ノンケのSM出会い系の募集を見ていた。
『露出趣味あり。僕の露出した姿をみてくれる女性探してます。175・65・28 連絡ください。』
2つ年上の男だ。
転勤で地方都市に来て退屈な毎日で、覗いたサイトに載っていた。
それはノンケ向けのSM系のサイトで見つけた2人目の人だった。
ノンケ相手なので可能性は乏しいけど、片田舎でゲイと会う機会も少なく退屈な生活をしているので、ゲイと同じ感じでノンケを食えたらいいなぐらいでメールしてみる。
『182・80・26 ゲイの男なんですが、露出を見るのに興味あります。メールしませんか?』
返信が届く『男には興味がない』と。露出の話しでメールを繋ぐと『露出は好きだが男は嫌いで女が好きである』と、強気な返信がくる。
俺はノンケ相手だからとおだててやり取りを続けてみた。
露出経験を聞かれ、ゲイ同士は金のやり取りも無く簡単に露出できるとか、見られないトイレとかではスグOKだよとか、適当な話を作って返信してた。
露出する話に興奮したのか細かい状況など質問してくる。
その内容がゲイを馬鹿にしているのか上から目線なのにムカついたけど、バカノンケが露出センズリしてるのを見たくて、下手にでて返信してた。
『見た目はどんなんすっか?』と聞くと。『まあ、もてるよ。』と返ってきたが不細工がよく言う言葉だった。
それでテンション下がったけど、適当に返信してた。
やり取りの最中、唐突にサッカーで好きな選手を聞かれるが、サッカーには全く興味のない俺。選手なんて誰も知らないと答える。
彼から電話番号が送られてきて『電話で話したい』のこと、スグに電話する。
トゥルルル....
「もーしもーし。」
何だかカッコ付けた声。
「こんばんは。ケンです。 初めまして。」
戸惑う彼。
「おい、お前どこ住みなん? 」
カッコ付けた話し方に嫌な気分になるが、せっかく引っかかったノンケだ適度に合わせる。
「○○です。そっちは?」
「■■。」
「ちょっと距離がありますね。」
同じ県内だが距離で県北と県南で距離が50キロほど、俺が諦め気味に言うと、
「そうか?近いさ。車ですぐいける。」
と案外ノリ良く答える。
俺と会う気満々?もう露出したくて衝動が抑えられない様子だ。
「どこで露出してる?」
そう聞くと。
「まだ経験はないけど、マンションの廊下とかで見られたい。」
「明る過ぎない?」
変態だな、そこまで見られたいか?
「明るくないと見れないし、驚く女をみながら扱きたい。じっと見てくれるかな?」
「2人いるからそっちもゲイの振りしてたらなら見てるんじゃない?襲われる心配もないしBL系っては流行ってるから。」
めちゃくちゃ適当な事を言いながら、
「いま露出の事考えながら、勃起してるでしょ。」
「何でわかる?」
「男同士だから。」
俺も彼の声を聞きながら勃起してる。パンツを膝まで下げ痛いほど固くなったチンポを握り扱き始める。
「そうかぁ、おまえはホモだから、男の気持ちもわかるんだな」
また上から発言にイラついたが、勃起中の年上ノンケと会話してると考えてシコる。
奴もチンポを握ってるはずだ。これは男のサガだから。
「逃げる女もいると思うけど、中にはジッと見てる女もいるみたい。俺が野外で男同士のセックスをやった時にじっと見てる女もいたから。」と作り話をする。
「で、見られてると思って興奮が高まってすぐ射精しちゃった」
俺が女がいる前でセックスをやるないし、女がいると思うだけで萎える。
「俺も興奮してきた。気持ちいい」
軽く扱いてるのか、声がうわずってエロくなってる。
「しごいるの?いいね。 俺にも見せてほしいな。」
「男はちょっとね。俺ホモじゃないし。」
「でも男同士なら、通行人の女なんか見るはずだよ。ホモだし安心だし。この辺りでは、夜の女の人が露出される場所があるとよく聞きますよ」
「そうなの?じゃあ、見せれるよ。触られたりしなければ。」
「触らないですよ。見てるだけっす。でも隣りで俺もセンズリするかもですどね。」
いや、今センズリの最中だし...。
露出狂のノンケの声聞きながら、ノンケはいつも無防備で、自分がオカズにされてるなんて気づきもしない。
「女経験 何人位あるんすかぁ?」
ノンケっぽく聞いてみる。
もう、先走りが出てくる。指でカリに塗りたくる。
「気持ちいい!」
ノンケは興奮している。俺も気付かれない様に扱く。
「3人位かな。」
28才で3人かぁ……と言うと多分見栄で2人ほど足して言うから、1人かそれ以下、下手すると童貞だろうな。やっぱ不細工かも?
