もうずっと昔、30年以上前の中学生時代の話です。この時の事は今でも鮮明に覚えている思い出です。長文になります。
僕は、体格はガッチリして身長も高い方でしたが、気が弱く、内向的で友達もいませんでした。
中学1年生の冬頃には、すっかりいじめられっ子になっていて、特に部活でのイジメが酷くて堪えきれず、春休み中に大好きだったバスケも辞めてしまいました。
そんなおり、御坊ちゃま学校で有名な私立中学校に通っていた小学生時代の同級生の牧野が、新学年から僕の通う公立中学校に編入してきました。表向きは家庭の事情でした。実際は牧野も部活で酷いイジメを受けて、登校拒否になって学校を変わってきたということでした。
牧野と僕は小学生の頃は同じクラスになった事は無くて深く関わる事はありませんでした。なのでお互いの存在を知っている程度で遊んだ事はありませんでした。
そして二人ともそれなりに楽しい小学生時代を過ごしていました。それが中学校に入ったら二人ともいじめられっ子になってしまったのです。そんないじめられっ子同士という事もあってか、色々と気が合いました。その最たるものが趣味でした。
僕たちは勝手に「釣り部」と称して、二人で毎日のように近所の波止場で釣りをして、雨の日にはどちらかの家で仕掛けやルアーを作って遊んでいました。
そんな6月のある雨の日、僕と牧野が中学校でどれほど壮絶なイジメを受けていたかという話をお互いに告白しあいました。
その内容はよくある仲間外れや、度が過ぎた「からかい」やイタズラの標的といったもので、僕が受けていたイジメとほとんど似たようなものでした。
転校のきっかけを訊くと伏せ目がちになり、少しためらった様子で話してくれました。
「誰にも言ってない事があるんだ。翔太、誰にも言わないでくれるか?俺、すごい恥ずかしい事をされてたんだ。」
さほどの事じゃないと思い、軽い返事で返しました。
「もち、2人の秘密は守るよ。」
牧野は戒めるようにこわばった表情でいいました。
「もしこの話を誰かにしたら、もう俺たちは友達でいられなくなるけどいいね?」
そう僕に念押ししてから、彼は想像もつかなかった事を話し出しました。
「俺、華奢で女子みたいな顔だから、オカマって言われてたんだ。イジメで一番酷いのが、それなんだ。俺、男の先輩や同級生に女みたいにされてて、ずっと犯されてたんだ。」
確かに時田は細身の小柄で、色白の中性的な顔立ちでした。高校生になってロン毛にすると、女子に間違われてナンパされてたこともあるほどでしたので。
「犯されてたってどう言う事?」
「クリスマス会って話しで同級生の家に高等部の先輩たち含めて10人程が集まる事があって、女の子の服着て先輩の接待係をやれって事で無理やり呼ばれて参加したんだ。
誰かの姉ちゃんの服を着せられて、自分でスカートをめくってパンツを見せろとかって命令された。ちゃんと女らしく出来てないって事で、罰ゲームみたいな感じで無理矢理裸にされて、その流れで先輩たちにチンコをシゴかれて射精させられた。射精ってわかる?精子出す事だよ。」
「知ってるけど。。。」と取り止めない話しに驚きながら無表情で答えました。
「今度は精子を出した罰で全員の精子を出させるように言われて、そこにいる先輩や同級生のチンコを全員射精するまでシャブらされた。
ビデオも取られてて、拒否すると何されるか怖くて、それからほとんど毎日学校の帰りにそいつらの家に呼ばれて、毎日誰かにやらされてた。どんどんやらされる事はエスカレートして、先輩とはセックスするようになって、お尻の穴にチンコも入れられてた。で、終いには毎日学校から帰るのが遅すぎるって親に叱られた。
