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ゲイ体験告白

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カテゴリ: 同性愛者の館
掲示板名: ゲイ体験告白
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1:犯された
投稿者: 義理の息子
今年は、年始からついていなかった。

「あなた、本当にゴメンね」
「……いや、気にしなくていいから。小雪の看病、よろしくな」

くたびれた表情で、申し訳なさそうに肩を落とす妻のアキの額に、俺は軽く口付けをした。
アキの腕の中には、可愛い俺の娘が寝息を立てている。まだ3歳だが、可哀想にインフルエンザにかかってしまい、昨夜からアキは寝ずに看病している。
湯気が立ちそうなくらいに熱を持った赤い顔をそっと撫でていると、突然けたたましいクラクションの音が聞こえた。

「……あなた、お父さん来たみたい」

早朝だというのに、近所迷惑な。
慌てて、俺は足元に置いていた旅行鞄を掴んだ。

「じゃあ、行ってくる。何かあったらすぐ電話くれ」

アキにそう言うと、俺は急いで寝室を出て玄関へと向かう。外へ飛び出すと、お義父さんの車が家の前に止まっていた。

「お義父さん、困ります」

まだクラクションを鳴らし続けるので思わずそう言うと、運転席に座る老人はギロりと俺を睨んだ。

「なんだ。来る時間は伝えたのに玄関前で出迎えもせず、更に年始の挨拶も無しか。お前はいつからそんなに偉くなった。ああ?」
「……あけましておめでとう、ございます……」

しぶしぶ頭を下げてそう言うと、ふんと詰まらなそうに鼻を鳴らすのが聞こえた。
妻の父は医者だ。彼が住んでいる田舎には、病院が少ない。住民は病気になれば皆彼の診療所で診てもらうしかないのだ。その為、地元では先生先生と崇められていた。このへそ曲りの機嫌を損ねれば、命に関わるのだから。
おかげでこの人は、自分が世界一偉いと本気で信じている。実際はただの迷惑な爺さんだというのに。

「さっさと乗れ」

仕方なく俺は後部座席に乗り込む。
本当なら妻と娘一緒に一泊二日の温泉旅行のはずだった。娘がいれば、義父の態度はもう少し軟化する。
だが、娘の小雪が熱を出して旅行に行けなくなったから……なぜか、俺と義父の二人旅になってしまった。
キャンセルしようと何度も言ったのに、お義父さんは二人でも行くと言って絶対に譲らなかったのだ。
全く、気が重い……。
思わずため息を吐くと、バックミラー越しにぎろりと睨まれた。白髪混じりの年寄りとはいえ、顔立ちは迫力があり悪役俳優のようだ。その面で睨まれると、ギョッとする。

「私の車に乗って、ため息を吐くとはどういう事だ?」
「あ、いや……その」
「ふん。この一泊二日の間に、貴様にはみっちり躾をしてやるからな」

ゾッとするような事を言って、お義父さんはアクセルを踏み込み車を走らせる。
遠ざかる我が家を眺めると、俺はひどく後ろ髪を引かれる思いがした。



※※※※※



旅館に到着すると、俺は心底ホッとした。お互い無言まま、三時間ものドライブ。頭がおかしくなりそうだったが、とりあえずこれで密室に二人きりという状況からは解放される。

温泉街の片隅にあるその旅館は、小さいながら純和風で趣きがあり、実に雰囲気が良かった。
俺は自分の鞄だけではなくお義父さんの荷物まで持たされ、旅館の玄関へと向かう。

「いらっしゃいませ。畑中様、お待ちしておりました」

女将らしき女性が、お義父さんを三つ指ついて出迎えた。お義父さんは鷹揚に頷いてみせる。

「部屋は、いつものだろうな」
「はい。柊の間ですね。貸切風呂もご用意しております」
「結構」

どうやら、この旅館はお義父さんの行きつけだったようだ。
いつも通りの横柄な態度で宿の人に迷惑をかけるのではと心配していたが、慣れた旅館なら大丈夫だろう。
それに、お義父さんのお気に入りに店ならばサービスも料理も特に良いに違いない。
少し期待感を覚えつつ、女将さんに柊の間へと案内してもらった。

テラスからは側を流れる小川が見下ろせる、見晴らしの良い部屋だった。小さいが家族風呂も付いている。
部屋は和室が二部屋あり、ちゃぶ台が置かれた部屋と、布団を敷くための寝室が、襖で仕切られている。

