ゲイ体験告白

その日、僕は会社から指示された社外講習が終わり上野の街を歩いていました。時刻はまだ16時過ぎ、退屈な講習が終わり、この日は社へ戻らず直帰を許され定時より早く自由になれた解放感に浸っていました。

このとき「社外講習の会場が上野」と聞いた時から悶々と考えていた事を実行しようかどうか、迷いながら上野駅周辺をうろうろしていました。

それはあの映画館、発展場として有名なあの映画館にもう一度一人で行ってみる事でした。

以前、僕を調教する変態親父に無理やり連れていかれ、そこに居た見知らぬ男性達に痴漢されまくった強烈な体験を心の奥で「もう一度味わってみたい」と思っていたからです。

暫く迷ったものの意を決してまず、コンビニで買ったコンドームを箱から出し、その束を胸ポケットに入れ、事前に調べ駅のコインロッカーに持ち物と貴重品を預けました。事前にネットで調べた情報ではスリと病気が心配だからでした。

好奇心と不安と性欲が入り交じった何とも言えない気持ちを胸に上野公園入口に続く通りから2階のシアターに入館しました。

入口の扉をそおっと開けると以前と同じく既に満員で、さながら満員電車の様です。近く立っていた全員が振り向いて僕の顔を舐める様に観察してきます。全員が結構なお歳の方のように見えました。

僕はごった返す人混みの隙間を見つけ、館内の奥に進んでみました。ほとんどの席は観客で埋っていおり、身動きのとれない満員電車のような状態です。

館内はすえた臭いが充満しています。鬼畜親父の部屋と似た臭い。僕は知っている、これは精液、乾いた精液の臭い。

取り合えず最後部の手摺に隙間を見つけ、そこに割って入るようにして僕も他の客と同じように立って映画を見ることにしました。

同時に僕のお尻を誰かが触ってきます。まだ入館して５分も立たないうちに馴れた手つきでスーツのボトムスの上からお尻の割れ目に沿って触られ、直ぐにお尻の肉をギュッと捕まれたと思うと、隣の男性が股間を握って来ました。

驚く間もなく背後から手が伸びて来てワイシャツのボタンを外され侵入してきた手に乳首をつねられます。

「あぁ… はあぁ…ん」

左右にいた男性二人は僕の両腕をガッチリと掴み、背後にいる男性は僕のベルトに手を回して外すとパンツと一緒に一気にボトムスを引き下ろしました…

すると僕の前にいた初老の男性が足元にががんで僕のチンポを摘まみ、愛しそうに頬擦りながら言います。

「ふふ…すごいねお兄さん… もうこんなにチンポ濡らして… しゃぶらせてね…」

初老の男性が僕のチンポを口に咥えると同時に左右の男性達は僕の性癖を見透かしたが如く、荒々しく僕のワイシャツとインナーを引き剥がし手摺に掛けました。

そして二人同時に肌寒さと快感で硬くなった乳首に吸い着いて来ました。

「エロいなぁ… お兄ちゃん、可愛い顔してえ、こんなんされたかったよなねぇ」

「あぁ…あぁ…」

男性達に唾液まみれにされ喘いでいるとまた別の男性に片方の膝の裏側を持ち上げられ、床に落とされたボトムスとパンツから足が引き抜かれました。

その男性がご丁寧にも靴下まで脱がすので僕は完全な全裸にさせられました。入館して１０分程度の事です…

その男性に片足を抱えられ、まるでスケート選手のように開脚させられていると股間に生暖かい吐息を感じ、やがて尻穴に温かいぬめりを感じます。更にまた他の誰かが参加して尻穴を舐められていました…

