8月もお盆が来て暑い日が続きます。お盆前に二日間家に帰って来たのですが、今は古本屋にいる方が張り合いがあって充実しています。
家に帰って両親には、悠基さんにお世話になってしっかりしてきたと誉められました。そりゃエロ以外は剣道と勉強の先生二人と暮らして居るので、自然と礼儀正しくなりました。その方が夜のエロい時間とのギャップも楽しめました。
お店がお盆休みに入った日の朝の稽古終わりに、今日は一緒に出かける事を告げられました。稽古着を持って行くように言われました。
路面電車に乗って幸男さんと三人で出かけ、(お母さんはお姉さんの家に泊まりです)着いたのは大きなお寺でした。お盆の墓参りだと思いましたが、本堂にお参りを済ませ、奥の方にどんどん入って行きます。渡り廊下を通った奥に剣道場が在りました。
大きくはないけど磨きあげられた凛とした道場です。神棚に礼をして入場し稽古着に着替えました。下座に着座して瞑想姿勢で居たら、人の気配を感じました。幸男さんがその方に紹介して、手をついて挨拶しました。
顔を上げると館長で僧侶の黒谷権八さんがいました。178×75×60×25、坊主頭で大きくて厳つくて、でもじっと目を覗き込まれて身体に電気が走ったようになり、怖い感じなのに何がどうなったのかわかりませんが、黒谷さんに抱かれるだろうと思い焦りました。悠基さんに向かって
「ほー!悠基君の稚児さんか?」
「中々いいな、素質もありそうだ」
(えっこの人も会員さん?)
びっくりしていると、黒谷さんは二人の剣道の先生で、大学の剣道師範だった事を教えてくれました。
この剣道場の館長で今日は私に防具のお古をいただけるので連れてきてくれたのでした。面と胴と垂と甲手に防具袋までいただきました。
全て着けてみて、先生達に基礎練習の、素振りと足捌きを見てもらいました。黒谷さんは
「うん、頑張って基礎練習に励みなさい」
「この二人はいい先生だから」
と言って下さって気持ちが良くなりました。
着替えて黒谷さんの自室に案内されました。お茶の給仕に出てきたのは、きれいな少女達でした。
ロングの黒髪にふんわりしたワンピースを着たお姉さんと、ショートヘアーのセーラー服の妹さんです。
「相変わらずきれいな子達ですね」
悠基さんが、初めてじゃない挨拶をしました。
幸男さんも
「それだけきれいになったんだからモデルを引き受けてよ」
と畳み掛けます。二人は顔を見合せ、恥ずかしそうに微笑んでいます。
「どうだ、モデルもいいんじゃないか?」
「幸男も悠基もこれだけ誉めてるんだから」
と言って、
「くっ!くっ!くっ!」
と笑い出しました。私一人が何が可笑しいかわからずキョトンとした顔でいます。
「たー君、紹介しよう保志と啓太だよ、仲良くしてやってくれよ」
「えっえーっ」
私は大声を挙げてしまいました。
「もーっ、お父さん」
「パパ意地悪ね」
姉妹いや兄弟?が声を揃えて抗議しますが、その声も私のクラスの女子より女声です。
私は口を開けて、目は男の部分を探すのですがわかりません。四郎さんも色白で美少年だと思いましたが、こんな美少年?美少女を見たことがなく風俗雑誌でも、女装してるのが分かる人ばかりなので驚きました。強いて言うならヨーロッパ絵画か写真のアドニス位しか思い出せません。
二人は恥ずかしそうに頬を染めながら、黒谷さんの両隣に斜めに座りました。自然な仕草に良く練習したのかな?と思ったり、ホントにチンポがついてるの?と思ったりしたので、嫌らしい目になってたのでしょう。二人の膝に手を置いていた黒谷さんが、
「ほら、真実はこれだよ!」
スカートを捲りました。
「きゃーっ!!」
「おとうさん!!」
保志さんはピンクのパンティにベージュのストッキング。
啓太さんはセーラーに不釣り合いな黒のパンティと黒のストッキング。
どちらもパンティはモッコリ膨らんで少し興奮してるようです。
黒谷さんはさっきの剣道師範の顔ではなく、ギラギラ脂ぎったスケベな顔で私を視ています。私チンポも膨らんでいます。
黒谷さんが悠基さんに
「今夜の予定は?」
「大丈夫です」
「じゃあ5時に」
幸男さんが姉妹?兄弟?に
「モデルはOK?」
二人は笑ってうなずいていました。