とある病院に勤める私は製薬会社の営業マン(MR)の担当窓口をしています。
MRには爽やかで愛嬌のある体育会系の男が多く、彼らが仕事とはいえ弱い立場から私に気に入られようとすり寄ってくるのは、S気質で征服欲の強い私には最高のシチュエーション。
ある取引先のMRにコッチの世界のお仲間でもある中川さんという方がいます。不惑ながら体育会出身で年齢よりも若々しい印象の男前な方。ある日中川さんがOJTとして新入社員の営業マンを連れてきました。
その新人君を見た瞬間、胸がギュッと掴まれたような衝撃が走りました。麗しい目つきに高い鼻筋、髭ひとつないシャープな顔立ちの美しい青年。
つやつやの黒髪で前髪をあげ、きりっと整った眉毛が好印象。清潔感がありまさに好青年。細身のスーツがいやらしく感じるほど似合っていました。
「新しく配属されました、平野と申します。今後ともよろしくお願いいたします。」
小綺麗な顔立ちに反して声は低音のハスキーボイス。ギャップのある男らしい声が色っぽく彼がオスであることを感じさせます。
他愛のない会話をしましたが新人君をいやらしく見つめていたのを察し、中川さんに私の欲望を見抜かれました。
「先生がもしよろしければ、平野を御院の担当に就かせて勉強させていただいてもよろしいでしょうか?」私は快諾しました。
平野君は可愛い笑顔で「一生懸命担当させていただきます!」と言ってくれました。
その後簡単な用事のときは平野君一人で来るようになり、独占欲の強い私は大した用がなくても彼を病院に呼びつけるようになりました。彼は私の顔を見ると主人を見つけた仔犬のようにすり寄って来ます。
中川さんに何を教え込まれてるのか、私を誘うような彼の言動一つ一つが私の劣情を煽ってくる。軽いボディタッチや下ネタを振っても可愛い反応をしてくれて、会えば会うほど平野君に夢中になりました。
ある日製薬会社関係の資料整理をしたいと理由をつけて平野君を呼び出したときのこと。
資料室は空調が悪く荷物運びで汗をかくため平野君に楽な格好でいいよと言うと、ジャケットを脱ぎネクタイを解いて袖を二の腕までまくった格好になりました。
普段はスーツに隠れて見えない若い生肌を露わにさせるのでついつい見惚れてしまう。
血管の浮き出たムキムキの二の腕やシャツからチラリと覗かせる細い腰つき、ピチピチのスラックスで強調されるヒップラインはヨダレもの。
「自分ケツ柔らかいってよく言われるんですよ。先生触ってみます?」
と体育会のノリのように自然に言われたので欲望のまま、資料室で彼のプリケツを揉みしだかせてもらいました。
中川さんに私のような男をムラつかせる仕方をだいぶ教え込まれてるなと思いました。1時間ほど資料室の中で平野君と二人きりで会話しました。
学生時代はサッカー少年で今も社内サークルでフットサルを続けていること、高校時代から付き合っている彼女と遠距離恋愛していること、お酒は好きだけどあまり強くないことなど、私のストライクゾーンに命中するエピソードばかり。
そうしているうちに平野君の携帯電話が鳴りました。どうやら中川さんからのようです。
「先生、今夜はお忙しいでしょうか?急で恐縮ですがもしご都合よろしければお食事でも、と中川が申しております。」
さすが中川さん。平野君を酔わせて何をさせてくれるのやら。私はお誘いを快諾しました。車で中川さんが私と平野君をピックアップしとある懐石料理屋の個室座敷へ。