昔、大阪市西成区にあった「竹の家旅館」の話です。
大阪市西成区と言っても他県の方にはピンと来ないでしょうが、今訪日外国人で賑わっている通天閣の隣で労働者(日雇い)の多い街でした。当時は、通天閣周辺は、女は行くな、きれいな格好(普通の服装)で行くな、街で目を会わすなと普通の人の行く所ではありませんでした。かなりの偏見も有りますが・・・
そんな街の一角にあった「竹の家旅館」は、住宅地の中にある木造2階建て普通の商人宿ですが、日本のハッテン旅館の先駆けのような場所でした。夜に昼に男同士の絡み合いがあった場所です。
1階は受付と個室、2階には大部屋がいくつかあり、廊下で別れていて、部屋には布団が敷き詰めて在りました。窓は暗幕を張り、いつも薄暗く部屋には汗と体液と揮発性の興奮剤やもっと危ない薬の臭いが充満していました。
中二階には暗黒部屋があり風呂とトイレは汚かったと覚えています。
その時代、他に旅館の代金だけで男同士握ったりシャブッたり、尻穴に雄汁を入れたり、人の交尾してるのを見たりして、遊べる所はありませんでした。
そこに居るのは雄のチンポか尻オメコを求めて陰湿に蠢く鬼畜ばかりでした。居るのは30いや40代以上で上は上下共に白髪の70代の人もドロンとして血走った目で徘徊していました。
ある時、大部屋の湿った布団の上で彼に会いました。
髪は角刈りで、175×65×30×18の苦みばしったいい男でした。
私を気に入ったようで横に来てうつ伏せでいた(上を向くとパイパンを見られちょっと弄って居なくなる)私の背中からお尻を絶妙なタッチで撫で擦りられると尻を振る自分がいます。
とオイルをつけた指で尻オメコを撫でられ、ポマードの臭いがする枕にしがみつきました。
(あっ!上手♪上手いし馴れてる)と思い、今日は当たりだと思いました。肩を掴まれ上を向かされキスをされました。
(ここの相手とはキスしない)と決めていたのにアッサリと淫乱に唇を吸われました。ここまでくるともうイケマセン。
ドスケベに相手の口を吸い唾交換も積極的にして舌を絡めました。
69の体制になり、彼のマラを探り口元に持ってきました。傘の皮にしこりが有ります。
女泣かせの真珠でした。お年寄りが入れてるのは食べましたが、彼のような若い人は初めてでした。
指で弄り、口に入れてデカマラを喉まで呑み込んだり金玉嘗めた回し、アナルにも舌を這わせ吸い付いたらウケの反応が有ります。
楽しくなって一所懸命に尻穴を舐めていたら彼が耳元で
「場所を替えないか?」
「ゆっくり楽しみたい。費用は持つから」
と言ってくれたので、急いで着替えて出ました。
彼が待っていてくれたので、肩を並べて歩きながらきりりとした横顔から(やっぱり当たりやった)と思い(何してんるんやろ?消防?まさか警察?)ガタイもいいし身体使う系やろうと思ってました。
すぐにホテル街の連れ込みホテルに着きました。
「大丈夫、ここは入れるから」
と言われ門を潜りました。
部屋に通って(シャワ浣どうしようかな?)と思ったら、
「良ければ使って」
とイチジク浣腸を渡されました。彼のリバは決定です♪
さっさと先に洗腸して、念のためにシャワ浣も済ませベットの中で待っていると彼は照明を落として来ました。
(顔見ながらオメコしたいのに)と思いましたが直ぐに彼のテクニックに呑み込まれて行きました。
仰向けのまま脚を抱えられユックリとデカマラが入って来ます。
彼の大きなカリが尻オメコの襞を抉り捏ね回しチンポの裏襞が擦れるのか恍惚となってチンポからの先走り汁が腹の上で汁溜まりを作り、身体が跳ねるような大きな渦の中で
「中で出してエエか?」
普段なら断るかゴムしてと言うと処ですが口からは
「出して!出して!孕まして!」
と大きな声で叫びました。腰からじんじんふわふわと暖かくなる感覚です。彼の肩に頬をつけて唇を這わせた時に(冷たい?)と不思議に思いました。(こんなに汗かいてるのに?)