「いい部屋ですね」
「そうだろう。この宿で一番景色の良い部屋だ」

満足そうに頷くお義父さんは、とても機嫌が良いように見えた。
せめて少しでもこの上機嫌が続くといいのだけれど。

その後は大浴場へ行き、お義父さんの背中を流してから温泉に浸かった。他にもちらほらと客がいて、実に良い温泉だった。
アキや小雪も連れてきてやりたかったなと、なんだか寂しくなる。いつかみんなで来よう、今度はお義父さん抜きで。そう心に決めた。

温泉から出て部屋に戻ると、食事の用意がされていた。
豪勢な魚介類と山の幸が満載の懐石料理だ。巨大な伊勢海老の頭がデンと乗った舟盛りに、俺は度肝を抜かれる。

「お義父さん、随分と豪勢ですね」
「旅行に来たら、その宿で一番いいものを食わんでどうする。ほら、さっさと座って酌をしろ」

どれだけ料理が美味しそうでも、一緒に食べる相手がお義父さんではな……。
そうは思いつつも、食べないわけにはいかない。俺はお義父さんの正面に座り、大人しく酌をしてやることにした。
俺の殊勝な態度に満足したのか、お義父さんはいつもよりは態度が軟化しているように思える。

「どうだ。うまいだろう」
「はい。美味しいですね」
「おお、そうだ。浴場に時計を忘れてきた。さっさととってこい。盗まれたらかなわんからな」
「え、……はい、分かりました」

美味しい酒と料理に俺も少し気分が良くなっていたが、思い出したように言ったお義父さんに顎で使われて、また陰鬱とした気持ちがぶり返してきた。
全く、偉そうに。
部屋を出て脱衣所に行くと、お義父さんが使っていた脱衣かごに、確かに腕時計が残っていた。
だが、いつもお義父さんがつけているブランド時計ではない。同じブランドで、女性ものような細身なデザインの時計だ。
裏側を見ると、お義父さんのイニシャルが彫り込まれいる。
何か、思い出の時計なのだろうか?
怪訝に思いながら部屋に戻ると、お義父さんはにやにやと嫌な笑みを浮かべていた。

「どうだ。あったか」
「はい、これですか?お義父さんの時計とは違うようですが」
「それはな、私が女にやるものだ」

ギョッとして、つい腕時計を机に放り出した。お義父さんに女が居たなんて。いや、お義母さんは早くに亡くなったという話だ。そういう相手が居てもおかしくはないのか。

「雑に扱うな」
「あ、す、すみません」
「ふん。まあいい。さあ、酒を飲め」

怒鳴られるかとヒヤヒヤしたが、特にそういう事もなく、逆にお義父さんが酌をしてくれた。おちょこになみなみと注がれた日本酒を煽ると、少し甘ったるいような苦いような、いやな後口が残る。思わず顔をしかめそうになったが、お義父さんに何を言われるか分からないから我慢をした。

そのあとは、いつも通りお義父さんの自慢話に相槌を打ったり、小雪の話などをしながらちまちまと酒を飲んだ。
俺は決して酒に弱くはないが、緊張しているからか身体が妙にかっかとして、汗がじわじわと滲み出てくる。なんだか座っているのが落ち着かなくて、何度座布団の上で足を組み直した。

「……いい頃合いだな」
「なにが、ですか?」

問いかけには答えず、お義父さんは突然立ち上がると俺の腕を掴んだ。
驚いて振り払おうとしたが力が入らない。簡単に引き摺られ、畳の上に倒れてしまった。
何をするんだと声をあげようとしたが、くらくらしてままならない。お義父さんのつま先を見つめたまま、呆然とするしかなかった。
襖の開けられる音に顔を上げてみると、そこにはすでに布団が敷かれている。大きめのものが一組だけ。枕は、二つだ。

「お義父さん、何を……あっ!」

その意味に思い至った時には、すでに遅かった。
お義父さんはそれなりに重いはずの俺の身体を軽々抱えて、寝室へ足を踏み入れる。
布団の上に放り出され、恐怖と嫌悪感に吐き気すらした。逃げなくてはと思うが身体が思うように動かず、俺は布団の上で芋虫のようにのたくった。そんなに酔う程飲んでいないはずなのに。
お義父さんはまるで診察でもするかのように、自然な手付きで俺の浴衣をはだけさせてくる。

