴漢された上にトイレに連れ込まれ犯され、更にホテルにも連れ込まれて犯されまくる、と言った話でした。
若くしなやかな男子学生が腹の出た中年サラリーマンに男根に尻穴を貫かれながら唇を奪われる場面に自分を投影すると、ペニスに痛い程の血流が流れ込み、ガチガチになってしまいます…
少し息も荒くなりかけ、ページを捲ろうとしたその時、僕のスマホの画面にサイトからのメール着信通知が現れました。
「 ねえ、君 ひょっとして今、〇〇線の電車に乗ってる? 」
そう書かれたメールを読み、ギョッとして辺りを見回そうとした僕の目前に、スマホを握った手が僕の背後からかざされてきました。そしてそのスマホはメモ帳アプリで次の言葉が書かれていたのです。
「 ねえ、君、とん君でしょ? 」
咄嗟に後ろを振り返ると、そこにはボサボサ髪で眼鏡を掛けた40代位のサラリーマン風の男性が立っていました。僕にとっては全くの初見の人間です。一瞬のうちに頭が真っ白になり、否定の言葉を口にしようと頑張りましたが、動揺して狼狽えてしまい「あうあう」と言葉になりません。
その様子を見て確信した男性は僕の目前で着席している乗客達が泥酔して眠りこけているのを確認すると、僕の耳元でヒソヒソと囁いて来ます…
「君の投稿、読んでるよ。 この沿線に住んでるんだろうと思ってたんだ。君、凄い変態だよねぇ… その漫画、確か〇nknownて作家だよね。僕も読んだ事あるよ… エッチだよねぇ… ねえねえ、一緒に降りようよ。その漫画見て、同じコトされたいって思ってたでしょう?」
そう言った男性の手は僕のコートの前裾から忍び込み、完全にテントを張ってしまった僕の股間をギュっと握りました。
「凄い… もうこんなにして… ね、一緒に降りようよ。今、君がして欲しいコトをしてあげるから…」
僕は無言でコクコクと頷きました。
男性に袖を掴まれ、〇和記念公園のあるキーステーションで下車します。男性は人目の多い駅構内のトイレは避け、改札を出てデッキの真下にある公衆トイレの個室に僕を連れ込みました。
男性はカチャカチャと僕のボトムスのベルトを外しながら、はぁはぁと寒気で白く濁った吐息を僕に浴びせて来ます…
そして男性は僕のボトムスをパンツと一緒に膝まで下ろして剥き出しにした僕のペニスを柔らかく握り、扱き始めました。
「はぁ…はぁ… ド変態のマゾなのに、綺麗なピンク色の亀頭なんだね… ずっとね… 君に会ってみたいと思ってたんだよ… 君のここにブチ込んでみたいってね…」
男性は僕のペニスを扱きながら、反対の手の中指を咥えて唾液を纏わせると、僕のお尻の割れ目から手探りで穴を探り当て、プスリと指先を埋め込みました。あぁ…
「ねぇ、俺とセックスしようよ。一緒にホテル行こう。ここまでしてるんだからOKって事だよねぇ?」
そう言って男性は僕の膝元にしゃがみ込み、ガチガチになってしまった僕のペニスを口に含みました。刺すような寒気の中、温かくヌルヌルの男性の口内の感触が堪りません…
「あぁ… 行く… 行きます… ホテル…」
僕がそう口走ってしまうと、男性は僕のペニスから口を離し、自身の性技で獲物を陥落させ、満たされた征服欲から来るしたり顔の笑みを浮かべ、僕の唇を奪いました。
男性に連れられて駅から少し歩いた所にある寂れたラブホに入ります。受付は有人でしたが、男同士でも入室を断られる事はありませんでした。
部屋に入ってコートを脱ぐと、すぐさまベッドに押し倒されました。四つん這いにされ、ボトムスとパンツが僕の脚から抜き取られます。そしてシャワー前にも関わらず、男性は僕の尻肉を手で左右に割り開いて、その中心にある肉穴をまじまじと鑑賞して言いました。
「綺麗なアナルだなぁ… 女の子みたいなアナルだ。あぁ…これが見たかったんだ…」
僕は今、上半身はYシャツにネクタイ、靴下を履いたまま下半身丸裸な情けない格好をさせられた上に、四つん這いで、見ず知らずの男性に尻穴を鑑賞されています。そして尻の割れ目に沿って男性の唾液が垂らされ、下半身の着衣を脱ぎ捨てた男性は、僕の尻穴に勃起したチンポを宛てがうと、ズブリと一気に根元まで挿入して来ました。
