忘年会が近づくと思い出します。
ホテル会場での一次会が終わり、繁華街での二次会へ同僚数人と移動していました。
途中偶然にも、交差点の斜め対面で同僚らしき人といる父親を見掛けました。
父親も忘年会が終わったみたいで、皆さん解散の挨拶をしているみたいでした。
俺は同僚達に先に行っててもらい、もし父親が帰宅するのであれば、自分が遅くなるため母親への手土産を買って帰るように言おうと、急いで交差点を渡ろうとしていました。
あいにく信号待ちをしている間に父親が歩き出したので、後を追うのに必死でした。
父親がスマホで電話しながら歩いていたので、俺に全然気づかないみたいでした。
もう少しで追いつくところで、駅へ行くはずの父親が急に、繁華街の外れの方に方向を変えました。
俺は?と思い、また飲みに?違うみたい!何処に行くのか気になり後をつけるように追い掛けました。
俺の方の二次会は自由参加ですので、同僚に行けなくなったと電話しました。
父親が辿り着いた所は、なんと俺が2年前から会員になってるゲイ発展施設でした。
何で?父親が?もしかして父親も会員?でも今まで一度も出会わなかったなぁ!あっ!入っていった!