「うわ、や、止めてくださいっ」
「喚くな、騒々しい」

煩わしげに言うと、無理やり俺の下着を剥いだ。萎えた陰茎に外気が触れて、俺は思わず身を竦ませる。

「ひっ」

自分の懐に手を入れると、お義父さんはチューブに入った何かの薬を取り出した。それを手のひらに出すと、俺の右乳首に塗りつけてくる。

「つめた、な、何を……あ!?」

冷たさに身を竦ませたのは一瞬で、次の瞬間にはそのは熱く熱を持ちじくじくと疼き始めた。
そこを、お義父さんの指が摘んで引っ張る。

「んっ、あっ!」

コリコリと指先で転がしながら引っ張られると、じいんと甘く痺れた。乳首なんて弄られた事は無かったが、まさかこんなにも感じてしまうなんて。

「ひう、うっ、ち、乳首やめて、くださいっ、あっ」
「女みたいな声が出てるぞ?本当はもっとして欲しいんだろうが。それ」
「やあっ!いた、う、あーっ!」

爪を立ててグリグリと責められて、思わず悲鳴をあげた。だが、痛みだけじゃない。
乳首から生まれる快感に、勝手に腰がびくびく跳ねる。萎えていたはずの俺の一物は天井を向いてそそり立っていた。

「い、やだ、どうして……」
「どうしても何も、お前が乳首をいじめられるのが好きな女だからだろうが」
「ひ、ち、違うっ、乳首はっ、いやですっ」
「我儘な奴だ。じゃあ……こっちか?」
「あっ!?」

今度は、あの薬を塗った指が俺の尻穴をつつく。ギョッとして腿を閉じようとしたが、力が入らずままならない。
抵抗もできない。逃げることもできない。俺はただ大人しく尻穴に指をねじ込まれるしか無かった。

「おお、中々良さそうな膣だ」
「ち、ちが、あっ」
「ちん×を挿れるための穴なのだから、膣……まん×だろう。私が処女を貰ってやるのだから、感謝しろ」
「ひ、ふ、ざけっ、あ!あっ!やめ、そ、そこ、嫌、だっ」

何度も薬を足しながら、指は俺の中を執拗に探る。そして、ある一点を指先が抉った瞬間。
その場所から電流が走ったような錯覚を覚えた。足が勝手に伸びて、布団を蹴る。

「ここか……」

嬉しそうににまりと笑って、お義父さんはそこばかりを重点的に弄り始めた。
その場所を、指先でぐりぐりと転がされたり、擦り上げられたりすると、俺の身体はまるで魚のように跳ねた。今まで感じたことのない快感が、俺を下半身から蝕んでいく。

「ひ、あ!い、やだぁ、や、め、ううっ、はあっ」
「何がやめろだ。ダラダラヨダレを垂らして喜んでいるくせに」

いつのまにか勃起してしまった俺の一物からはとめどなくカウパーが溢れて、タラタラと竿を伝い落ちていく。
感じているのが悔しくて、俺は固く目を閉じて顔を背けた。

「充分解れたな、そろそろいいか」

にゅるりと俺の中からお義父さんの指が抜けて、ほっとしたもつかの間。その意味を理解して、俺はなんとか見をよじろうとした。だが、ふるふると内腿が震えるだけで、なんの抵抗も出来ない。
お義父さんが浴衣の前を寛げると、黒々とした肉棒が露わになった。それは驚くほど巨大で、小雪の腕ほどはありそうだ。太い血管が浮き出したその凶悪な凶器は、普通の男の持ち物とは思えない。

「う、……」

言葉を失う俺の足を無理矢理開かせて、お義父さんは俺にのしかかってくる。
白髪混じりの陰毛から突き出す巨根が、さっきまでお義父さんの指を飲み込んでいた場所に押し当てられた。

「い、いやだ、そんなの、入るわけが」
「さっき塗ってやった薬は、ここを柔らかくする薬だ。なあに、貴様のようなスケベな女なら、すぐに良くなる」
「う、が、ああっ」

メリメリと、太いものが俺の体の出口をこじ開け、強引に逆行してくる。硬くて熱いものが、内臓を押し広げて奥に突き進んでくる痛みと不快感。
あまりの苦しさに涙が出た。

「あ゛、はぐ、う」
「やはりキツいな。私の形になるまでしっかり躾てやるから覚悟しろ」
「ふ、ぐ、う、動く、なぁ、あっ」

根元まで押し込まれると、胃が口から押し出されそうになる。あの巨大なものが本当に入ったなんて。
呆然としていると、お義父さんは俺の腰を強く掴んで、いきなり激しく腰をゆすりはじめた。
亀頭の張り出した部分が、ごりごりと俺の内側引っ掻きながら出入りする。さっき異常な快感を覚えたあの場所が強く擦られて、目の前にちかちかと星が散った。
苦痛を忘れてしまうほどの、強すぎる快楽だ。

