連休初日、一ヶ月ぶりにする男とのセックスは、いつもの通りのハードでなSMプレイで始まりました。
麻布にあるSMホテルで親父二人に疑似監禁されてこれから責められる自分を想像するだけで破裂しそうな程ぺニスが硬くなるのが解ります。
やはり僕はどうしようもない変態であることを思い知らされます…
全頭マスクで視界を封じられているのでこれから僕の身体を蹂躙しようとする二人の親父達の姿は見ることが出来ません…
聞こえるのは僕自身の身体を伝い響く、お腹の中に埋め込まれた二つのローターと一本の太いバイブの無機質な振動音だけでした。
身をよじると肌に食い込む様にわざと小サイズな革の拘束具は新品で二人の親父達が購入したものでした…
僕はまるで達磨、革製の拘束具によりギチギチに胡座形に固定された僕は「肉の達磨」でした…
――――――――――
僕が親父達に呼び出されたのは連休の初日でした。ここ一月強の間、「僕の主である親父の内の一人」から何度か呼び出しはありました…
しかし運良く就職が決まり、試用期間中であった僕は誘いのメールをお断りし続けていました。
もう学生ではないし、自分の倍ほど歳の離れた親父と背徳的ホモセックスを続ける自分の将来が不安だったからです。
調教の誘いを断るだけでなく「就職を機会にもう関係を切りたい」と伝えていました…
しかし主からの返事は残酷なほど僕の本性を見透かした内容でした。
「いくら理性で抗おうとしてもお前の身体はもうノーマルには戻れないぜ。もう女とセックスする気にならねえだろう?お前はもう男にいたぶられながら犯されないと満足できない身体なんだよ」
全く返信しない僕に主は鬼畜のメールを続けて送信してきます…
「淫乱なお前のことだから、今は我慢していてもその内サイトで募集でもして探すんだろ?ホモ親父を。だが居るかな?俺と同じくらいお前の身体を分かる奴が」
なんにも返す言葉はありませんでした…それどころか主の言葉を読んで僕はぺニスを硬くしてしまっていました。
それを推察してか、主は卑猥な提案で僕の理性を狂わしてきます…
「お前を俺に売った男を覚えてるか?久しぶりにお前の抜き穴を使いたいみたいだから、俺とあいつの二人で責めてやるから。この世界はな、圧倒的にウケが多いんだ。俺と切れたらこんなこと出来ないぜ。」
僕は心の弱い人間です…
僕は卑しい人間です…
一度は決めた事なのに結局、肉の欲望には勝てませんでした…