僕はアラフォーの公務員で、高校生になる息子のリクと二人暮らしです。妻は息子を産んですぐ事故で亡くなりました。
息子はまだまだ母親に甘えたい時期だっただろうにそんな素振りも見せず、非行に走ったりして困らせることもなく、真面目で優しい男の子に育ってくれました。
家の中のこともイヤな顔ひとつせずに進んでやってくれて、もう料理なんて僕より上手なくらいです。
月命日に妻の遺影に手を合わせていると、あまりの健気さに涙が浮かんでくることもありました。
さて、半年ほど前のある晩、寝る支度をしていた僕の部屋へ枕を抱えたリクが訪ねてきました。
「お父さん……今夜、いっしょに寝ていい?」
リクと最後にいっしょに寝たのはもう何年も前で、もっと甘えてほしいと思っていた僕は内心嬉しかったのですが、なんとなく照れくさくてつい冷やかしてしまいました。
「どうしたんだ急に。……ははーん、また怖い動画かなんか見て、一人で寝れなくなったんだろう」
「うん……そんなとこ」
「しょうがないな。ほら」
とベッドの端に寄ってスペースを空けると、リクはいそいそと自分の枕を並べ、僕のベッドに潜り込んできました。
さすがに高校生にもなる息子と二人だと、ダブルベッドでもキツキツです。
「じゃ、おやすみ」
ベッドサイドのリモコンで部屋の明かりを消しましたが、もちろんすぐに眠れるわけもなく。目をつぶって息子の体温や匂いを感じて、懐かしく思っていると、
「ねーお父さん……腕枕もして」
「なんだ、今日はずいぶん甘えん坊だな」
「うん……」
言われるままに腕を伸ばしてリクの首の下に差し入れると、リクは僕のワキの下に鼻先を突っ込んで、体臭を嗅ぎ始めました。
「こら、そんなとこ臭いだろ」
「臭くないよ。いい匂いだよ」
リクは僕の身体に腕を回して抱きつくような体勢になりました。
ちょっとドギマギしましたが、もしかして息子はずっと、こういうスキンシップを求めていたのかもと思うとなんだかいじらしくなり、僕もリクの肩に腕を回して、小さい頃に寝かしつけていた時の要領でさすってやりました。
(……あれ?)
リクはその時、僕の右脚に自分の両脚を絡める格好になっていたんですが……太ももに、固く熱いモノの感触を感じます。
僕の体臭を嗅ぎながら股間をこすりつけてるうちに……一丁前に勃起してしまったようです。
正直、少し困惑しましたが、考えてみればリクももう高校生。大人の男として正常に成長している証拠だと思い、好きなようにさせることにしました。
ちょっとしたイタズラ心も浮かんで、僕が少し脚を動かして股間を刺激してやると、感じてしまったようで「ん……」と少しエッチな声を漏らします。
そうしてしばらくリクの反応を楽しんでいると、僕のお腹をさすっていたリクの手はパンツのゴムをくぐって潜り込み、僕の敏感な部分を弄び始めました。
「あっ、こら……っ!」
他人の手でおちんちんを弄られたのは何年ぶりでしょうか。
自己処理とは全然違う、あまりにも久しぶりの快感で、僕のモノはリクの手の中であっという間にギンギンに勃起してしまいました。
「うぁ……っ」
「お父さんの……すごい、おっきい……」
そんなことを言いながら、リクは僕のサオをしごき上げ、亀頭をなで回します。
「すごい、お父さんのちんちん、オレの腕ぐらいなってるよぉ……」
「こら、ダメだって……!」
口ではそんな風に止めてみますが、すでに内心ではもっと弄って、シゴいて、イかせてほしくてたまらなくなっていました。
でも、父親として息子に「手コキしてくれ」なんて言えるわけありません。
父親としての立場と、雄としての欲求との間で逡巡していると、
「オレ、お父さんのちんちん、好き……触っていいでしょ……?」
思春期で、大人の男の身体に興味の出てきた息子にそうせがまれたら……仕方ないですよね。息子に、男性の生理について教えるいい機会だ、そう思うことにして、
「……しょうがないなぁ」
身体の力を抜いてリクに任せると、リクは僕のタンクトップをまくり上げ、乳首に吸い付いてきました。
「ぅ……おっ」
意外な部分への刺激で、つい声が出てしまいました。
どこでこんなことを教わってくるんでしょうか。甘噛みした乳首を舌先で転がしながら、右手ではさらに僕のおちんちんをシゴき上げてきます。
染み出した先走り汁が亀頭に塗りたくられて、にちゃ、ぬちゅ、とイヤらしい音を立てます。
「あ……お父さんのやっぱデカい……ここ、指届かないし、先っぽなんてここまで届いてる……!」
たしかに僕のおちんちんは平均より少し大きめな自覚はありましたが、実の息子にそう言葉にされながら弄られると異様に興奮してしまい、経験したことがないくらい大量のガマン汁を垂れ流してしまいました。
ヘソを通り越してみぞおち近くまで達したおちんちんから流れ出した粘液で、胸から腹までべっとりと濡れそぼってしまったのがわかります。
それを潤滑液がわりに掌の中で亀頭を転がされると、頭の芯が痺れそうな快感が襲ってきます。
リクは僕の反応を確かめるように顔を上げると、
「お父さん……出そう?」
「……ん」
「オレ、お父さんの精子、見たい……」
これは、近親相姦じゃなく、父子家庭の性教育だ。そう自分に言い聞かせて、衝動に身を任せることにしました。
するとリクは僕の下半身の方へと身体をずらし……
(……え?)