「あ!あ、ひあ、暖、だあ、あ!」
「う、締まるっ、そんなに私のちん×がいいか?この売女が」
「よく、なあっ、や、抜いっ、ああっ抜いて、くだ、あ、あっ」

じゅぽっ、じゅぽっ、と。抜き差しの度に濡れた音が室内に響いた。体内を薄汚い他人の性器が犯しているのに、粘膜を擦り上げられると何故か頭は甘く痺れて言葉すらままならなくなる。

「男に尻穴犯されるのが好きなんだろう、ほれ、もっと突いてやる」
「ひぐ!やあ!あ゛ああっ!」
「奥を突くと吸いついてくるぞっ、そんなにちん×が好きか。アキは夫がこんな淫乱だと知ってるのか」
「ひ、やあ、アキ、や、ああ!ちが、あ、だめ、だめっ!とめ、あ、や、あっ」

アキと小雪の笑顔を思い出し、涙が出た。必死に抗うが、身体は快楽で痺れてもはや言う事を聞かない。お義父さんの腰の動きに合わせて艶めかしく揺れるのみだ。
妻の父親の性器に犯されているのに。
身体は、喜びしか感じていない。

「違わんだろう、ほれ、もうイきそうだろうが。イけ。淫乱女らしくイッてみせろ」
「ひ、い、やだあ、いぎ、あ、あっ、いきた、くなあ、あっ、あ、アキ、い、ああ」

奥をゴリゴリと抉る巨根が、俺を内側から屈伏させていく。イカされたら敗けを認めた事になりそうで、浅い呼吸を繰り返し必死に絶頂を堪えようとした。
だが、絶頂を先送りにすればするほど、身体を蝕む快楽はより狂暴になった。
激しく腰を打ち付けられる度に追い詰められ、ついに俺は我慢の限界を迎えた。

「あ、や、いや、だあ!イ、いきたく、な、あ゛う、うああああっ!」

頭が真っ白になる程、深い絶頂。
全身が、まるで電流でも流れたようにびくんびくんと跳ねた。触れられてもいない俺の性器からは、勢いよく白濁が吹き出し腹の上に飛び散る。
その強烈な快楽に、意識が飛びかけた。
しかし、痙攣する体内をこじ開けて続く律動が、俺を更に嬲る。

「あっけなくイったな、堪え性のない売女だ」
「あ゛っ!う゛っ、や、いま、あぐっ、ひあっ、こし、うああ!」

絶頂の波に揉みくちゃにされている最中に最奥を何度も穿たれ、その度に意識は明滅し、俺の一物はぷらぷら揺れながら白濁を粗相し続けた。
パンパンと肉がぶつかる音と淫らな水音が、俺の嬌声に掻き消される。

「ほれ、そろそろ私も出すぞっ、中にたっぷり出してやるっ」
「ひゃ、あ!やあ、やらあ!ああ!ひぐ、あ゛、だめっ!こ、われ、っ!うあっ!」

射精に向けて激しさを増す腰振りは、老人とは思えない早さと力強さで、俺は男としての機能全てでこの人には勝てないのだと思い知らされた。
この圧倒的な雄に、中出しなどされたら、本当に女にされてしまう。
そう思わせるほどの、雄々しいピストンだった。

「あ!あ、あぐ!う、う、あ、い、イ、やめ、お、とう、さあ!あ!」
「その面、アキに見せてやりたいな!私のちん×に屈伏した雌の顔だ!お、イきそうだ。うっ!出る!」
「あ゛、あ゛っ、ま、また、いく、いくう、うううぅぅっ!」

最奥を思い切り貫かれ、恥骨が完全に密着する。
どぷっ、どぷっ、どぷっ。
熱い精子が、俺の身体の一番奥に流し込まれる。同時に、俺は未経験の快感に襲われた。射精とは違う。腹の奥から快楽が電撃のように全身を走り抜け、脳を焼き尽くすような。
あまりの快楽に、全身が弛緩して指一本動かす事ができない。

「あ゛……あ゛……ぁ」

そんな俺を嘲笑いながら、お義父さんは俺の萎えた一物を指で弾いた。
そこは、透明の雫をポタポタ垂らしていたが、精液は吐き出していない。確かにイッたはずなのに、俺は射精していなかった。

「雌になったようだな。そんなに中出しが嬉しかったか。ほれ、これもくれてやる」

だらしなく開きっぱなしの俺の唇に指を突っ込んで舌をつまみ出すと、お義父さんなそこにたらりと唾液を垂らしてきた。
抵抗することすらできない。俺は、それを飲み込んだ。不快なはずなのに、頭が快楽に溶けておかしくなっているのか、不思議と甘く感じた。