「お前は?」
「男相手で50人位です。 ゲイだから初体験は13才ですよ。そっちは? あっ名前何て呼べばいいですか?」
「……ケン、同じなんだ。」
あーそういえば登録名ケンだったなら、だから戸惑ってんだ。
「俺はの正式なのはケンゴです。」
「あっ俺はケンジだよ。」
「じゃあケンジさんでどうですか?ケンジさんは初体験したのは?」
「23だよ……遅いんだよ」
「そうですか、普通ですよ、遅い事ないです。もっと遅い人もたくさんいますよ」
確かに遅いけど、ノンケの機嫌を損なわないようにする。
「そう?まぁ普通かなぁ。」
「普通ですよ。ケンジさんは彼女いないんですか?」
「いないよ。いたらやらない。」
「じゃあ、オナニーばかりですかぁ。 なら露出したいでしょう。」
「やりたいね。お前はいつ時間ある。」
「夜なら何時でも大丈夫っすよ。」
「じゃ、明後日は?」
「いいですよ。 ケンジさんのチンポ見ていいですか?」
「女が居たらね」
「女はわからないっすけど、ケンジさんが俺に露出してるのを偶然女が見ちゃうみたいな。考えたらチンポ勃ってきちゃいました。」
ノンケをのせるために話しを続けてリピートする。
「女が見てるなら、見せてもいいよ。」
「俺がケンジさんのチンポ見ていいんすか?」
「チンポ見ないでどこ見るの?」
ノンケの会話に興奮した俺は、もうイキそうなのに息を抑えながら、
「じゃあ、明後日何時に来れますか?」
「仕事が21時に終わって、そっちに急いで行って23時位かな?」
ノンケが男に見せるために興奮しながら自動車を運転して来る。
ゲイの俺にチンポを見られる為に、騙されたノンケがチンポだけじゃなく、言葉巧みにゲイの前でセンズリまでさせられる。
バカノンケだ。
射精後は、どんな気分で2時間運転して帰るんだろう。
ゲイに射精を見られたあとに、覚めて現実に戻るとどうなるのか?
それを想像して俺は息を殺して射精した。
「じゃ、23時に。」
「…… 」
ドクドクと湧き出る精子に快楽が押し寄せる。
「もしもし。」
「わかりました。会えるの楽しみにしてます。」
「それと、チン毛は剃った方がいいですよ。チンポ よく見えるから、デカくもみえるし」
「そうなんだ! わかった。 やるよ!」
バカなノンケな答えだった。
電話を切った後は、俺は近くのマンションを見回る。めぼしいマンションがあったので逃げ道を確認した。
この場所なら、いざとなると逃げれて、明るくはっきりとチンポが観察できそうだ。
当日、約束した場所にBMWが停車する。
予想外の高級車に驚く。
【ケンジ 露出 】と入力された電話が鳴る。
話しながら車に近づくと、助手席側の窓が開く。
できるだけ、爽やかな雰囲気で挨拶をする。
「こんばんはーケンジさんですよね。」
助手席に乗り込み笑顔で顔を確認する。短髪で浅黒く焼けた肌、太眉で二重の目で厳つめの顔立ちで、意外と鼻筋の通ったイケメンだった。現場系の仕事をしているのだろう
思わぬご馳走が股間にチンポをぶら下げて来た事に興奮した。
「初めまして、ケンゴです。」
「ケンジです。どこ行く?」
「まず、どこかで車を停めてミーティングしましょう。」
ケンジの服装はTシャツにジャージの短パンとすぐに脱げる服装だ。
短パンから見える腿は太く引き締まってる。
ハンドルを握る腕も締まった筋肉が浮き上がって胸板も厚そうだ。
