名古屋の映画館で初めての男性体験をした、そのしばらく後のこと。
GWの週末、仕事のついでで浜松に来ていた俺は、ネットで情報を得た映画館に行こうと足を向けた。
そこは女装やゲイのハッテン場になっていると言う。
露出趣味のある俺は、普通のジーンズの下にストリングの下着を着け、ホテルを後にした。
古いポルノ映画館は、すぐに見つかり階段を昇る。
入場料を支払い、辺りを見わたした。
入ってすぐにホールがあり、その脇に客席への入り口がある。
入り口の反対側には階段があり、そこは三階の休憩室につながっているようだ。
取りあえずは、とまずは客室に。
結構広い室内に、客の姿はまばらだった。
見るとスクリーンの前の列には、リクライニングシートがある。
ゆっくりとリクライニングシートに腰を下ろし、映画に目をやる。
ほどなく、隣のシートに人影があらわれ、俺の太ももに手を置いてきた。
優しそうな目をした初老の男性だ。
下着が股間に食い込む感触に、俺の下半身は既に硬くなっている。
男は俺の股間に指を置き、ゆっくりとこすり上げた。
「……んっ」
鋭く走る快感に、思わず声が漏れる。
俺の反応に気をよくしたかのように、男の手は大胆に俺の下半身を動き回る。
ベルトを外され、ズボンの前を開けられる。
露出したエロ下着の中には、いきり立ち濡れたペニスが頭を突き出していた。
亀頭をなで回され、思わず腰が動く。
「凄く感じてるね、いやらしい子だなぁ」
男はかさにかかったように、下着越しにペニスをしごき上げた。
「は……ああっ……」
亀頭の先から先走りがとめどなくあふれ出す。
男は下着に手を突っ込み、指で柔らかくアナルを撫でた。
「あ……そこは……」
「ここも感じるの? 後でいっぱい舐めてあげるね」
「そ……そんな……ああっ!」
下半身からとめどなく送り込まれる快感に、俺は思わずのけぞった。
いきり立ったペニスはそのままに、男の手は俺の服をはだけさせ、
すっかり勃起している乳首をいじりだす。
アナルと乳首、両方の刺激に、俺のペニスはビクンビクン脈動した。
「気持ちいいの? じゃ、一度出そうか」
言葉と同時に、男は乳首から手を放し、ペニスを握りしめる。
「はぅッ」
そのまま、手のひらに力を込め、一気にしごきだした。
にちゃ、にちゃと先走りの液がいやらしい音を立てる。
「ああ……ダメ……」
このままじゃ、出ちゃう……まだ、イきたいくない。
俺はとっさに、男の手首を掴み、口を開いた。
「ご、ごめんなさい……まだ来たばかりだからイきたくないんです……」
男は納得したように小さく首を振り、俺の体から手を放した。
ビクンビクンとペニスが勝手に動いている。
ズボンを半ば脱がされ、乳首も露わにしたままで俺はしばらくの間荒い息をついていた。
「そう、それじゃ、また後でね」
言うと男は席を離れた。
俺は息を整えながら、服装の乱れを直す。
そう言えば、三階には休憩室があるんだっけ。
一度覗いてみようか。
俺は客席を後にし、ホールに出た。