「これがお前の本性だ。男にケツを振るしか能のない売女が、お前の本当の姿だ」
「ひ、っ、ひぐ、う、うう」
「そんなお前を抱いて私の女にしてやるんだ。感謝して欲しいくらいだな。……また勃ってきた。ほれ、今度は後ろからだ」

涙が溢れて、止まらない。
薬を使って無理やり女にしたくせに。そんな下衆野郎に犯されてしまった事が、悔しくてたまらない。
なのに、気持ちいい。あまりに気持ち良すぎて、本当に自分は淫乱な売女だったのかとすら思ってしまうほどだ。
こんなセックスを知ってしまったら、俺は……。
屈辱の涙を流しながらも、俺は促されるままに四つん這いになり腰を高く上げた。

「雌犬みたいだな」
「んあ、あぅ……」

揶揄されても、甘く喘ぐ事しかできない。
俺はもう、お義父さんに対して完全に屈伏していた。


それから、何度も何度も体位を変えて一晩中犯され続けた。
中に出される度に、俺は女に変わっていく。内側から、お義父さんのものになっていく。
イカされる度に、お義父さんが愛おしくてたまらなくなる。この快楽を与えてくれるお義父さんが、誰よりも大事な人に思えてくる。

気がつけば俺は、お義父さんの背中に腕を回して抱きしめ、腰に足を絡めて甘えるようになっていた。

「イッ、ああっ!また、い、あぐっ、イくっ!おと、さあっ、い、イッちゃ、イッちゃいま、すぅっ、あ、あうっ!」
「まだだぞ、私が出してからだ。私の精液を受けながらしか、イッてはいかん。ほれ、出る、出るぞ」
「あ!あ、ああっ!くださ、イッ、イかせ、てぇ!なか、にっ!あん!あ、ひあっ」
「くっ、イく!うっ!出すぞ!」
「ひあ、あああ!きたぁ、あ、ああー!」
「っ、出た瞬間イキおったな」
「はああっ、あ、あ……おと、う、さぁ、ん……あつい、です、う……おなか、あ……イってるっ……あ、あ、きもち、いい…」

何発目か分からない射精を正常位で受け止め、また俺は射精なしで絶頂した。中に出されると、イクように躾けられのだ。
熱い液体が体内を満たして、身体に染み込んでいく。

「ふう……何発やったか……少し休憩するか」

ようやくお義父さんの性器が引き抜かれた。
こぷりと生温くどろどろしたものが尻穴から溢れる。

「は、あ……はぁ……」
「淫乱女め。自分の妻の父親からこんなに精子を絞りおって……」

寝乱れた布団に手足を投げ出して、俺は長く濃密だった情事の余韻に浸る。
凄かった。凄すぎた。
もう、アキを抱いて満足できる自信はない。

俺に背を向けて煙草を吸っているお義父さんを見上げると、散々嬲られた下腹がきゅんきゅん疼いた。
朦朧とした意識の中で、俺はもう取り返しはつかないのだと悟る。

「アキ……ごめん……な……俺は……」

もう、俺は……この男の女にされたのだ。


※※※※※


一通のメール。
短い本文には「来い」とだけ書いてある。
それを見ただけで、俺は身震いするような期待感を覚えた。

小雪を保育園に連れて行く用意をしているアキは、そんな俺の様子に気付いていない。朝食のパンを小さな口でちまちま食べている小雪は、俺と目が合うとにぱっと笑った。

「アキ。今日はお義父さんと会ってくるから、晩御飯いらないよ」
「そう、わかったわ。最近お父さんと仲良いけど……お父さん、ああだから。迷惑かけてない?」
「はは。まあ、お義父さんは確かに性格キツいけどな。大丈夫、うまくやってるよ」
「ならいいけど……」

気難しい父に付き合わされている気の優しい夫。アキにはそんな風に見えているのかもしれない。
申し訳なさそうな、少し嬉しそうな顔をしている。
本当はホテルで合流して、お義父さんに抱かれているんだなんて、夢にも思わないのだろう。

早くあの熱くて太いもので、可愛がって欲しい。
きゅんきゅんと、下腹部が疼いた。もうお義父さんの染み付いた身体は、あの人を思い出すだけで熱を帯びる。

また小雪の世話に戻ったアキからは見えないように、こっそりと左手首に巻かれた腕時計を撫でる。
細身の、女性用のようなデザインの腕時計。
お義父さんの女だという証を。
 
レスを見る(5)
2018/03/30 15:03:23(rAWL/kLO)
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