親は僕の下着がいつも汚れてる事を不審に思ってて、多分精子が付いてるってわかってたみたい。問い詰められて正直に全部話した。直ぐにパンツ上げるからお尻の中に出された精子がパンツに着いちゃうんだ。
それで親が激怒して、学校に相談しらイジメが余計に酷くなって、結局警察沙汰になって全員退学になった。その後色んな噂が出て、僕もいられなくなって転校したってわけ。」
僕が受けたイジメを遥かに超える壮絶な話しに、僕は掛ける言葉も見つかりませんでした。でも実のところ、話しを聞いているうちに、女の子っぽい牧野がそんな事をしてるところを思い浮かべて、張り裂けそうなぐらい硬く勃起していました。
「翔太、絶対に言わないよな。」
僕は聞いた話しが衝撃的で、声も出せず頷きました。
「何で黙ってるの?なんかやっぱり僕のこと汚いとか思ってる?」
「そんな事ないけど、めちゃくちゃびっくりした話しで、ちょっとショックを感じてる。そんな事されるなんて。」
「でもね、実はそうでもないんだよね。僕も初めは嫌だったけど、だんだん慣れてきて、相手が汚い奴じゃなかったら意外と平気になった。正直言うと気持ち良くって、やめられなくなってた。鑑別所送りになった奴等には悪いけど、本当は嫌がってるフリをして僕も楽しんでやってたような気がする。ホント、わけがわからなくなるほど気持ちが良すぎるんだ。翔太にもやってみようか?」
「いいよ。そんなの、恥ずかしいよ。」
「僕も恥ずかしい秘密を話したから、翔太も恥ずかしい秘密作ってよ。そしたら、俺も安心できる。それに絶対気持ちいいから。それでもやっぱり嫌?だって、僕の話を聞いてチンコ勃ってるでしょ。僕も隠さずに全部話したんだから、翔太も正直になってよ。」
僕は、そうしないと友達でいられなくなるような気がしてという立て前を頭の中に立てて、「わかった」と頷きました。
本当は牧野の話しに興奮していて、自分から「僕もしゃぶって欲しい」と言いたかったのが事実です。
「じゃあ、服脱いで。僕も裸になるから。」
牧野は、躊躇なく服を脱ぎ全裸になりました。パンツを脱ぐとまだ陰毛も生えきっていない小さなチンコが勃起していました。
「翔太、じゃあ舐めるね。」
牧野はそう言うと、僕のチンコを咥えこみました。とても熱い物にねっとり包まれる感じが気持ち良くてたまりませんでした。
2、3分だったと思います。あっという間に発射してしまいました。これが僕の精通というやつでした。
「どうだった?気持ちいい?」
「気持ち良すぎて頭が真っ白になった。」
「毎日気持ち良くしてあげるよ。」
しばらく、僕は放心して寝転がっていましたが、チンコはずっと勃起したままでした。牧野はそんな僕のチンコを弄びながら、乳首や首筋を舐めて、唇を重ねて舌を入れてきました。僕もそれに応じて舌を絡めました。
僕のファーストキスが友達の牧野というのは抵抗がありましたが、もう僕は興奮して夢中になってキスしていました。
そうしていると、だんだんキスにさえ感じてきて性欲が目覚めてきたのだと思います。それを察した牧野が僕の顔に跨ってチンコを近づけると、僕はそれを口に含み、牧野がしてくれたようにしゃぶりました。今度は、僕の股関に跨って勃起したチンコを自分のアナルに当てがって、ゆっくり、ゆっくり、少しづつ腰を沈めました。さっきとは違う暖かさに飲み込まれて、本能的に自然と腰が動き、牧野を下から突き上げていました。牧野は自分でチンコをしごいて僕の胸に精子を飛ばしてました。僕は腰を振り続け、牧野の中に2回目の射精をしました。何か特別な深い友情が湧き上がって来た様に感じ、嬉しい気持ちになって、精子まみれのまましばらくのあいだ牧野を抱きしめてキスをしました。
これが僕たちの秘密の関係の始まりでした。この後、僕は牧野のトラブルに巻き込まれて、僕まで同じような目にあう事になりました。