公衆の面前で全裸に剥かれ、５、６人に身体を悪戯されている…

「あっ！ あっ！ ああああぁぁ…!」

僕の尻穴を舐めていた男性が舌の動きを止め指を挿入し、穴の中で指をくの字に曲げて捏ねり始めました。堪らず僕は大きな喘ぎ声をあげてしまいました。

完全に蕩けた表情になり、全身の力が抜け男性達のなすがままになってしまい、僕に抵抗されないと確信してか男性達の行為はエスカレートし大胆になって行きます。

僕の右乳首を吸っていた男性の舌が僕の首筋に移り囁いて来ます。

「ねえ… キスしようよ…」

返事をする間もなく男性を見返した途端、かなり強引に唇を奪われました。

「お兄ちゃん、結構使い込んでる？ 良く来るの？可愛い顔して…ねね、入れていい？…生でもいい…？」

僕の尻穴をほじる男性がそう囁いて来ます。

「いや… 生…ダメ… ゴムを…」

そう言ったと同時に僕の尻穴にメリメリと硬いモノが突き刺ってきました。

{ダメだっ…このままでは生で入れられる…}

僕は必死で唇と両乳首とチンポを吸う男性三人を振り払い、お尻にチンポを挿入されたままの無様な格好で手摺に掛けられたワイシャツの胸ポケットからコンドームの束を取り出して男性に渡しました。

「用意がいいね…」

男性は笑いながらそう言いました。僕は恥ずかしさで顔から火が出そうになりました。だってそれは「犯して下さい」と言っている様な物です。まあ、事実ですから言い訳は出来ませんけれど。

男性は一度尻穴からチンポを抜き怒張にゴムを被せると、僕を手摺に捕まらせて再び僕の中に挿入して来ました。

僕の唇を奪っていた男性がいつの間にか自身のファスナーからチンポを取り出し、僕の恥態を見ながら自分で扱き始めています。

僕のチンポをずっとしゃぶっていた初老の男性は、大股を開いて後ろから犯される僕の股の下から潜り込んで再び僕のチンポを咥えました。

いつの間にか回りにギャラリーが集まっています…行為の最中、四方八方から手が伸びて来て身体中を弄られます。手摺に掴まっていた手を外され、両方の手に見知らぬチンポも握らされます…

両手にチンポを握らされ、前屈みで尻穴を犯されている僕の目前にチンポがかざされ、頬にぴとっと押し当てられました。自分で扱いていた男性が僕にチンポをしゃぶらせたいようです…

コンドームを出した事で僕の目的が露になり、僕が抵抗しないので男性達の行為はどんどん遠慮が無くなって行きます。

流石に抵抗はあったものの、この時既に僕の理性は脳内に充満した変態性欲と全身に味わわされる快感に支配され制御は出来ませんでした。

僕は目の前にかざされた熟年男性特有の勃ちの悪いチンポを口内に包んで行きました。

やがて僕を掘り込む男性が「うぅ…」という呻きと共に僕の中で脈を打ち昇天すると尻穴から一度チンポが抜かれましたが、別の男性にグイッと腰を掴まれ体制を戻されて違うチンポが入っ来ました…

「はぁはぁ… ぱんぱんぱんぱん」

二人目の男性は息を荒くして激しく腰を打ち付けて来ます。二人目に犯されている最中もずっと初老男性は僕のチンポをしゃぶり続けています。

二人目の男性が僕の穴を犯しながら、尻の肉をパチンと叩いた瞬間、何本ものチンポに囲まれ犯されながら、僕は目下の初老男性の口の中で射精をしました。

僕が射精しても許される事はありませんでした。回りに群がる男性達は代わる代わる次々と僕の身体の穴を使って行きます。

高齢の方が多いからでしょうか、「一度挿入しても中折れして交代」、或いは「挿入せずにお尻の割れ目にチンポを押し当てて擦り付ける行為」が暫く繰り返されました。

僕の「上の口に含まされたチンポ」も射精に至らないまま交代が繰り返されるのも何か滑稽でした。

とは言え、見知らぬ男性達に性欲の道具として汚される被虐感・被凌辱感は堪らなく刺激的で、終始僕のチンポをしゃぶり続ける初老男性の口内に何度も精液を放出してしまいました。

やがて取り囲んでいた男性達は事を終えると一人また一人と離散して行き、最後には使いきられコンドームが放散した床に全裸で膝を付く僕と、終始僕のチンポを咥え続けた初老男性だけが残されました。

初老男性はウエットティッシュで優しく僕の身体を拭いてくれ着衣を着せてくれましたが、僕のパンツだけはいくら探しても見つかりませんでした。

「ひどい奴もいるなあ… 可愛かったよ、またおいで…」

そう言って男性は出て行きました。

僕はスースーする腰回りで酷い自己嫌悪と、また性感染症検査へ行かねばならない決意と共に駅へ向かいました。

おしまい