でも気持ち良くてすぐに忘れました。
腕枕でタバコを吸い甘えていました。(当時はタバコが当たり前でタバコ臭も大人の身体の臭いでした)(今は吸いませんが)
火を消そうと枕元の灰皿にタバコを押し付けた時に目に入りました。
彼の肩から背中に立派な刺青が覆っていました。彼をうつ伏せにして照明を明るくしてまじまじと見ました。大蛇が鎌首を持ち上げ二つに割れた舌を出しこっちを睨み付けています。
「キレイ!もっと視せて!」
と彼の背中におおい被さって細かい処まで視ていましたが、突然舐めたくなって舌を這わせ唇を押し付け舐めだしました。
「刺青が好きなんか?普通は急に正座して謝ったり、泣き出したり、ションベン漏らした奴もおったのに」
「変わった子やの」
と言われてるのも気にせず、懸命に舐めているとチンポが痛いくらいに立ち上がって彼の尻の入れ墨に擦り付けガマン汁が出たまま尻の谷間を抉って萎んで居る尻襞を抉り捲って解していない尻穴にチンポがズリュグリュと竿が見えなくなり大きく振り込み彼の尻穴がオメコのように柔らかくなりました。
私は大蛇に睨まれて犯され、呑み込まれる幻想が見え全身から汗と体液を吹き出し大蛇の舌に舌を絡ませトランス状態で失神しました。
彼の尻オメコの具合も良くて失神中もチンポが抜けずに目覚めてもう一発今度は背中の大蛇にぶっかけました。
後始末は舐めてキレイにしました。
寝物語に、彼が地方の組のヤクザで、大阪の大きな組に預けられている(理由は教えて貰えません)ので今日は竹の家旅館に抜きに来て私に会った事や、刑務所で男を覚えた事(見つかったら大変な懲罰を受けるらしい)出所後に真珠を入れ女にも男にも喜ばれる事。
出所後に女ともオメコは出来るが、男のマラの臭いと味が思い出すと
口に唾液が涌き出し、尻穴が疼いてどうしようもない渇きを感じるそうです。
ヤクザの中にも結構な数の同性愛者が居るようです。
この頃、東映や大映の任侠ヤクザ映画が全盛で「薔薇族」「さぶ」などが発刊されゲイやホモが認知されるのですが、それでもまだ陰花植物として下等扱いされていました。
風貌や刺青の為、相手を見つけるのが難しく竹の家か公衆便所、映画館など暗い処行かないけれどで行きずりの相手で抜いて発散するのが殆どだそうです。
今日のようにホテルなどで雄交尾をしたら、刺青で素性が知られるので余り行かないのだが、私に尻穴を舐められ、どうしてもウケて見たくなり誘った事、このホテルは竹の家で知り合った組関係の人と来た事、自分の物になって欲しい事を熱く語ってくれました。
その頃の私は社会に出て、忙しくしながらも、男や女とオメコをしても咥えても、渇きの中で、満足することが無く、男を求めて、フラフラと生きていました。
私も彼の真珠マラを弄りながら、きれいな刺青を視ると、怖いよりもゾクゾク身体が疼きました。彼の女になって会社も辞め、情婦の努めをする事を夢見ている自分がいました。
でも自分が彼より、もっと多情で淫乱な男であることを理解していたので断りました。
彼は、すごく残念そうでしたが、良ければ刺青の同業(ヤクザ)を紹介するから定期的に会って欲しいと面白い条件まで持ち出した。
「この道(ゲイ)は男商売なので仲間内でも信頼できる奴しか紹介しないから、会ってくれないか?」
と言われ怖いもの見たさで、再開を約束しました。でも薬は絶対イヤなこと、私の嫌がることはしない、ことを約束させました。
その夜はもう一度づつ雄汁を出して別れました。