小学三年生の時に東京から西日本のとある県の学校に転校しました。
田舎は田舎なのですが、新興都市ってのもあり、特にギャップは感じませんでした。ただ数キロ放れれば山や田畑、語尾やイントネーションに癖がある程度、やっていける・然して不安は無かったと思います。
しかし1つ、転校初日に体育館舞台に同じクラスの男子達に呼び出され【御祓】を受けた事は当時少なからずショックでした。今振り返るとトラウマにはなっていないみたいです。
もう一度、と言われるとゴメンですが。(笑)
御祓とは『チンコ見せろ』でした。見せなければ仲間になれない、そうだ。
当然、『嫌だよ!』と拒みましたが、なかなか執拗で解放してくれません。
『本当に嫌だから、先生に言うよ!』
『そーゆー話じゃないんだよ~』
『転校生、強情だな~』
なんか話が食い違う。
『なんで、それ(チンコ)にこだわる?』
『みんなやってきたんだから』
『そうそう』
なんだ?そりゃ?と思った。
『本当にみんなしたの?』私は疑った。
『おう、本当たよ。なぁ?』
『うんうん、』
『証拠に見せたるわ』
指を指された一人の男子が臆する事も無くズボンを膝まで降ろしグンゼのブリーフからポロン、とチンチンを出した。
『えっ?嘘だろ・・』
『何が嘘なもんか、ホラ、みんなも見せや』
指示されると集まった男子全員が下半身を露出した。今、思い出すと壮観な景色だった。
私に詰め寄るボス格の男子も『ホラ、ホラ、』と自身のペニスを見せつけた。
その中の一人の男子がカッチンカッチンの勃起をしていて、隣の男子にからかわれ、一気に周りに取り囲まれた。
『お前、何ボッキしとんや』
『いつもやん、こいつは』
『小さいくせに立たせよって』
口々に責められ顔を真っ赤にする勃起男子。
『さぁ、次はお前や。みんな見せたからお前もな』
横暴だ。『笑ったり馬鹿にしない』約束で私は諦めて男子達の前にチンコを晒すことになった。
『・・・・・。』
出した瞬間、小さく『おぉう・・・』とどよめいたが、
『なんや、ためらうから、どんなチンコかと思ったら普通やん』
『ズル剥け赤チンかと思った』
『どこどこ?・・あ~普通』
各々に感想を喋り出す男子達。早く終わってくれ、と押し黙っていると、
『あれ?お前もボッキ始めとらんか?』と言われペニスを触られた。
『あ!やめろよ!』
笑い出す男子達。『触れ、触れ!』『もっと立たせてみ?』の声も聞こえる。腰を引くと、そのままバランスを崩し床に寝そべってしまい、二人くらいの男子に股間を攻められジタバタした。
舞台の幕が閉じられているのが、せめてもの救いだった。体育館で遊んでいる女子達に見られて無いだけでもマシだ。
本気で嫌がり半泣きの私に男子は
『そんな嫌がんなって、恥ずかしことじゃないが~、・・・ほら、』
と、隣の別の男子に自ら自身のペニスを触らせ、触り合いを始めた。
それに呼吸する様に周りの男子達も互いのを触り始め異様な光景を見せられながらも、私も陰部を攻められた。
私は射精しなかったが、少し離れた所で
『出た出た、こいつ出した!』と聞こえた。
見せて弄られて、儀式を終え晴れて私はクラスの仲間入りをした。
五年生のクラス替えで、交流の無かった男子も儀式に呼ばれ、チンコ晒しのグループに加わっていたが、私の時の様なソドムは無かった。
やはり、あの時素直に出してれば、酷い目に遭わなかったのだろうか、と今でも考えます。