最初はただキスが好きだった。軽いキスから始まり、徐々に舌が絡まり女の子とお互いの味を確かめ合う行為にたまらなく興奮した。
もちろん挿入も好きだけど、女の子の唾液を飲み、マン汁を啜っているときの方がバッキバキに勃起する自分に気づいたのが大学生の頃。
ああ、自分は体液フェチなんだなぁ、とこのときハッキリ自覚した。
それからは女の子により多くの体液を出してもらえるように、体力づくりも兼ねて日々肉体と舌のトレーニングに明け暮れた。
筋力も舌もトレーニングすればするほど上達した。長時間自在に舌を動かせるようになるし、より細かい動きで相手の気持ちいい部分を探れるようになった。
その甲斐もあって数々の女の子に喜んで貰えたし、喜びと共に溢れ出る汁に自分も満足していた。
ただ、この欲にはキリが無いようでそんな日々を過ごしているうちに、もっと濃く粘り気のある体液を飲んでみたくなった。
そのうち、ドロドロの青臭い精液をたまらなく飲んでみたくなってしまった。男なので幸い自分で自家製造できる。
今まで幾度となく見てきた自分のザーメンを手のひらに出し、マジマジと観察した。
ヌラヌラと淫靡な光を放っていて、熱く勃起している自分のチンコと同じ温度の液体がとても美味しそうに思えた。
いざ手に絡まっている精液を舐めて飲み込むと、喉にまとわりつく青臭さに少し咽せ返ってしまったが、
えもいわれぬ興奮が押し寄せてきて、さっき射精したばかりのチンコがすぐバッキバキに勃起していた。
射精しては飲み、射精しては飲みを繰り返しているうちに、今度は精液をダイレクトに飲んでみたくなった。本当に人間の欲は恐ろしい。
自分のチンコは流石に咥えられなかったので、他人のモノを咥えるしかない。そこからは男漁りに走った。
幸いある程度はモテる見た目をしていたし、中高のサッカーと体力づくりで得た程よく引き締まった身体のおかげで、たとえ男でも相手はすぐに見つかった。
初めて咥えたのは40代位のどこにでもいそうなオッサン。自分の父親くらい歳の離れた相手で気が引けたが、ザーメンを飲みたい衝動には敵わない。
人通りの少ないトイレの個室で見知らぬ他人のチンコを咥え、鍛えに鍛えた舌技を発揮して口の中に射精してもらった時、背徳感と満足感で脳が痺れるほど興奮した。
射精したての新鮮で熱気を感じるザーメンは、喉にずっとまとわりついて、苦くて甘くて美味しかった。
「あーすげー、すげー気持ちいい」
と口内に射精してもらった後に何度も口の中にチンコを押しつけてきて、そのオッサンは余韻に浸っていた。
全てはこの為だった、男のザーメンを飲むために自分はトレーニングしてきたのだと悟った。