ゲイ体験告白

これもコロナ禍前だから僕がまだ19歳の時の話
この頃ちょっと嫌な事が続いて僕は少し気晴らしがしたかった
『共同浴場で…』の時に書いたけど、僕はコスプレのイベントで女子キャラのコスなんかしてて、写真を撮ってくれる人もわりと多い
その中で僕の写真をよく撮ってくれる人に個撮に誘われたんだけど、ちょっと怖くて断ったら少しトラブルになって周囲の人にまで迷惑をかけてしまった
かなり凹んだ僕はおじさんくらいの年齢の人にチヤホヤ優しくされたくて、深夜、あるスーパー銭湯へとスクーターを走らせた
僕としてはあくまでコスプレは趣味で、心が女の子なわけじゃない
僕の顔が女顔で華奢な身体つきで、似合うと言われるから女装もするけど、おじさんに誘われやすい以外にあまりメリットは感じない
その日の服は上下スウェットだから男女もないけど、僕の地毛は栗色のショートボブで、薄くメイクもしてるからちょっと目立ったかも
普通のお風呂なら受付で何か言われるかもだけど、そこは古くて寂れてるし従業員も少なくて軽くスルーできる
何しろ近くにもっと大型でファミリー客向けのスーパー銭湯や健康ランドが幾つかあるから、ここには深夜ドライバーが休憩所に使うくらいで、節電のためか照明も落としていて余計に寂れて見える
中も少し暗くて、そのせいかちょっとしたハッテン場と化してるみたいで、怪しい場面も見た事がある
前に来た時は単に疲れを癒やしに来たんだけど、若い客が僕しかいなくて悪目立ちしたせいかアプローチが多くてちょっと困った
でも今日はもう多少の事があってもいいやくらいの気持ちで来てるのに駐車場にはトラックが２台だけ
中もガランとしていて脱衣場には誰もいないし洗い場にも初老のおじさんが１人いるだけ
何となく拍子抜けした気持ちで僕が裸で入っていくと、でもその小太りのおじさんの目が丸くなってる
僕がわざとおじさんから見える場所で身体を洗っていると、おじさんは僕から目を離さない
サービスに少し脚を広げておちんちんを見せてあげる
おじさんの執拗な目線が僕のおちんちんに注がれるのがわかって恥ずかしいけど股間が疼いてきて、おちんちんが硬くなる
今日は僕もちょっとおかしい
気がつくとおじさんは僕の隣に来ている
隣から僕の顔や身体やおちんちんをガン見している
おじさんの手が僕の膝に乗せられ、逃げないとわかると、僕の薄い胸に手が這わされ、太い指に乳首をクリクリといじられる
僕が思わずため息をつくとおじさんはそっと肩を抱いてきた
「マジで女の子かと思ってちょっとビビったぞ」とおじさんが囁く
もうみんな同じ事言うからいい加減慣れっこだ
おじさんの手が僕の股間に伸びてきておちんちんを柔らかく握り締める
「でもチンポはカチカチじゃねえか、美味そうだ」
共同浴場の漁師のおじさんもそうだけどおじさんは言葉責めが好きなのか
でもそんないやらしいベタな言葉責めで僕は興奮する
荒れた感触の手のひらでおちんちんを巧みに揉まれて「ああ…」と思わず声を漏らす
「声まで可愛いじゃねえかよ。俺今日はついてるな」
嬉しそうなおじさんの声を聞きながら僕はもっと落ちていく予感がしていた
（その２に続く）