僕は30歳のユズキと言います。
大学進学から田舎から都会に出て、そのままその町に住んでいます。
大学時代にバイトしていた時に知り合ったスグルと同棲していました。大学時代はただのバイト仲間でしたが、就職が決まりお互いバイトを辞めるのでお別れ会をバイト仲間達数人でして、その時スグルに告白されました。
その時は、僕もまだ童貞でしたが女が好きだと信じていました。オナニーのオカズも女物のAVを借りていました。
しかしスグルに告られて、酒も入っていた勢いもあり、2人でその夜ラブホで結ばれました。スグルは既にアナル開発済みでしたのでスグルのケツマンが僕の童貞喪失になりました。
その気持ち良さが堪らなくて、その夜は何度もスグルに中出しをしてしまいました。
それから、僕のアパートにスグルが住み着き、お互い就職しましたが僕のアパートからスグルも通って仕事に行く事に。
僕は正直、スグルが好きかと聞かれたら、??な感じでしたが、僕より早く仕事から帰るスグルは嫁みたいに晩御飯を用意してくれたり、家事全般スグル頼みでした。
お風呂は一緒に入り、そのままベッドに流れる一日。日曜日はお互い休みなので、2人で裸のままダラダラと過ごし、気がつくとエッチしている感じでした。
知り合いにはシェアルーム仲間として紹介していましたが、それに腹を立ててスグルが家を飛び出した事がありました。
いなくなって分かったスグルへの愛情に気づかされ僕は死ぬ気で、スグルを探しました。
探し当てた場所は、僕と知り合う前にスグルが通っていたハッテン場の施設。僕が見つけた時は知らない中年親父に抱かれていました。その時、スグルを取られたという嫉妬、葛藤で僕は、スグルを愛しているのに気が付きました。
その親父からスグルを奪いとり、その時は嫌がるスグルを抱きました。何度も数人のギャラリーがいる中、スグルとセックスし何度もスグルに謝った。
その日から、知人にはスグルは僕の彼氏と紹介するようなり、親には言えませんでしたが、姉には紹介しました。
そんな関係がしばらく続きましたが、スグルの実家が火事になり父親が亡くなり、母親も酷い火傷にあい、その介護もあるのでスグルは仕事を辞めて実家に戻る事になった。
最初は仕事を辞めた事や、実家の火事の事も内緒にして、少し田舎に帰って来るって荷物はそのまま、スグルはいなくなった。
あまりにも戻らないのでスグルの仕事場に行くと辞めていた事を知りました。
そこでスグルの実家の出来事を聞きました。
僕は唖然としましたが、とりあえず、休暇を取りスグルの実家に向かいました。
しかし、家は全焼なので、その場にいる訳でもなく近所の人に聞きましたが母親が何処に入院したのかもわからない、今何処にいるのかもわからない状態になりました。
もちろん電話もメールもラインも繋がりません。
急にいなくなりました。
あんなに愛してるっていったのに。
いなくなった前の夜はしつこいぐらいにキスをしてきて、何回もエッチしたのに。寝る前に「明日、ちょっと仕事休んで田舎に帰って来るから」って言ったきり。
何がちょっとだ。もう一ヶ月も僕の前からいなくなったじゃないか。
残されたスグルの荷物を抱きしめ毎晩寝る日が続きました。
そんな日が続き、つい先日、以前のバイト仲間だった知り合いから連絡があった。
スグルが死んだのだ。
どうやら今回の火事にで周りの家にも燃え移り、母親は火傷で障害者施設に預けて、父親が火災保険を途中で辞めていたので全責任がスグルにいったようだ。スグルは自分がかけていた生命保険を、火事の保証にまわす気で死んだらしい。
何で一言も言わずに消えたんだって、ずっと僕も泣き崩れました。
住んでいたアパートはスグルの匂いがするので泣くばかりになるから、アパートを引き払って会社の寮に移った。
スグルの荷物は一緒に引っ越した。まだ立ち直れませんが読んでくれてありがとうございます。