先輩に、「明日に、代行出勤してくれよ。お礼にサウナの招待券あげる。」って渡された。
久しぶりでスパのマッサージでもって予定していたのでラッキーでした。
しかも月曜日は、公休日だからゆっくり出来る。
久しぶりにスパで日頃の疲れを、癒そう。
貰った券のサウナに入った。
マッサージもある。
5000円は、少しお高いのでは?
まぁ、この分丁寧なのかなぁ?
しかし入場から回りの人達の視線が独特でした。
僕は、数人の男性達に、一斉に囲まれた。
えっ、この歓迎は異常でした。
1人のおじいちゃんが、「お兄さんここ初めてですか?」って、聞かれた。
「ハイ」って答えると、ロッカー室を教えてくれた。
「ありがとうございました。」って頭を下げてロッカーの扉をあけた。
スーツの上着を脱ぎハンガーにかける。
おじいちゃんは、ニコニコして服を脱ぐ僕を、見ている。
回りにも、さまざまな年齢層の男性が、腕組みしていました。
この人達は?
僕の脱ぐのを、見ている?
お風呂等で、全裸の時になめ回す様に男性達に見られる事は、良くあります。
少しずつ慣れてはきている。
そういう趣味嗜好にも、多少対応は出来る様にはなった。
しかしながら露骨にストリップみたいに観賞されたくはない。
おじいちゃんに、「喫煙所ってありますか?」って聞いてみた。
「ロッカー室の手前のテレビの所ですよ。」って教えてくれたので、上着とカバンを、ロッカーに入れた。
取り囲みから逃げる様に、喫煙所に行きました。
何なんだ?
同性の裸を見つめるなんて、キモい。
タバコを持って喫煙所に行きました。
皆さんは、ガウン姿ですけれども、僕だけは、シャツとズボン姿です。
空いてる椅子に、座る。
タバコを出すと「ハイ、どうぞ。」って隣り合わせの人が、火をつけてくれた。
「どうもありがとうございます。」ってお礼を言う。
「お兄さんは、今来たの?」って、聞かれた。
「ハイ、初めて来たんです。
館内の場所が、わからないからまごまごしていますよ。」って答えた。
「そう、初めてなんだ。
ふーん、でも興味はあるんでしょう?」って聞かれた。
その人は、太ももに手を置いてスルーって、撫で上げていきます。
ちんこに手の甲が、当たった。
驚き手を払いました。
「えっ、興味ってなんですか?」って答えた。
「だから受けなの?たちなの?」って事ですよ。
またしても手のひらで、太ももを触る。
「この子は、まだ蕾じゃよ。
わしが、これからいろいろと手解きして行くよ。」ってさっきのおじいちゃんが、左側の椅子に座る。
やはり太ももを触り始めた。
隣の人が、椅子をレバーを操作して背もたれが、倒れた。
隣の人が、キスしようと顔を近付く。
おじいちゃんは、ズボンのファスナーを下げる。
2人の強引な行為には、驚きと苛立ちを感じた。
「あっ、ちょっとあなた方は何するんだ。」って、僕は手を払いました。
「何照れる事は、ない。
皆初めての時は、怖いんだ。
そのうちに、病みつきになるんだ。」って言われた。
「それを期待して来たんでしょう?
たっぷりと楽しみましょうよ。」ってニヤリとしている。
「僕は、サウナに来ただけですよ。
そんな事は、期待していません。
それに公共の場所で許される行為ではありませよ。」ってきっぱりと断った。
「回りを見てくださいよ、皆さん楽しんでいるよ。
さすがに合体は、部屋ですけれども、ほらぁ。」って言われた。
テレビ画面が、2つは、普通の放送です。
けれども僕の前の画像には、アダルトの画像が放送されていました。
それも、若者のちんこを2人のおじさんが、触って舐めてるぼかし無しのちんこが、はっきり見えている。
まさしく今の僕と同じような光景でした。
焦り唖然としている僕に、「ここは、ゲイサウナですよ。
その欲望を満たす為に解放されたサウナです。
あなたは、その扉を、開いた。」っておじいちゃんに言われた。
ここの招待券をくれた先輩は、社内では普通だけどもやたら僕の身体をタッチするんだ。
これは、仕組まれた。
迷いと怒りで、興奮していました。
「あっ、〇〇君到着しているんだ。」って聞き慣れた声が、しました。
代行を頼んだ先輩です。
「この子は、私の後輩です。
手出し無用だ。」って2人を、制止しました。
「なんだ先日に、話した。
〇〇さんの秘蔵っ子か?
ならば筆下ろししてから、お裾分けしてくださいね。」って去った。
取り敢えず危険は、免れた。
それにしてもこの先輩の企みは、許せない。
「先輩なんですかここは!
酷いよ、危ない所じゃん。
普通のサウナって言ってた。」ってまくし立てました。
「まあまあ、君にはその素質有りと思った。
いろいろ教える。
まずは、お風呂に入ろう。」って宥められた。