コロナ禍のお陰で、仕事納めの日でも取得し易くなった有給休暇を利用し、電車を乗り継いで僕は待ち合わせの場所に向かいます。年末、上野駅の不忍口はアメヤ横丁に向かう人混みでごった返していました。そんな人波を掻き分けて向かいます。
人波に揉まれ、すれ違いざま対向者と肩をぶつからせながら横断歩道を渡ります。膝まであるベンチコートを羽織っているとは言え、その下は鬼畜親父の指示通りノーパンにパジャマ代わりにしているスエットを履いただけだったので、大通りに出ると北風が足元から差し込んで凍える思いがします。
僕はガラス張りの商業施設の脇を通り歩くと、高い壁面に目立つ緑色に塗られた入口の前に奴を見つけました。そして側に近付くと奴は言いました。
「ちゃんとケツは洗って来たか? ああん?」
僕が何も言わずコクリと頷くと奴はニヤリと笑みを浮かべ、僕の手を引き多目的トイレに引っ張り込みました。
「今日、変態ぼくちゃんはホモおじさんやホモおじいさん達にベトベトにして貰うんだから触られ易くしなくちゃなぁ!」
そう言って羽織って来たベンチコートを剥ぎ取ると、壁に手を突かせスエットのボトムスを引き下ろしお尻をペロンと剥き出しにしました。
「脚を開きな…」
言われるままに脚を開くと、奴は僕の尻肉を左右に開き、ポケットから取り出した小型の浣腸器を中心の穴に差し込み、冷たい液体を注入してきました。そしてそのまま中指を差し込み、指先を「くの字」にしてクチャクチャ掻き回しながら言ってきます。あぁ…
「心配すんな。ただのローションだ。お前の大好きな変態爺さんに可愛がって貰い易くしてやったからな。おや?もうこんなに勃起させてまあ… やっぱりお前ぇは分かりやすいスゲェ変態だな。」
そう言って奴は僕の尻穴をほじりながら、反対の手で僕前髪を掴み、無理矢理首を捻って横を向かせると、半開きな僕の口に吸い付き舌を絡めてきました。
いきなり始まった変態プレイで、たちまち僕を淫らな気持ちに堕としておいて、奴はスッと行為を止め、僕に服を着せました。そして何食わぬ顔で多目的トイレを出て目的地に歩き出しました。
「あそこは前にも連れてきてやったよなぁ。中にはお前の大好きなホモ爺さんしかいねえから、またあの中にお前を納品してやるよ。ただなぁ、お前ぇは俺のホモマゾ肉便器だから、絶対射精すんじゃねぇぞ。もしホモ爺さん達にイかされたらお仕置きだからなぁ!」
そう… 行き先は発展場の映画館。以前も奴に連れて来られ、そこで無数の同性愛者にめちゃめちゃに犯されてしまった事がありました。悍ましくも刺激的で淫猥な体験をした場所。今日またそこに連れて行かれ、魑魅魍魎に捧げられる生贄の様に扱われているのでした… そしてその事を想像すると僕のペニスは何故か痛い程硬く勃起して先端を濡らしてしまうのでした。
「先に入ってな。貴重品は持って来てねえよな。スられるからな。あと、入ったら直ぐにコートを脱いで後ろの手摺りでケツ突き出して居てみな。あっと言う間に天国に連れて行って貰えるぜ。うひひ…」奴は歩きながらそう言いました。
僕は渋々ながら携帯電話を奴に預けて暫く歩き、映画館にすぐに到着して2階に通じる階段を登ります。後ろを振り返ると奴は50m程距離を取り、僕に単独で入館するようジェスチャーしているので、意を決して入館しました。
入口の券売機でチケットを購入し、ロビーでたむろしていた中年男性達の舐めるような視線を浴びながら脱いだコートを脇に抱えて映写室のドアを開けシアター内に入りました。
シアター内は相変わらず人でごった返しています。
この中に居る人ほぼ全てがホモであり、爛れた性欲を発散させる事を目的としていて、いま自分はその中に身を投じようとしているかと思うと背筋がゾワッとします。ムッとするような独特な饐えた精液の臭いが鼻を突きます。
シアター後部の立ち見客達の間をすり抜けて、手摺りに辿り着くや否や、いきなりお尻に手が伸びてきてスエットの上から尻肉を撫で回されました。そして柔かいスエットの上から撫でた事で僕がパンツを穿いていない事に気がついたのか、その手は直ぐに裾から侵入してきて直に尻肉を揉み拉いてきました。
すると直ぐにもう一つ裾から掌が侵入してきて二人の人間に左右の尻肉を揉まれ始めてしまいました。そして左後方から僕の耳元に見知らぬ男の声がします。
「 お兄ちゃん…可愛いね… 凄く柔かいお尻だ… おちんちんはもう勃ってるかな… 」
そう言うや否や尻肉を揉んでいた手が前に回され、既にカチカチに勃起してしまっていた僕のペニスをギュッと握られました。かと思うと更にもう一つ別の手が後ろ裾から入って来て、また尻肉を揉まれます。あっと言う間に見知らぬ男達3人に下半身を弄ばれてしました。
「 あぁ… 」
思わず僕が喘ぎ声を漏らすと尻肉を揉んでいた手は遠離が無くなり、2本の指先がローションを仕込んでいた僕の尻穴に滑り込んできました。
「 凄いね… もうこんなにおまんこ濡らして。可愛い顔していやらしいお兄ちゃんだ… 」
そう別の男の声がしたかと思うと、いきなりスエットが引き下ろされ足首を捕まれ引き抜かれて下半身丸裸にさせられました。そして腰を引っ張られてお尻を突き出すような、“ はしたない "格好にさせられて再び尻穴に指先が2本、3本と挿入されてきます…
そしてまた別の手が上に着ていたパーカーを捲り上げると左右からそれぞれ別の手が乳首を摘んできます。更に後ろからまた別の手が僕の頬を擦った後、指を口に入れてきて舌が引っ張り出されてしまいます。僕の周りには少なくとも5人以上の男が居て、僕の身体を弄りまわされています。あぁ…
暫くすると指ではない、明らかに太く温かい物が僕の尻穴に宛てがわれ、メリメリと腸内に入り込んで来ました。
こ、これはチンポだ!
