翌日の朝僕はKさんにケージを蹴られて目が覚めた。
ケージの外で仁王立ちしているK-さんは全裸だった。
僕が寝ぼけ眼を開くとKさんはケージの中を覗き込むように屈み込んできた。
逞しい体を僕に見せつけるように檻の前でうんこ座りのような格好で股間を晒している。
開いた両足の付け根んでビンビンに勃起している一物が天に突き上げていた。亀頭の先がキラキラ光っているのは玉になった先走り汁だった。
Kさんはケージのカギを外し扉を開けると「出ろ」と短く言った。
ケージから出た僕はKさんの前に立ち素っ裸の身体を晒した。
Kさんの獣のような凶暴で逞しい身体とは比べようもない生ちょろいひ弱な身体が情けなかった。
両脚を肩幅程度に開いて立っている僕の周りをKさんは回りながらふ~んと小声を漏らした。
僕の一物が朝立ちで勃起していることに気づいたようだ。
Kさんのような見事な一物ではないが人並みの大きさだと思っているチンポだ。
「そこでうつ伏せになって穴を高く上げろ」
僕は言われた通りにうつ伏せで胸を床に着けたままで膝を立てお尻を天井に向けて突き出す格好を取った。
こんな格好をさせられればKさんが何をしたいのかはすぐに分かった。
後ろで膝立ちになったKさんがビンビンに勃起しているチンポの亀頭を僕の肛門に押し付けてきた。
ウックッと僕は身構える。
固く絞まっている僕の肛門をこじ開ける様にしてKさんの亀頭が入ってくる。
痛い・・猛烈に痛い・・肛門に集中している神経がまとめてブちぎれているような激しい痛みだ。
ウッギ~ッ自然に苦痛をこらえる声が僕の口から洩れる。
すると「こらっ力を入れるんじゃない・・穴の力を抜け!」と後ろからKさんの声がする。
しかし今まで経験したことのない激痛である。この痛みをこらえるために自然と力が入ってしまう。
それでも一番太い亀頭のカリの部分が肛門を通過すると痛みは幾分治まった。
肛門の激痛が幾分治まりホット安堵したつかの間「動くぞ」と言うKさんの言葉が聞こえた。
Kさんが腰を前後に振り始めた。
凄まじい痛みがよみがえった。
Kさんの太いチンポでパンパンに張り詰めている肛門の括約筋が悲鳴を上げる。肛門の悲鳴が凄まじい痛みとなって僕を襲ってくる。
ウックック~ッ!!グッググ~ッ!!・・僕は悲鳴を押し殺して懸命に耐えた。
僕が必死に痛みと戦っている頃Kさんは快感に打ち震えているのだった。
「うっく~たまらん!」どうやらKさんは僕が痛がっていることにも興奮しているようだった。
Kさんはただ性欲が有り余っているだけの人かと思っていたがどうやらS気が相当強いGAYのようだと僕は気づいた。自分の犯している男が痛がることで興奮していることに間違いなかった。
KさんがSなら僕はMなのである。肛門の張り裂けるような痛みに襲われながらも獣のような逞しい男の人に無理やり犯されているというシュチュエーションが僕のチンポをギンギンにさせているのだのだった。
Kさんが後ろから手を回すようにして僕のビンビンに勃起しているチンポをその逞しい手で掴んできた。
「お前は痛がっている割にはここを固くしているんだな」と言いながら握った手を前後にしごきだした。
「アッ!だめ・・だめ出ちゃう」僕は肛門の痛みと同時に射精の快感に襲われた。
「出しちゃいな・・今日がお前が射精する最後の日になるかもしれないからな」
その後すぐに僕は激しく精液をほとばしらせた。
今までで最高の快感が僕を襲っていた。
何度も何度も射精を繰り返した僕は大量の精液を床にぶちまけていた。
「おうおう・・随分と沢山出したな・・それじゃ俺もそろそろ行くかな」と言うなりKさんの腰のピストン運動は激しくなった。
激しくなると同時に僕の肛門は激烈な痛みに襲われた・
ウッギ~ッ僕は必死に肛門の張り裂けるような痛みに耐え続ける。
Kさんは僕の直腸の中に大量の精液をぶちまけるとグッタ~ッと僕の背中に上半身を投げ出すようにして身体を預けてきた。射精した後でもKさんのチンポは太さと長さを保ち続け僕の肛門を押し広げていた。
逞しいKさんに背中に乗られ僕はこらえきれずに潰れてしまった。
うつぶせの状態で潰れている僕の肛門にビンビンに勃起したままのチンポを突き刺したままでKさんが背中に乗っている。
太いKさんのチンポに貫かれたままの僕の肛門からはズキズキとした痛みが絶え間なく襲ってきていて犯されているという実感が僕のM気質を激しく刺激しているのだった。
この時の僕はM気があるという程度であったがやがてKさんにより真正のマゾヒストへと調教されていくのだった。
マゾヒズムは俗に被虐性欲と言われているように自分が責められることに性的な興奮を感じることだ。しかしよく混同されている痛みそのものを性的な快感とするのとは違う。痛みは痛みであり快感ではないのはマゾも同じだ。
M気のあるGAYのことをKさんは良く心得ていて巧みに覚醒させるのだ。本人が気づいていない嗜虐性向を気づかせるが上手いのである。
僕の場合は自分より体格の優れている男の人から無理やり力ずくで自由を奪われ拘束されたり凌辱されることに性的な快感を感じるのだ。
しばらくしてKさんは僕の肛門からまだ勃起状態のままのチンポを抜くと離れて行った。
Kさんはそのまま作業服を着て部屋から出て行ってしまった。
仕事に行ったのである。
僕は自分から檻に入った。
そして布団の上に横になると今自分の身に起こったことを反芻していた。
昨日までは全く知らなかった男に犯されてしまった現実が夢だったように思えた。
悶々としながら僕はKさんが帰ってくるの檻の中で待っていた。
続きはまた次回