ぱくり、と僕のおちんちんを頬張り――フェラチオを始めました。
責め立てられて敏感になっていた亀頭が、湿って温かい粘膜にすっぽりと包まれ、それだけで頭が真っ白になりそうな快感です。
「……あ! っあ、はぁん、ダメだよっ、やめなさい、やめて……っ!」
リクは口の中で僕の鈴口や裏筋に舌を這わせ、空いた手でサオの中ほどをシゴき上げて、もう一方の手では指先でタマを転がすように愛撫してきます。
時おり指先で肛門の周辺をくりくりと刺激されるのも、背筋にゾクゾクとした快感が走ります。
さすがにこれはいけない。
そう思ってリクの口からおちんちんを引き抜こうとするのですが、リクは僕の腰をがっちり抱え込んで離してくれません。
それどころか、自分の腰の動きのせいで、リクの口内の感触をかえって強く味わうことになりました。
「ぅあ、り、リクっ、で、るっ、出るよぉ……っ!」
やがて会陰から駆け上ってきた衝動は、おちんちんの中をすごい勢いで突き抜けると、リクの口のなかに噴出しました。
ドクーッ、ドグッ、ドッドクーッ、びゅく、びゅくっ、びゅるっ、びゅるうううっと、一回でもそこそこ長い射精の快感が、立て続けに延々と襲ってきます。
妻との行為でも感じたことのないような、圧倒的な快感でした──僕は、実の息子にフェラされた上、口内射精までしてしまいました。
あまりの衝撃で身体に力が入らず、ボーッとした頭で眺めていると、リクは僕の尿道に残った残り汁も美味しそうにじゅるじゅると吸い上げています。
身体を起こして僕の顔に顔を近づけてきたリクは、唇を重ねてきました。
唇のつながった部分からドロリ、と流れ込んできたのは、今しがた出したばかりの僕の精液と、リクの唾液の混合液。
お世辞にも美味しいはずのないそれを、僕は喉をならして飲み干していました。
***
一度こうして一線を越えてしまうと、シックスナインでお互いにおちんちんを貪り合うようになるのも、リクが僕のおしりに挿入して種付けするようになるのもそう時間はかかりませんでした。
「お父さん……もうちょっと脚開いて」
最近は、ちんぐり返しの体勢でベッドに押し倒した僕に、自分のおちんちんを自分で咥えさせながら、僕のおしりに挿れて膣出しするのが息子のお気に入りのようです。
一度、僕がセルフフェラで自己処理しているのを見つかってしまって以来、行為のときにはいつも自分でしゃぶらされるのです。
言われるがままに脚を開いて軽く上体を曲げると、ビンビンに固くそそり立ったサオの先端の、絶頂への期待でパンパンに張りつめた亀頭が口に届きました。
「んぉ……んぶっ」
大きく口を開けて頬張り、口いっぱいの亀頭を舌で転がすと快感が走ります。
尖らせた舌先を鈴口にねじ込むと、薄い塩味の液が口の中にあふれました。
はしたなく股を開いた体勢で、おしりの穴に息子のおちんちんを挿入されながら、夢中で自分のおちんちんをしゃぶる父親の姿はどう見えているんでしょうか。
「父さん、ホントに自分のちんちんしゃぶるの好きだね♪ そんなにおいしい?」
「んっ槌槌」
「じゃあ、オレのちんちん要らない?」
そんな意地悪をいいながら、今や僕のモノと同じくらい逞しく成長した立派なおちんちんを、僕のおしりから引き抜こうとします。
凶悪な段差を備えたカリが、おちんちんの裏にある前立腺を内側から抉りました。
「んん"ーっ!」
「あは、冗談だって。ほら、お父さんのアナルめくれちゃってる♪」
リクが腰を動かすと、僕のおちんちんも連動して僕の口を出入りし、それが新たな快感を生みます。自分の口を、自分でイラマチオしている気分です。
根元までおしりにブチ込まれたリクのおちんちんは、僕のお腹の奥に。
自分の口いっぱいに頬張った僕のおちんちんは、僕の喉奥に。
ほぼ同時に発射されたザーメンが、上からも下からも大量に流れ込んできて、僕は身体中が二人ぶんの精液で満たされるのを感じました。
こうして今やほぼ毎日、お風呂に一緒に入っては抜き合いし、休日は朝から晩までセックスしまくっていますが、普通より少し仲がよくて、スキンシップが多いだけの父子家庭だと思うようにしています。
今夜もまた息子が、高校生の元気なおちんちんでたっぷり種付けしてくれるんだと思うと、おしりが疼いて勃起が止まりません……。