ダメ!お、犯される!
拒否する間も与えられず、ローションを仕込まれてしまっている僕の尻穴の粘膜は意に反して侵入して来るチンポをスムーズに受け入れさせられてしまいました。
僕の周りにはギャラリーが増えて行き、男達の壁で囲まれます。手摺りの前に座っていたおじいさんは僕の方を振り返り、映画そっちのけで僕の恥態を鑑賞してきます。そして本番が始まるとハァハァと言う周りの男達の興奮した吐息も聞こえます。
やがて手摺りに掴まっていた僕の手首が引き剥がされ、誘導された先には周りの男の硬くて温かくて湿った肉の棒がありそれを握らされます。
手摺りの前にいるおじいさんは座席に膝立ちをして完全に身体をこちらに向け、自身のファスナーから出したチンポを片手で扱きながら反対の手で僕の頬を擦った後、唇を重ねてきました。そして有無を言わせず舌がこじ入れられてきます…
僕の尻穴を犯している男は腰のグラインドが激しくなり、パンパンと肉同士が当たる音がします。そしてその男はチンポを僕の尻穴の奥深くまで飲み込ませると、僕と合体したまま僕の両膝の裏を抱えて僕を持ち上げました。
そして空いた座席まで運ぶと、僕と合体したままドッカリ腰を降ろしました。すると周りに居た男達も一緒に移動してきて再び取り囲まれました。右の座席に座った中年男性はズボンを膝まで下し、丸出しにしたチンポを見せながら言いました。
「 俺のもしゃぶってくれない? 」
少し躊躇していると、尻穴を犯している男が僕の頭を押してフェラチオを促したのでそのまま僕は腰を折り曲げて咥えました。
すると前の座席に居たおじいさんも移動して来て、僕の前にしゃがむと勃起した僕のペニスを摘んで、先端から溢れ出る我慢汁をジュルリと美味しそうに舐め取ると口に含みジュポジュポと音を立ててしゃぶり始めました。
そうかと思うと今度は左隣に座った中年男性が僕の左手を掴み、これまた露出された自らのチンポを僕に握らせ手コキを要求してきます。
僕にフェラチオさせている男の吐息が次第に荒くなり、僕の後ろ頭を掴んで喉奥まで出し入れを始めたかと思うと 「あっ!いく…」 と言う囁やきと共に無遠慮に口内射精しました。その男性はティッシュで精液を吐き出させて僕に軽く礼を言って去ったかと思うと、また別の男が交代で咥えさせてきました。
そうして3本目が僕の口内で射精した頃、僕自身の射精感も高まってきます。歯が無いおじいさんの口の中の粘液付の肉が僕のペニスを執拗にねぶり、もう我慢ができません…
「 あぅ… いふっ… いっひゃう… 」
口の中に残る見知らぬ男の精液が溢れないようにしながらも、僕は射精を訴えます。
「 お兄ちゃんのいっぱい飲ませて… 」
おじいさんがそう言うや、僕も全身を痙攣させて遠慮なくおじいさんの口に大量の精液を流し込みました。
「あ~あっ、イっちゃったな 変態ぼくちゃん」
聞き覚えの有る声に振り返ると、僕を犯していた男が鬼畜親父であることに漸く気付きました。妙な安心感を覚えた瞬間、奴が言います。
「 約束だからな。これからお仕置きだぜ。」
奴は僕の尻穴からチンポを抜き取り、僕に服を着せると取り囲んでいた男達に軽く礼を言って、身体中、精液と唾液まみれで虚ろな僕の手を引き映画館から連れ出しました。