「はぁ…はぁ… どうだ… 俺のチンポは硬いだろう? どうだ?俺のチンポの味は。いつも犯されてる中年親父と比べてどっちがいい?」
男性は背後から激しくチンポを僕の肉穴に出し入れして、その感触を楽しみながら僕の尻肉をペシペシとスパンキングして責め立てて来ます。
「あっ… あぁぁ! いいですっ! こ、このチンポの方がいいです… あぁ…」
僕に ”はしたない” 言葉を言わせたこの男性のチンポは、いつもの変態親父達より若いせいか、硬く上反りで、僕な腸内の肉壁の上から前立腺を強く刺激して来ます。そしてパンパンと僕の尻肉に腰を打ちつけ、やがて僕の身体にしがみついて温かい液体を僕の中に注ぎ込みました。
うつ伏せになってグッタリしている僕を尻目に、男性は起き上がり、無言でバスルームに入ってシャワーを浴び始めました。そしてバスルームから出てくると、僕にもシャワーを浴びるよう促しました。
僕はフラフラとバスルームに入り、シャワーを浴びながら、行きずりの男に身体を許してしまった事に後悔しながら先程腸内に放出されてしまった男性の精液を尻穴から搾り出して尻穴を洗いました…
時刻はもう午前零時を過ぎており、もう終電も終わっています。今日はもう、このホテルであの男性と過ごすしかありません…
そんな事を考えながらバスルームを出ると、男性はバスローブを着てソファーにドッカリ腰を下ろしていました。そしてまだ、テラテラとシャワーの水滴を肌に纏ったままの僕の身体を上からしたまで舐め回すように鑑賞しながら言いました。
「へぇ〜 男なのに白くて柔らかそうなエロい肌してるねぇ… 顔も女の子みたいだ。ねぇ、ちょっと舐めてよ。夜はまだ長いから。」
男性はソファーから立ち上がり、全裸な僕の手を引いて床に膝まづかせると再びソファーに腰を下ろして股を開きました。捲れたバスローブの裾からはピンと真上に反り勃つチンポが見えました。
男性は両手で僕の頭を掴み、勃起した自身のチンポに僕の口を宛てがい、フェラチオを強要してくるので抵抗を諦めた僕はそれを口に含みました。
床に膝を突いて懸命にチンポをしゃぶる僕の股間に男性は足を忍ばせ、足の親指で僕のペニスを触診してきます…
「あれぇ? チンポが勃ってるねぇ… 見ず知らずの男のチンポをしゃぶって興奮しちゃった? 可愛い顔して君はホントにマゾの変態なんだね。」
そう言うと男性は僕にチンポを含ませながら、ネクタイで僕の手首を後ろ手に縛りました。行きずりの同性に身体を性玩具として使われる感覚、背徳感にゾクゾクしてきます…
「フフフ… また可愛いがってあげるから、こっちに来なっ…」
そう言って男性は僕の両方の脇の下に手を入れて、ヒョイと抱え上げると僕の身体をベッドに放り投げました。そしてバスローブを脱ぎ捨てて、素っ裸になると、ベッドに全裸で横たわった僕の上に伸し掛かって来ました。男性は「はぁはぁ」と息を荒立てて仰向けな僕の目前に顔を近づけると、荒々しく唇を奪いました。
「 はふぅ… ぴちゃ… くちゃ… 」
男性が舌にねちょねちょと唾液を纏わせて僕の舌に絡みつかせて来るので、僕もそれに応えて舌を這い擦り回しました。すると男性は僕の両足の膝裏を抱えて開脚されると2人の唾液で僕の尻穴を濡らした後、生チンポを挿入して来ました。
「はぁ…はぁ… 男のクセに、ケツを掘られてこんなにチンポを勃起させて… どうだ?気持ちいいか?」
男性は僕の勃起したペニスを握りながら、僕の尻穴にグチョグチョとチンポを出し入れしてきます。あぁ…
「あっ!あっ!ダメっ… い…く…」
男性に犯されながら、僕は自分の腹に大量の精液シャワーを振り撒いて果てました。結局その日は明け方待迄まで身体を弄ばれた僕は次の日、眠い目を擦りながら昨日と同じ服でホテルから出勤する羽目になったのでした。