えろくない話ですが…
僕はずっと幼稚園から一緒にいた幼馴染みの敬太に恋をしています。
敬太はやんちゃで愛嬌のある性格です。
対して僕は地味で目立たないタイプでした。
でも敬太はそんな僕にも声をかけてくれて親しくしてくれました。
恋だと自覚するようになったのは中学生の頃です。
僕は中2の頃に先輩から酷いいじめにあってました。
陰でいじめられていたため誰にも話すことができませんでした。
そんな辛い日々をすごしていたある日
敬太から一緒に帰るか、と声をかけられ一緒に帰ることになった。
帰り道の途中、僕がいじめられている先輩とすれ違った。
先輩「おい、今日コンビニ来いよ!」
僕(うなずく)
敬太「知り合い?」
僕「…まぁ、そんな感じかなぁ」
敬太「…ふーん。」
帰り道、敬太との久しぶりの会話がすごく楽しかった。
そして僕は途中コンビニへ寄り、そこで敬太と別れた。
15分くらいすると先輩が来た。
先輩「んじゃ、今日もゴチなるわぁ」
僕「はい。」
僕がそのままコンビニに入ろうとすると
後ろから肩を掴まれた。
僕(あぁ、また殴られる…)
敬太「やめとけよ。」
先輩の手だと思っていたが振り向くと敬太がいた。
僕「っ!?」
先輩「なんだよ、すっこんでろ」
敬太「…自分の飲み食いするもんぐらい後輩にたかってないで自分で払えば?」
先輩「お前まじむかつくな」
先輩は敬太の胸ぐらを掴んだが人通りも多く、すぐ手を離して帰っていった。
敬太「部活の先輩からさぁ、お前がいじめられてるって聞いたんだよね。」
僕「ごめん、ありがとう。助かった。」
敬太「お前俺んとこの部活入れ!マネージャーでもいいし。そしたら帰りも一緒だしいじめられねぇだろ!」
僕「そんな急な…」
敬太「なら明日からまたいじめられんのか?お前が部活はいるんだったら俺がアイツ(先輩)から守ってやる。」
僕「ほんとに守ってくれるんだったら入る。」
その言葉の通り敬太はずっと守ってくれた。
僕はその優しさに惚れてしまった。