ずいぶん前の、地元のハッテン公園に通い始めたころの話です。
公園の北側にある駐車場そばのトイレがハッテン場になっていて、トイレで誘われるのを待つのがいつものやり方になっていました。トイレから少し離れたところに東屋やベンチがあって、誘う方の人たちはそのへんでトイレを見ながら待っている、という感じです。その先は、個室に入ったり、障害者トイレに行ったり公園の暗がりに出ていったりとハッテンするのでした。
その日はトイレに立っていても誰も来てくれず、がっかりしながら外に出ましたが、暗がりの中東屋に人がいるのが見えました。向こうの様子はよくわからないけど、こちらを見ている気はしたので、帰らずに東屋の前を通り過ぎて公園の中に入っていきました。Tシャツ短パンだったのですが、分かってもらえるよう東屋の前で短パンをずりあげて太ももをさらに出し、後ろ姿を見てもらえるようお尻をくねらせるようにしながらゆっくり歩いて、けもの道のような歩道を茂みの方へ向かいます。誘ってる、欲しがってるって気づいてほしいな、と思いながら。
反対方向から人が来ました。40代くらいの小柄でがっしりした感じの男性です。後ろの東屋の方ばかり意識していたのですが、この人はすれ違いざまにこちらを上から下へじろじろ見てきたので間違いない、と思いました。もう誰でもいいから痴漢してほしい、と思いながらゆっくりと歩いていると、すれ違った人が戻ってくる足音が近づいてきました。どうやら向こうもこちらを伺っているように思えたので、何気ない感じで短パンの裾を捲り上げたりして、置換されたがってるアピールをしてみました。足音が早く大きくなり、ああ、くる!と期待が高まります。
お尻にタッチしてくると思ってましたが違って、いきなり尻たぶを鷲掴みにされ、かなり強く揉みしだかれました。びっくりしてる間に右から回り込んでチンポも揉まれ「ガチガチじゃねぇか、やってほしかったんだな」と。言葉遣いも含め、最初からこんなに乱暴なのは初めてで、慌てながら黙ってうつむいたものの、実際チンポはもう期待でガチガチになっていました。
即座に短パンを下げられてチンポを出され、慌てて上げようとしたのですが、「上げるな」と尻を叩かれ、更に下げてお尻も丸出しになりました。そして、「いくぞ」と、チンポを握られたまま、一緒に公園内を歩くことになりました。
公園の少し北に、歩道を挟んで中学校の野球グラウンドや自転車置き場があり、そちらへ連れて行かれました。歩道を渡るときはこんな姿を誰かに見られたらと恐怖も感じるのですが、チンポを握った手が緩やかにしごいたり、時々後ろに回ってお尻を撫で回したりしてくれるのがとても気持ちよく、外で露出散歩させられているという快感もあってそのまま出てしまいました。
野球グラウンドの裏手まで連れて行かれ、「とりあえず全部脱げ」と命令。SMの体験はありませんが、今Mとして命令されている、全部言うこと聞くしかない奴隷なんだ、と思いながら、靴以外をすべて脱いで脇に置きました。「いいぞ、オナニーしてみせろ」と言われ素直にチンポをしごきます。周りからは見えませんが、生け垣の向こうはもう道路なので、たまに自転車などが通るたびに隠れようとするのですが、「やめるな」と手をつかまれ、暗がりの中オナニーを鑑賞してもらっていました。
もう少し奥の方から、突然ガタンと音がして、さすがに怖い!!と思ったのですが、それでもおじさんは平然としていて、ちょっと様子を見に行きすぐ戻ってきました。そこには器具庫があったのですが、どうやら他のカップルがその中でハッテン中のようでした。
「お前、あそこ行って呼んでこい。オナニー見てほしいので来てくださいって言ってこい」と、考えられないような命令がきました。「えっ……でも怖いです」「行けよ」今度はお尻をつねられてしまい、仕方なくそっちへ行きました。
倉庫の中でハッテン中の二人は、素っ裸でやってきた私を明らかに警戒していたのですが、蚊の鳴くような声で「オナニー、見てほしいです、あっちでやるので、お願いなので見てください」とお願いすると、おそるおそるですがついてきてくれました。恥ずかしくてたまらないのと、屋外を全裸で歩く快感と、もうどうにでもなれという気持ちが混ざってなんだかよくわからなくなっていましたが、でもチンポはやっぱりカチカチでした。オナニーを見てもらうために素っ裸でお願いに行き、今度は場所まで案内をしている。さっきまで、自分がこのようなことをすることになるとはまったく考えていませんでした。
おじさんの元へ戻って「来てもらいました」「よかったじゃねぇか。ほら、続きをやれよ」と言われてオナニー再開したのですが、最初は「どうしようこんなことになって」と焦っていたのが、おじさんから出てくる言葉責めにだんだんと気持ちよくなってきました。「見てもらって嬉しいだろう」「エロいぞ」「変態らしく言うこと聞けよ」「もっとチンボ見てもらえ」
どんどん気持ちが高ぶるのですが、言葉ばかりで少しも身体に触れてくれないのがもどかしくもありました。ただオナニーしに来たわけじゃないのに。「あのっ、触ってほしいです」「だめだ、もっとオナニーしてろ。まだイクなよ」と拒否され、「でもしてほしいです」とおねだりしていたのですが、「だったらどうしてほしいかもっとちゃんと言え」「はい、皆さんに見られながら、おチンポもお尻もいじめてほしいです。気持ちよくしてください」などと言ってるうちに、はしたないことを自分からお願いしているということに更に快感が高まり、チンポには軽く触れているだけなのに結局「あっ、だめ、出ちゃいます、いく、いくっ」と、そのままいってしまいました。
いってしまうと、連れてきたカップルはちょっとがっかりした感じでまた倉庫に戻っていきました。落ち着いてくると同時に、命令を守れずいってしまった、殴られたりしたらどうしよう、と怖くなってきたのですが、おじさんは「なんだ、持たなかったんか」と言うなりしゃがみこんで、まだ精液のたれているおチンポをくわえ、精子をずずっと音を立ててすすりました。
びっくりしたのと敏感になってたので腰を引いてしまったのですが、おじさんは立ちあがって「まあまあよかったぞ。またこいな」と言って去っていきました。気持ちよかったのですが、怒られずに怖い時間から解放されたことの安堵感が勝っていて、とにかく服を着て、おじさんにまた会わないように気をつけて駐車場に戻りました。
その後しばらくは、このことを思い出してオナニーしていました。どちらかというとゲイというよりMの快感に目覚めたということかもしれませんが、おじさんの乱暴な愛撫や言葉責め、その上で最後に自分の精液を味わってくれて(おそらく)満足してくれたようだったことなどが、ご褒美のように嬉しい快感となっていました。SMの経験も興味もなかった私ですが、痴漢されることを楽しんでるうちに、自分はすっかりMになっているんだなと実感したのでした。残念ながら?それきりこのおじさんとは会えませんでした。