俺が、少しずつバイになってしまった話しです。
5年前、25歳だった俺には、3つ年下の弟の直樹がいます。
昔から活発で身長の高い俺とは対照的に、直樹は小柄でどこかナヨナヨしていて、どっちかというと直樹の事は苦手でした。
俺は、2年前に結婚をして、実家の近くのアパートで嫁と暮らしていて、直樹は実家で両親と生活していましたが、ある日、母親から連絡があり、直樹がバイクで転倒して足の骨を複雑骨折し、入院する事になったと知らされました。
骨折の手術も終わり、事故から3週間程で退院の日を迎え、俺は母親と一緒に俺の車で直樹を迎えに行き、実家に送りましたが、実家からの電話が鳴り、出ると直樹からで、車を降りる際、後部座席にスマホを置き忘れてしまったので、届けて欲しいとの事でした。
俺も当日は疲れていたので、翌日に届ける約束をして、電話を切りました。
その後、風呂に入り、缶ビールを飲みながら、ふと、直樹のスマホが目に止まってしまい、悪いと思いながらも、気になってしまったので、スマホを開いてみる事にしました。
幸い、ロックはしていなかったので、スライドでロック画面を解除すると、沢山のサイトが出て来ました。
沢山のサイトの中、気になったのは、ある掲示板でした。
サイト名は明らかに、ゲイの掲示板で、俺も流石に驚きましたが、開いてみる事にしました。
そこには、投稿画像や体験談、発展場情報など、ナンネットに似たサイトです。
あの直樹が...と、驚きながらも、好奇心から見ていると、プロフィールの欄があり、クリックしてみました。
そこには、長い髪に化粧をしたパッと見には、女の子にも見えなくない、ずっと見てきた弟の直樹の顔でした。
まさか、直樹に女装癖があったとは...。
気持ち悪い奴だなぁと思いながらプロフィールを見てみると、
名前はNao、好みは身長の高いガテン系で既婚の人とあり、なんか俺と似ている?
住んでいる場所は○県○市まで。
更に他に、画像も数枚あって、女子高生の制服を着た直樹が野外でスカートを捲り、パンティを見せていたり、モザイクはありますが勃起した物を咥えてる直樹、全頭マスクをかぶった直樹が、咥えてる画像、トイレでスカートと下着を下ろし、後ろからハメられている直樹の画像がありました。
俺は、ショックと動揺で、直樹のスマホを閉じました。
翌日、直樹の顔を見ずらいなぁと思いながら、実家に向かい、左足にギプスをした直樹に会い、スマホを渡し帰りましたが、ずっと、あの直樹がゲイなのか...と、頭から離れません。
数日過ぎた、仕事中の昼休み、どうしても頭から離れず、直樹のスマホで見た、ゲイサイトを探してみる事にしましたが、サイト名はうろ覚えだったので、グーグルで、ゲイ掲示板と検索してみると、数件のサイトが出てきました。
スライドしながら探していると、直樹のスマホにあったサイトと同じ名前のサイトが見つかり、サイトに入ってみる事にしました。
幸い、登録なしでも見れるシステムだったので、安心しながら見てみると、動画投稿の欄があり、恐る恐るクリックしてみる
と、男同士の69など、こういう世界があったのか...と衝撃を受ける様な、投稿画像もありました。
でも一番驚いたのは、俺自身の事で、動画を見ながらはち切れるくらい勃起していたのです。
その時は仕事の休憩中だったので、勃起を我慢してスマホを閉じました。
そのまま、しばらく経ち、直樹も怪我から復帰した頃、嫁の妹が出産するとの事で、嫁が1週間くらい、実家に帰る事になり、一人で暇をしていた夜、俺は再び、スマホを取り、ゲイサイトを見る事にしました。
もう、この頃には、女装した直樹にフェラチオをしてもらいたいと思っていたのです。
まず、探してみようと思ったのは、直樹のサイトの中の名前でNAOでした。
名前を検索すると、同名が3人ほど居ましたが、弟のNAOは考えていたよりも、簡単に見つかりました。
もう一度、直樹のプロフィールを見ていると、以前は気が付かなかったけど、サイトの中でのメールがあり、やり取り出来るシステムだった様ですが、その為には俺も、登録をしなくてはなりません。
仮登録を済ませ、本登録を終了すると、プロフィールの設定です。
名前を、たか。年齢25。身長182。体重78。職業-建設業。住んでいる所は、○○県○○市。男性との経験はなし。
と正直に登録しました。
登録が終わり、最初に色々な人の動画や画像を見ましたが、やっぱり興奮するのか勃起してします。
そのまま弟のNAOを検索して、メールを送る覚悟を決めました。
「はじめまして。同じ市に住んでいて、タイプなのでメールしました。良かったら返信をお願いします」
内容は、こんな感じだったと思います。
1時間くらい待った所、直樹からの返信がありました。
『メール有難うございます。どんな事がしたいですか?』
俺は、兄弟とはバレたくなかったので、
「女装した姿で、しゃぶって欲しいです。出来たら目隠しをしてお願いしたいです。」
と送りました。
直樹からは、すぐに返信があり、
『分かりました。場所と時間を指定して下さい』
俺は、トントン拍子に話しが進む事に驚きながら、
「初めてなので、良く分かりません。逆に指定してくれたら助かります」
と、メールしました。
すると、
『支度に時間が掛かるので、23時に○○公園の多目的トイレで、どうでしょうか?』
と、すぐに時間と場所を指定してきました。
俺のアパートから、歩いても15分くらいの公園だったので、その場所と時間で約束しましたが、時間まで3時間くらいあったので、取り敢えずシャワーを浴び、緊張しながら、約束の少し前に公園に向かいました。
直樹からは、公園に着いたらメールを送る約束をしていたので、公園に入った時にメールを送りました。
直樹から、『支度が終わったらメールします。
と連絡があったので、公園内のベンチで待っていると、
『ノック3回したあとに入って下さい。』
とメールがありました。
すでに、俺のチ○コは勃起状態でしたが、多目的トイレ前で、ノックをして、スライドドアを開けると、女子高生の女装姿で、タオルで目隠しをした直樹が洋式トイレに座っています。
俺は、「お願いします」と小声で言い、直樹の近くに寄りました。
どうしたら良いか分からなかったけど、直樹には見えてないからと思い、ジーンズとボクサーパンツを下げて、勃起した物を直樹の口元に近づけると、直樹はカリの部分を舌で、チロチロと、しゃぶると、ゆっくりと顔を動かしピストンを始めます。
俺はその快樂に女性からのフェラチオと違う、快感や罪悪感を感じました。
そして、直樹のピストンも早くなった頃、あっという間に射精感を感じ、
「出る...」
と言うと、直樹はピストン早めながら、頷いた気がします。
俺は、口の中で出して良いのか分からずにいましたが、我慢出来ずに、射精してしまいました。
直樹は黙って、俺の溜った精子を口で受け止め、飲み込んでしまった様です。
俺は、どうしたらいいか分からず、ボクサーパンツと、ジーンズを履き、小声で
「有難うございました」
と言い、多目的トイレを出てしまいました。
トイレを出て、弟の直樹にしゃぶらせた罪悪感を感じながら、歩き、スマホを取り出し、
「有難うございました。こちらからは何も出来ずにすみません。」
と送った所、
『こちらこそ有難うございます。美味しいザーメン、有難うございます。また、メールもらえたら嬉しいです。』
と直樹からの返信がありました。
その日はそれで終わりましたが、翌日、直樹からのメールがありました。
『あんちゃん、会える?』
ゲイサイトのアドレスからでした。