予想に反し上玉だった。
「この2日間で、センズリしましたか? 俺は電話の後興奮してやっちゃいました。」
「俺もやったぞ」
という返事が返ってくる。このイケメンはワイルドでカッコイイ。
近くの運動公園の駐車場に車を停めミーティング開始だ。
俺に露出してて偶然に誰かが来てしまったみたいな振パターンで、その人には気付かず、俺が合図するまでそのままチンポ丸出しで扱く。俺が合図したら慌てた素振りで逃げる。
そんな感じでと。
「ケンジさん、その下半身丸出し運転したら? せっかくの露出だし。」
「そっか?でもバレないかな?」
これでも躊躇する露出狂。
「目当てのマンションまでも楽しんだら? 他所の土地だし。」
ケンジは半パンを脱いだ。
ワイルドイケメンのチンポを確認する。チンポが見れた。
思いのほか小さい。小振りなモノにがっかりするが、ケンジは露出に興奮してきたか、勃起がはじまった。
チン毛は無い!俺の言った通りにしているのだ。いや、本当にツルツルにするなんて馬鹿過ぎる。
こんなワイルドイケメンが小振りチンコ。濃い顔と逞しい身体には粗チン。
優越感に浸りながらも、かわいいチンコに笑いがこみあげる。
勃起して10センチくらいか?厳つい男の粗チンなんて、しかもパイパンで勃起しても完全に剥けない包茎!皮が剥けていない。まるで小学生の勃起だ。
腿は太くて硬そうな筋肉に血管が見えている。
そして自動車が走り出す。
俺は場所の指示だけで、小振りな勃起チンポには触れない。
もうビンビンにヒクついてる。
調べたマンションに車が着いて、短パンだけ穿くと、俺は案内する。
明るい階段下にくる。すでに短パンは小さな膨らみが出来て、ヒクついてる。
ほっとけば、短パンにガマン汁が染み出しそうなくらいヒクヒク。
「ここなら誰か来ると思いますよ、脱いでいいですよ」
「わかった」
ケンジは明るい蛍光灯の下に全裸になっていく。
ゲイならよだれがでてきそうなぐらいなぐらいの、男らしく完璧なまでの容姿の男が全裸になると、その場でセンズリを始める。
小さなチンコを扱く。
「あっあっ」
皮が剥けて真っ赤な亀頭が露出すると、そのまま皮を使いセンズリをすると
「あっすげっあっ」
俺は近づくとチンポを見つめてから掴む。
一瞬えっと言う顔をするが、そのまま俺にしごかれることを任せてくれた。
先走りで濡れてすぐにグチョグチョと音をたて始める。
「あっ気持ちいいああ」
クチョクチョと音をたてながら扱く。
狭いエレベーターホールにはセンズリの音が響く。
顔が快感に歪む。
「イク」
ピュッ ピュッ ピュッ
射精した。
早漏だった。1分もしこっていない。
俺はポケットティッシュを渡した。
あっけない結末に、ケンジははにかみながら言い訳を。
「興奮し過ぎたから、イっちゃったよ。」
「カッコよかったです。射精もダイナミックで。ケンジさんカッコいいからエロしてても素敵でした。」
部屋の近くまで送ってもらう。
ケンジとは笑顔で別れた。
何度か電話が来たけど、会わずじまいで、数ヶ月がすぎた。
ニュースでケンジが捕まった事を知る。
マンションでの露出で逮捕される。
ネットで詳しく出てくる画像はケンジさんに間違いない。
知らずに射精まで見せてもらったが、知っていたらもっと色々と遊んでたのに。
それより、警察から俺にも連絡があるかと心配だったが、何事もなく時間がすぎた。